出張明けに降りた新宿三丁目
三日間の出張から戻った金曜、荷物をロッカーに放り込んだ時点で、まっすぐ帰る気は消えていた。新幹線の中でずっと肩が固まっていて、家に着いても寝られない類の疲れだった。
新宿三丁目のあたりは、金曜の夜になると人の流れが一気に太くなる。表通りは仕事帰りのスーツと飲み会前の集団で埋まっていて、そこを一本外れると急に照明が落ちる。その落差が好きで、東京に戻ってきた夜はだいたいこの辺りをうろついてしまう。
今回声をかけたのがナイトヴィーナスだった。この街には同じ業種の店が数え切れないほどあって、正直どこも似たような看板に見える。それでもここを選んだのは、サイトの見せ方に押しつけがましさがなかったからだ。派手な煽り文句を並べていない店の空気は、疲れているときにはちょうどいい。
駅から店までの十五分
デリヘルなので店舗に足を運ぶわけではなく、指定されたコンビニの前で待ち合わせる形になる。新宿五丁目のファミリーマート前。駅からは歩いて十分ちょっとで、地下から上がって明治通り側に抜けると、あとは一本道だった。
ただ金曜の九時前は歩道が詰まっていて、人をよけながら進むだけで背中が汗ばんだ。九月に入ってもまだ暑い。タクシーを拾うほどの距離でもないので、結局は歩くことになる。
案内までの流れと、部屋のこと
スタッフの対応はあっさりしていて、それが逆によかった。待ち合わせ場所に着いてから部屋が決まるまでが早く、余計なやり取りがない。到着から案内までの導線が整理されている店だと思う。
ホテルは近くのビジネスホテル寄りの一室で、正直に言うと狭い。ベッドとテレビでほぼ埋まっていて、荷物を置く場所を探して少し焦った。この辺りのホテルは全部そんなものなので、店の責任ではない。
コースは百分を選んだ。指名は写真から選ぶ形で、料金は基本のコース代に指名料と交通費が乗る仕組みになっている。無料で付けられるオプションが二つまであるので、初めてでも足し算がややこしくならない。
部屋に入ってから待った時間は五分ほど。この手のホテル街は道が入り組んでいて、店によっては道に迷った子が遅れてくることもあるが、今回はそれもなかった。
扉の向こうにいたかすみ
先に書いておくと、この日は当たりだった。
ノックの音がして扉が開いた瞬間、少し身構えた。写真がきれいすぎる子は、実物との差で気まずくなることがあるからだ。
結果から言うと、差はほとんどなかった。むしろ画面越しより実物のほうが柔らかい。女優さんみたいな整った顔立ちなのに、笑うと目が細くなって一気に距離が縮まる。ネットに上がっている写真だけで判断していたら、この笑い方までは分からなかったと思う。
身長は百六十八あって、ヒールを脱いでもこちらとほとんど目線が同じだった。手足が長い。それでいて胸まわりだけがはっきり主張していて、バランスとしては珍しい部類だと思う。細い体に無理やり乗っている感じではなく、肩から胸への線がなだらかに続いていて、脱いだあとのほうが説得力があった。露出の少ない服で来ていたので、最初は分からなかった。
話し始めると、時々関西のイントネーションが混じる。「電車、めっちゃ混んでました?」と聞かれて、出張帰りだと答えたら、そこからアニメの話に流れていった。二十三歳で、休みの日はゲームばかりしているらしい。この子といると落ち着くな、と思ったのはこのあたりだった。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★☆
静かに始まった百分
シャワーの前に、まず座って少し話した。急がない子だった。こちらが疲れているのを察したのか、いきなり脱がせにかからず、肩に手を置いてくる。首の後ろを軽く揉まれた時点で、こちらの目的が半分は達成されていた。
これは正直、助かった。
密着している時間が長い
ベッドに移ってからも、その調子は変わらなかった。とにかく体をくっつけてくる時間が長い。腕を回して、脚を絡めて、そのまま何もしない時間が普通にある。肌の温もりだけが伝わってきて、仕事の疲れが溶けるというのはこういう感覚を言うんだと思った。
触れ方も強くない。指先で撫でるような触り方をずっと続けてくる。フェザータッチが得意だと本人が言っていたが、たしかにそこは分かりやすく上手かった。まじで眠りかけたくらいだ。
その先の流れと、どこまでが通ってどこで線が引かれるのかは、限定エリアのほうに全部書いた。
また新宿に戻る理由
終わってからも十分近く雑談していた。帰り際に「次は出張の前に来てくださいね」と言われて、そういう気の回し方をする子なんだと思った。
ホテルを出て、そういえば夕飯を食っていないことを思い出し、深夜までやっているラーメン屋に寄って帰った。スープを飲みながら、肩の固さが取れていることに気づいた。テクニックがどうこうより、この温度に金を払っている感覚に近い。
また東京に戻る金曜があれば、たぶん同じ店を選ぶ。