三日通った街で、最終日だけ寄り道した
池袋の客先に月曜から缶詰めだった。社内では「都内出張」で処理されるけど、朝イチの電車で通うだけの三日間はもう出張でいいと思う。土地勘もないし。
水曜の夕方、最後の打ち合わせが押して外に出たら十九時を回っていた。梅雨明け直後の生ぬるい風で、シャツが背中に張りついていた。
まっすぐ帰る気にはなれなかった。
西口(北)の20aを出てから
池袋駅は出口の数がとにかく多くて、案内板を二回見直した。北口方面の地下通路をまっすぐ歩いて20aから地上に出ると、もうホテルの看板が固まっている。そこから先は迷いようがなかった。歩いて五分もかからない。
ただ、地上に出てすぐ客引きに二回声をかけられたのは正直うっとうしかった。
部屋に着いて、電話をかけた
手前の一軒は満室で、その隣に入った。壁紙は少し古いけど掃除は行き届いていて、シャワーの湯量も十分だった。エアコンだけが妙にうるさくて、これがあとで会話の邪魔になる。
電話をかけたら受付の人は落ち着いた声で、部屋番号と時間の確認だけして三十秒で切ってくれた。営業トークがゼロなのがありがたい。到着まで四十分と言われて、その通りに来てくれた。
言われた通り、先にシャワーを浴びて歯を磨いて待っていた。
ドアが開いた瞬間の、声
「こんばんはー、お待たせしましたっ」
声が明るい。ドアが開いて三秒で、その日ずっと肩に乗っていたものが少し軽くなった。
Fカップと聞いていた通り、細めの体に胸だけがしっかり主張している。少し日に焼けた肌で、笑うと目が細くなるタイプ。写真の印象とほぼ同じで、いい意味で裏切りがなかった。年齢は聞いていたより少し上に見えたけど、その落ち着き方のほうがこっちには合っていた。
部屋に入って靴を揃えて、上着をハンガーにかけて、それからこっちに向き直る。この一連の動きに雑なところがひとつもなかった。こういう子といると落ち着く。
ルックス ★★★☆☆
スタイル ★★★☆☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
九十分、何をされていたか
「シャワー、もう浴びてくれてるんですよね。じゃあ、このままいっちゃおっか」
座る間もなくベッドに引き寄せられた。省略できるところは全部省略する子だった。
最初は唇を軽く合わせるところから。相性を確かめるみたいな触り方で、そこから舌が入ってくるまでが早かった。キスがNGかどうかを気にしていた自分がバカらしくなるくらい、向こうから深く来る。首筋、耳の後ろ、鎖骨と順番に降りていく間も、手はずっと腹と太ももを行ったり来たりしていた。
胸は好きにさせてくれた。「そこ、強くしても平気だよ」と言われて力を入れても、嫌がるどころか背中が浮く。柔らかさの割にちゃんと戻ってくる弾力があって、揉んでいる側が飽きない。乳首を舐めるとビクビク反応が返ってきて、そのたびに小さく笑う。
フェラは、想定の三段くらい上だった。
唾液を溜めてから、ゆっくり奥まで入れる。喉に当たったところで止めて、そのまま数秒。戻すときに舌が裏側を撫でていく。ぬるぬるした感触が途切れないように口を離さないから、いつまでも同じ温度が続いた。途中で自分から喉に押しつける動きもあって、そこでやばい、と本気で思った。
「今出したらもったいないよ」
こっちの反応を見ながら、勝手にペースを落としてくれる。この加減が上手い。
お返しに全身を舐めていくと、触っていないうちからもう濡れていた。ご奉仕しているだけで濡れる、というのはどうやら本当らしい。指を入れると確かに緩めで、締めつけで気持ちよくなるタイプではない。ただ中の反応がいちいち素直で、押す場所を変えるたびに声が変わるのが面白かった。匂いも味も全くなくて、そこは衛生管理がきちんとしている店だと思う。
ひとつだけ引っかかったのは、途中で手を使われたときの力加減。少し強くて一瞬こっちが引いた。伝えたらすぐ緩めてくれたので実害はない。
そのまま流れで、こっちが何も言わないうちに上に乗ってきた。ゴムを取りに行く素振りもない。「え、いいの」と聞いたら、笑って「今日はいいよ」とだけ返された。
入る瞬間まで一切間が空かなかった。ぬるっと最後まで沈んで、そこから腰が動き出すまでも早い。緩いと言っても中が動くので、こすれる感じよりも包まれている感じのほうが強い。汗が落ちてきて、それを拭かずに続けるところが妙に生々しかった。
途中で下になって、こっちが動く形に変わった。耳元で「そのまま出していいよ」と言われて、まじで一瞬考えたけど、もう止められない。抜かずにそのまま最後まで。
終わったあとが良かった。すぐには離れずに、しばらく横で腕を抱えたまま「お仕事おつかれさま」なんて言ってくる。汗を拭いてくれて、ペットボトルの蓋を開けて渡してくれた。この五分だけで、三日間の資料作りが全部どうでもよくなった。仕事の疲れが溶けるというのは、たぶんこういうことだ。
片付けながら池袋の話を少しした。どのホテルがきれいでどこが混むか、ここは駐車場があるとか、そういう実務的な情報を教えてくれる。土地勘のない側にはこれがいちばん助かった。
見送ったあと、結局まっすぐ帰る気にならなくて、駅前で普通の醤油ラーメンを食べてから電車に乗った。汗をかいたあとの塩気が異常にうまい。
また池袋に用事ができたら、迷わず同じ番号にかける。三日間で唯一予定に入っていなかった時間が、いちばん記憶に残ってしまった。
この子の名前と、指名するときの具体的な段取りは有料エリアに置いておく。