火曜の午後、半休を取った。月末の締めが思ったより早く片づいて、上司に一言だけ伝えて会社を出た。向かう先は決めてあった。川崎市、堀之内のソープ「パラダイス」。まりあを指名するのはこれで3回目になる。
三度目の火曜、仕事を抜けて川崎駅から歩く
14時すぎの川崎駅東口は、9月も下旬だというのにまだ暑い日だった。徒歩で十数分の道のりが、日差しのせいで倍に感じる。途中のコンビニで水を一本買って、半分くらい一気に飲んだ。
そういえば、1回目に来たのも7月の暑い日だった。あのときはフリーの40分で予約して、同じ道を汗だくで歩いた。駅前のラーメン屋に昼から行列ができていて、帰りに寄ろうと思ったまま結局寄らなかった。今日も同じくらいの列ができていて、横目で見ながら素通りした。
通っている理由は単純で、1回目にフリーで当たった子がよかったから。それだけ。
このお店、料金が安い。一番短いコースなら1万円を切るので、指名料の2,000円を足しても財布はそれほど痛まない。安い店にありがちな雑さも感じたことがなくて、受付のスタッフは毎回ていねいだった。フリーで入った日に時間の変更があったときも、向こうから先に謝ってくれた。こっちが遅れ気味だったのに、だ。安さで客を集めて接客は二の次、という店に何度か当たって懲りたことがあるので、ここはそういうところでちゃんと差がつく。値段のわりに、と言うと失礼だけど、値段以上のことを当たり前にやってくれる店だと思っている。
2回目は指名で入って、今回が3回目。前回は2ヶ月近く間が空いてしまって、部屋に入るまで「覚えてくれてるかな」と少し緊張していた。結局ちゃんと覚えていてくれて、それで気が楽になった。今回は受付で名前を言うのも、すっかり慣れたもの。
待合室では、前回と同じ席に座った。冷房が効いていて、ようやく汗が引いていく。テーブルの上にボディシートが置いてあったので、首と腕を拭かせてもらった。こういう細かい気づかいがある店は、それだけで印象がいい。
5分ほどで呼ばれた。
階段の上で待っていた、まりあという人
最初に目に入ったもの
案内されて階段を上がると、踊り場の先でまりあが待っていた。
写真より綺麗、というのは1回目のときにも思ったことで、3回目でもそれは変わらなかった。目鼻立ちがはっきりしていて、少しハーフっぽい顔をしている。33歳と聞いていなければ、もっと下に見ていたと思う。前回は髪を下ろしていたけど、今回は後ろでひとつにまとめていて、首すじが出ていた。
胸元にはどうしても目が行く。Fカップと書いてあるのは嘘じゃなかった。服の上からでも形がいいのが分かる。
手のひらと声の温度
「久しぶりですね」
そう言って、自然に手を取ってくれる。指がやわらかくて、もちもちしている。汗だくで来た自分の手が恥ずかしくなって、思わず「ごめん、外が暑くて」と謝った。
「大丈夫ですよー。今日ほんと暑いですよね」
しゃべり方がとにかくゆっくりしている。語尾がふわっと伸びて、こちらの急いだ気持ちまで少しずつ落ち着いていく。1回目はこのおっとりした感じに「この子で大丈夫かな」と思ったのを覚えている。それが間違いだったと分かるのは、部屋に入ってからだった。
三回目にだけ見えてきたもの
部屋に入ると、まずはどうでもいい話をした。最近読んでいるマンガのこと、夜中にゲーム実況を流しっぱなしにして寝落ちすること。好きな食べ物を聞いたら、お寿司とフルーツと、なぜかグミだった。前回もグミの話をした気がする。
1回目の彼女は、こっちに合わせてくれている印象が強かった。2回目で少しだけ素が見えた。そして3回目の今日、おとなしそうな顔のまま、ねっとりと距離を詰めてくる彼女がいた。
おっとりしているのは話し方だけで、中身はまったく違う。そこから先の40分、何がどういう順番で起きたかは、ここには書かない。
今回のまりあを、3回ぶんの記憶と合わせて採点しておく。
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★☆
おっぱい:★★★★★
アソコ:★★★★☆
感度:★★★☆☆
性格:★★★★★
ドアが閉まったあとで
終わったあと、しばらく腕枕をしたまま天井を見ていた。時間が短いのがちょっと惜しかった。見送りのとき、彼女は「次はもっと長いのにしましょ」と笑った。
外に出ると、日差しはまだ強いまま。帰りは駅まで歩いて、今度こそラーメン屋に並んだ。十五分待って食べた一杯は、まあまあだった。
やばい、また来月も来る気がしている。仕事の予定表を開いて、次の半休をいつにするか電車の中でもう考えていた。
部屋の中で3回目にようやく見えたものは、限定エリアに書いておく。