松戸行きの常磐線に乗るのが金曜の習慣になった
金曜の夜、上野で各停に乗り換えて松戸まで。三回目ともなると、改札を出てからコンビニに寄る位置まで固定されつつある。
初回は完全に思いつきだった。二回目は出勤表を見て予定を合わせた。今回は先に日を押さえて、そこに仕事のほうを寄せている。順番が逆になっている時点で、まあ、そういうことなんだと思う。
ついでに言うと駅前が工事だらけで、前に使った抜け道が塞がっていた。おかげで五分ロスして、部屋に入る直前まで小走りだった。八月の湿気の中で走るもんじゃない。
指名は裏切らない。裏切るのはいつも松戸駅前のほうだ。
扉が開くまでの数十秒が毎回いちばん長い
白いレースと、伏せたままの目
ノックの音が小さい。開けると、半歩下がったところに立っていた。前回はワンピースだったけど今回は薄手のニットで、腕にカーディガンをかけている。この時期に。
「お久しぶりです」と言いながら、視線は床のあたりにある。目を合わせるまでに一拍あるのは初回から変わらない。慣れているようで慣れていない、この感じが好きで通っている。
照明を一段落とすと、白い肌と下着のレースだけが浮いて見えた。
思っていたより体温が高かった
荷物を置かせて、手を引いてベッドの縁に座らせる。手のひらがじっとり湿っていて、思っていたより熱い。緊張なのか、駅から歩いてきたせいなのか。
前回は肩に触れた瞬間に一度固まったけど、今回は自分から寄りかかってきてくれる。三回目でようやく本領発揮、と言うと大げさだが、入り口にあった壁は確実に消えていた。
二時間、ほとんど会話をしていない
シャワーは一緒に。狭いユニットバスで背中を流してもらいながら、鏡越しに目が合って、そこで初めて笑ってくれた。前回はここで「熱くないですか」しか喋らなかったのに、今回は自分から先週の話をしてきた。音楽が好きらしく、行きそびれたフェスの愚痴を延々と聞かされた。こちらは相槌しか打っていない。
部屋の空調が効きすぎていて、濡れたまま出ると寒い。タオルを二枚持ち込んだのは正解だった。ちなみにこのホテル、壁が薄いうえに廊下の自販機がゴロゴロうるさい。安いから文句は言えないが。
ベッドに戻ってからは早かった。仰向けにさせて、首筋から鎖骨、そのまま胸へ。性感帯を本人に聞いたことはないが、触っていれば分かる。指が触れた瞬間に呼吸が変わって、腰がビクッと浮いた。前回はここまで露骨ではなかった。
「そこ、弱いです」
本人が言うので、しばらくそこだけ。舌でなぞると太ももに力が入って、シーツを掴む音がする。声を我慢するタイプらしく、口元を手の甲で押さえている。押さえきれずに漏れるほうの音が、正直きつい。
下に手を伸ばすと、もうぬるぬるだった。指を沿わせるだけでビクビク跳ねる。ここは初回から一貫していて、この人は本当に濡れやすい。ただ、こちらが少し強くすると眉が寄るので、力加減は最後まで探り探りだった。三回通っても正解が分かっていないのはここだけ。
入れ替わって、今度は向こうの番。
まったり系のフェラが売りだというのは初回に確認済みで、速さで押すタイプではない。ひたすら遅い。根元から先まで舌を往復させて、頬の内側で締めて、また戻る。目線を上げてこちらを見ている間だけ動きが止まる。この止まっている時間が長い。まじで長い。
二回目までは「上手いけど淡々としているな」という印象だった。今回は明らかに違って、途中から向こうの呼吸のほうが乱れている。空いている手で自分の胸を触っていた。演技だったのか、どうなんだろう。演技にしては手つきが雑で、雑なほうがこちらとしては信用できる。
「もう無理です」と一度離れて、そのまま抱きついてきた。汗で前髪が額に張り付いていて、そこを直してやると照れて笑う。この顔は初回には出してくれなかった。
そこから先の流れは限定側に回す。
終わったあとは二人で天井を見ていた。時計を見たら、まだ二十分残っている。前回は時間ぴったりに終わってバタバタと部屋を出たのに、今回は余りが出た。段取りが良くなったというより、無駄な会話が減っただけだと思う。
残りの二十分は、腕枕したまま音楽の話。フェスの愚痴がまだ続いていた。
エレベーターの前で靴を履き直していた
先に出てもらって、少し遅れて廊下に出たら、まだエレベーターの前で靴を履き直している。「見送りいらないですよ」と言われたが、結局一階まで一緒に降りた。
外は相変わらず蒸していて、駅までの数分で背中が汗だくになった。帰りの常磐線の中で、次はいつにするかもう考えている。
この日は上野で乗り換えずに日暮里で降りて、汁なし担々麺を食べて帰った。よくない習慣だと思っている。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
部屋で最後まで何がどうなったのか、料金の組み立てや予約の取り方まで含めた実際のところは、限定エリアに置いておく。