蝉の声が消えた週の、平日の昼
木曜の午後、駅の階段を上がった瞬間に汗が噴き出す暑い日だった。打ち合わせが一件飛んで、三時間ぽっかり空いた。
鶯谷に着いたのが13時前。コンビニで冷たい茶を買って、歩きながら電話をかけた。同じ子を指名するのはこれで三度目になる。
前回は日曜に無理やりねじ込んで、待ち時間が四十分あった。今日は五分で枠が取れてしまった。
正直、二回目までは「悪くはない子」くらいの評価で止まっていた。3回目でようやく本領発揮というのを、この日に思い知ることになる。
部屋のドアが開いたとき
日焼けの跡と、まつげの角度
ホテルは前と同じところにした。部屋は狭いが清潔で、ただエレベーターが一基しかないせいで上がるまでに三分待たされる。そこだけは毎回いらつく。
ノックの音がして開けたら、前回よりも肌がはっきり黒くなっていた。「焼きすぎちゃって、恥ずかしいんだけど」と本人は気にしていたけれど、こっちからすると悪くない。肩に水着の跡が残っていて、そこだけ白い。
ギャルっぽいメイクなのに、まつげの角度だけ妙に几帳面だった。ギャルのまま所帯を持った人、という空気がある。
肩に触れてわかったこと
シャワーの前に少しだけ座って話す。前回は間が持たなくて天気の話でごまかしたのに、今回は座った時点で肩が触れていた。
手を置いたらそのまま体重を預けてくれる。外の暑さを持ち込んだままの体温で、腕の内側だけがひんやりしていた。
指名は裏切らない。こういう瞬間のことを言うんだと思う。
90分のあいだに起きたこと
シャワーは一緒に入った。前回は「先に入ってて」と言われて別々だったから、この時点で流れが違う。背中を流す指の力加減が弱くて少し物足りなかったが、そのぶん時間はかけてくれる。
「今日ほんと暑かったでしょ」と首筋に湯をかけられて、そこで肩の力が抜けた。
ベッドに戻ってからは、こっちが何かする前に始まっていた。即尺のオプションは付けていない。付けていないのに、タオルを外した流れでそのまま口に含まれる。
テク自体は平均点だと思う。喉の奥まで使うタイプでもないし、派手さもない。ただ止めない。息継ぎのたびに一度だけ目を合わせてきて、また戻る。それを延々やられていると、平均点かどうかはどうでもよくなってくる。
裏返されてからが本番だった。前回はここを軽く流されて終わったのに、今回は尻を抱えたまま時間をかけてくる。ぺろぺろ舐めて済ませるやり方ではなく、ねっとり押し付けてくる。まじで腰が浮いた。
三度目にして、ようやく手を抜かない相手だと分かった。
こっちが起き上がって責めに回ると、反応が分かりやすい。乳首を舌で転がした瞬間に背中がビクビク跳ねて、声を抑えようとして失敗している。「そこ、ずるい」と言われたので、そのまま続けた。
備え付けの電マを持ってきたら、露骨に嫌がる素振りを見せてから自分で脚を開いた。当てて数十秒でシーツが濡れる。出るタイプだという話は二回目のときに聞いていたが、実際に見たのは今回が初めてだった。
そこから先は、正直あまり順序を覚えていない。
横になって抱き合っている流れで、こっちが何も言わないうちに生のまま入っていた。前の二回は最後までゴムがあったので、これは想定していなかった。
途中で一度だけ動きを止められて、耳元で「今日は大丈夫な日だから」と確認される。頼んだ上で、そのまま中で終わらせてもらった。二度目までの自分だったら、たぶんここまで来られていない。
終わったあとの処理も雑ではなくて、こっちが動く前に拭いてくれる。ただ、シャワーに入り直したところで残り時間が十分を切っていたのは惜しかった。90分は足りない。
タクシーを待つ十分間
着替えてから、部屋の入口で少しだけ話した。次の出勤の話と、この暑さだと日焼け止めが効かないという愚痴。
下まで一緒に降りて、タクシーが来るまで並んで立っていた。「次も指名してね」と言われて、しますとしか答えようがなかった。
四度目の予約は、その週のうちに入れている。
メモ代わりに残しておく。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★☆☆☆
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★☆
この子の名前は有料エリアで。頼み方と、平日昼の枠の取り方もそっちに書いた。