千束四丁目まで歩いた火曜の午前
火曜の午前、三ノ輪の駅から歩いて吉原へ向かった。九月も下旬だというのにまだ暑い日で、千束四丁目に着く頃にはシャツの背中がべったり貼りついていた。
目当ては白夜。入口から受付までの空気がきちんと整っている店で、黒服さんの言葉遣いは丁寧、待合室も朝の掃除が行き届いているのが一目で分かる。こういうところで手を抜かない店は、女性の側も落ち着いて働けているんだよな。
30歳の比留川ゆうさんを選んだのは、写真の顔立ちと、プロフィールにあった「筋トレ歴11年」の一文が引っかかったから。若い子には興味がない性分で、30代の入口に立った女性がどう仕上がっているのかを、この目で確かめてみたかった。
30歳を熟女と呼ぶかどうかは、正直まだ迷っている。
余談だが、駅前のコンビニで買った水は店に着く前に飲み干していた。遠いとまでは言わないが、この季節に徒歩はちょっと無謀だったかもしれない。受付で汗を拭きながら名前を告げるのは、いい歳をして少し恥ずかしかった。黒服さんが何も言わずに冷たいおしぼりを出してくれて、ようやく息が整った。待合室のソファに沈んで、壁の時計を見ながら呼ばれるのを待つ。この数分がいちばん落ち着かないのは、何度来ても変わらない。
比留川さんに備わっていた三つの力
目線と笑い方に出る色香
待合室から呼ばれて、廊下で対面した瞬間にまず目が合う。白いドレスに、緩く巻いた髪を片側へ流している。有名なアイドルに似ていると言われる顔立ちだが、近くで見るとそれよりも、口角の上げ方に余裕があるのが印象に残った。
大人の色気ってのは、見せようとしている部分より、見せる必要がないと分かっている部分から出るものだと思っている。比留川さんは後者だった。
体のほうは、Iカップの胸と引き締まったウエスト、それに筋トレで作り上げたお尻。ドレスの上からでも張りが分かって、階段を上がる後ろ姿につい目がいく。むちむちとは違う、中身の詰まった丸みだった。
段取りの巧さ
部屋に入ってからの動きに迷いがない。荷物を受け取り、飲み物を出し、こちらが汗だくなのを見て先にタオルを渡してくれる。次に何をするか考える隙を与えないのに、急かされている感じは少しもしない。
最初に「ここと、ここはごめんね」と苦手な線を先に教えてくれたのも良かった。線がはっきりしているぶん、それ以外は安心して任せられる。年齢を重ねた女性ならではの仕切りの上手さだと思う。
話を覚えていてくれる人
会話は、こちらが話したことを拾って広げてくれるタイプ。仕事の愚痴をこぼしたら「それでどうなったの?」と身を乗り出してきた。適当な相槌じゃないと分かったのは、三つ前に話した電車の遅延の件を、あとで向こうから持ち出されたとき。
前職は大学生、趣味は筋トレ、最近は部屋に花を飾るのにはまっているそうだ。花の話をしているときの顔が、この日いちばん柔らかかった。
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★★(腰まわりの締まりが見事)
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆ 手入れが行き届いていた
感度 ★★★☆☆、背中だけは別格
性格 ★★★★★
ドアが閉まってから湯船の手前まで
最初の数分はキスから始まった。ドアが閉まるなり体を寄せてきて、服はほとんど脱がせてもらう形。お返しに彼女のランジェリーを外させてもらえるのも、こういう店らしい作法だ。
「汗かいてるから先に流そうか」と言われたのに、そのまま触れ合う流れになった。唇のねっとりした温度と、背中に回された手の力加減で、主導権がどちらにあるのかはすぐに分かる。責めるのが好きな人だ。マジで背筋が伸びた。
この先、ベッドで何があって、得意だというマットでどうなったかは、限定公開のほうに順番どおり書いた。一つだけ言うと、泡の感触がこれまで知っているものと違った。
名前も店も出しているので隠すことはあまりないが、流れの核心は読む人の楽しみとして取っておきたい。
大人の女性好きとして言っておきたいこと
30歳という年齢は、若さと余裕の両方がまだ手の中にある時期なんだと思う。比留川さんはそこを分かったうえで、体を鍛え、客の話を覚え、段取りを磨いている。
包容力が違う、と言うと年上女性の専売特許みたいに聞こえるが、彼女の場合は準備の量で包んでくる。
帰りは近くのラーメン屋に寄って、塩を一杯すすった。汗をかいた体に沁みて、店を出る頃には次の予定を考えていた。
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