鶯谷のホテル街で待った十五分
木曜の仕事帰り、上野で同僚とラーメンをすすってから、鶯谷まで徒歩で流れた。北口を出て線路沿いの坂を下りると、ホテルの看板がずらっと並ぶ。この街は何度来ても昭和の匂いが抜けなくて、妙に落ち着くんだよな。
鶯谷デリヘル倶楽部は、奥様系・人妻系を中心に揃えたデリヘル。先にホテルへ入って店に部屋番号を伝える、この界隈ではおなじみの流れだ。
指名したのはしのぶさん。三十歳。数字だけ見れば若い部類に入るが、大人の色気ってのは年齢の欄では測れない。店のプロフィールに並んでいた言葉がやけに熱っぽくて、逆に本人がどんな温度の人なのか、自分の目で確かめたくなったわけだ。
これが今回の舞台。
部屋は正直狭い。ベッドと二人掛けのソファでほぼ埋まっていて、荷物の置き場にも困った。
コンビニで買った水を冷蔵庫に入れ、テレビを消したり点けたりしているうちに、ノックが鳴ったのは20時を少し回ったころ。待ち時間はだいたい十五分だった。
奥様顔の下に隠れていた三つの層
品のいい佇まいと、スイッチの在り処
ドアの前に立っていたのは、落ち着いた色のワンピースに薄いカーディガンを羽織った女性。「お疲れさまです、しのぶです」と頭を下げる声が柔らかい。第一声で、あ、この人は丁寧な人だなと分かった。
顔立ちはおっとりしていて、清楚な奥様という言葉がそのまま当てはまる。写真よりほんの少しだけふっくらして見えたが、こちらとしてはむしろ抱き心地が良さそうで歓迎だった。精算もきちんと済ませ、靴を揃えてから部屋に上がる。こういう所作に年齢を重ねた女性ならではの落ち着きが出る。ただ、その品の良さの奥に、何かを抑えている気配があった。視線が合うたびに少しだけ頬が緩む。スイッチはどこにあるのか、探したくなる顔なんだよな。
口元と指先の運び
サービスの巧さについては、ここでは入口だけ書いておく。
キスの入り方は、最初こそ少しぎこちなかった。唇が触れて、一拍おいて、それから急にねっとりと深くなる。遠慮と欲がせめぎ合っているのが、唇から伝わってくる感じだ。指先もそう。こちらの腕や胸をなぞる触れ方が、最初は恐る恐る、途中から迷いがなくなる。この変わり目を見るのが、年上好きの一番の楽しみなんだと思う。
口の使い方は、正直かなりのものだった。どこまでどうだったかは、限定エリアに回す。
日本酒の話でほどけた肩
会話がとにかく心地いい。部屋に入ってすぐ、なぜか日本酒の話になった。こちらが好きな銘柄を挙げると「あ、それ冷やで飲むと美味しいですよね」と返ってくる。そこから女子アナの話に飛んで、気づけば十分近く笑っていた。
自分の話をするより、相手の話を拾うのがうまい。仕事で溜まっていた肩の力が、会話だけで抜けていく。若い子にはない魅力は、たぶんこういうところに出る。
そういえば、手を洗ってうがいをする間もずっと話の続きをしていた。そのくらい間が途切れない人だった。
好きな男性のタイプを聞いてみたら、少し考えてから「優しくて、気遣いできる人かな」と。月並みな答えなのに、言い方がやけに真剣で、こちらの背筋が伸びた。三十歳でこの受け答えができる人は、実はそう多くない。年齢を重ねた女性ならでは、というより、この人の性分なんだろう。
ソファの隣に腰を下ろしてから
話が一段落して、しのぶさんがソファの隣にちょこんと座った。少しいたずら心で腰のあたりに手を回すと、小さく「あっ」と声が漏れる。その一声で空気が変わった。
それまでの上品な奥様の顔が、すっと熱を帯びる。こちらを見上げる目が潤んでいて、「ちょっとだけ、くっついてもいいですか」と囁かれた。これはやばいな、と心の中でつぶやいたのを覚えている。
服の上から触れただけで、ビクンと肩が跳ねる。本人いわく、胸と背中が特に弱いらしい。受け身で、責められるほうが好きだとも言っていた。
ここで一度、深呼吸した。
ここから先の流れは、投稿者限定エリアにまとめた。
年上の女性が好きな人へ
見た目は清楚、話せば聞き上手、そして触れた瞬間に別の顔が出る。この落差がしのぶさんの一番の武器だと思う。包容力が違う、と素直に言える一人だった。
ルックス:★★★★☆
スタイル:★★★★☆
おっぱい:★★★★★
アソコ:★★★★☆
感度:★★★★★
性格:★★★★★
引っかかったのは、部屋の狭さと、写真との印象の差が少しあったこと。前者はホテル選びの問題で、後者も本人の良さを削るほどではない。次はもう少し広い部屋を取ろうと思う。
ベッドの上で何が起きたか、その後どこまで行ったか。その続きは限定エリアで。