長崎まで足を延ばした八月の出張
八月の第三週、月イチの福岡出張が一日だけ長くなった。金曜の午前で用事が全部片づいて、日曜の夜まで東京に戻らなくていい。博多のビジネスホテルで路線図を眺めながら、この二日をどう使うかを考えていた。
出張のたびに新規開拓をしているとはいえ、毎回博多だとさすがに引き出しが尽きる。
で、特急に乗って佐世保まで行ってきた。博多から二時間弱。指定席を取らずに自由席へ飛び込んだら、途中の駅から部活帰りの高校生が大量に乗ってきて、車内が一気に狭くなった。まあ、それも移動の一部だと思うことにした。
車窓の景色は大村湾に入ったあたりから急によくなる。海と山が交互に来る。東京の通勤電車で毎朝見ている灰色とは何もかも違っていて、この時点でもう来てよかったと思っていた。
佐世保を選んだのは完全に思いつきだった
ぶっちゃけ、最初は長崎市に行くつもりだった。ただ、市内のホテルが軒並み埋まっていて、空いていたのが佐世保だった。それだけの理由。
着いてから駅前をぶらぶらして、名物のバーガーを食べるつもりが行列を見て諦め、結局近くの店でラーメンをすすっていた。八月の佐世保はとにかく暑い。汗だくで店を出てホテルにチェックインし、シャワーを浴び終えたのが夕方の五時ごろだった。
そこからようやくスマホで店を探しはじめて、行き着いたのがラブチャンス佐世保だ。サイトで出勤表を見ていたら、はるのという子の枠が夜九時にひとつだけ空いている。眺めているうちに残り一枠の表示が出て、焦って予約ボタンを押した。東京だと当日夜の指名なんてまず取れないから、この身軽さは地方の強みだと思う。
はるのは想像していたより背が低かった
九時ちょうどにチャイムが鳴った。「こんばんはー、はるのです!」と入ってきた子は、写真で見るよりずっと小柄だった。プロフィールに154センチと書いてあるのは知っていたけれど、実際に横に立たれると本当に小さい。
顔は幼い。二十歳と聞いて納得する幼さなのに、白いシャツの下の体つきだけが明らかに大人で、そのちぐはぐさで最初の三十秒に持っていかれた。やばいな、と素で思った。
香水はほとんどつけていない。石鹸のにおいがする人が好きだと自分の紹介欄に書いている子が、自分でも石鹸のにおいをさせているのが妙におかしかった。
受付の事務を進める手つきが丁寧なのも印象に残っている。慌てず、雑にならず、こちらの顔をちゃんと見て話す。「お兄さん、東京から来たんですか? え、佐世保まで?」と、心底不思議そうな顔をされた。まあ、自分でもそう思う。
六項目の星取り
ルックス ★★★★☆ / 幼顔で目が丸い。派手さはないが、笑うと一気に華やかになるタイプ
スタイル ★★★★☆ / 154センチでウエストがきちんと締まっている。細いのに体温が高い
おっぱい ★★★★★ / おわん型で、横になっても形が落ちない。弾力の残り方がいい
アソコ ★★★★☆ / 締まりは標準的。ぬるぬるになるのが早い
感度 ★★★★★ / 触れた場所にビクビクと反応が返ってくる。声を我慢しない
性格 ★★★★★ / 人懐っこい。八十分のあいだ沈黙が一度もなかった
湯を張るあいだの雑談が長すぎた
浴室に移る前に飲み物を買い忘れたことに気づいて、下のコンビニまで走った。戻ったら湯船に湯を張ってくれていて、そのあいだ何を話していたかというと、彼女の趣味である車の話だった。二十歳の女の子から「マニュアル車に乗ってみたい」という単語が出てくると思っていなかったので、しばらく普通に盛り上がってしまった。そういえば読書も趣味だと書いてあった。
長崎の予選で上位に入っている子だと知ったのは、予約を入れたあとだった。そういう肩書きがつくと接客が雑になる子もいるけれど、この子にはそれが一切ない。
洗体はうまい。というより、洗い方に慣れている。泡を手のひらに広げてから背中に触れるまでの順番が決まっていて、力加減も自分で確かめながら変えてくる。「痛くない? もうちょっと強いほうがいい?」と何度も聞かれた。ここまでは、まだいちゃいちゃの延長という感じだった。
流れが変わったのは、湯船から上がってベッドに移ってからだ。
ここから先は無料で書ける範囲を超えるので、続きは限定エリアに置いた。
帰りの電車を一本早めようとして失敗した
終わったあと彼女を見送って、そのまま窓を開けて外の空気を吸った。八月の夜なのに、海が近いせいか博多よりずっと涼しい。翌朝の電車を一本早いやつに変えようと思って窓口に寄ったら、とっくに閉まっていた。券売機の前で十分ほど悩んで、結局そのまま元の券で帰ってきた。
ひとつだけ気になった点を書いておくと、時間の組み立てはこちら側でやらないといけない。彼女は基本的に受け身で、放っておくと会話がずっと続く。それが楽しいのは間違いないんだけど、八十分で頼んだのは物足りなかった。次があるなら最低でも九十分にする。
博多の夜は裏切らないとよく言っているが、たまには足を延ばしてみるものだと思う。
限定エリアには、シャワーのあとに起きたことを全部書いた。料金の内訳と、予約の取り方のコツも一緒に置いてある。