鶯谷に向かうまでに立てた仮説
八月最後の木曜、予定が一つ飛んで夕方がまるごと空いた。残暑がまったく抜けない暑い日で、駅を出た時点でシャツが背中に貼りついていた。こういう日にわざわざ動くのは体力的に不利だが、時間が空いたという事実のほうを優先した。
前から気になっていたのが、鶯谷を拠点にしている僕のぽっちゃり伝説というデリヘルだった。ぽっちゃり専門を名乗る店は関東にいくつもあるが、看板と実物の差がどれくらい出るかは店ごとにばらつきが大きい。仮説としては、専門を名乗っている店ほどその差は小さいはずである。今回はそれを一人ぶんのサンプルで確かめに行った、という位置づけになる。
サンプル数が少ないけど、方向性を見るだけなら一人で足りると考えられる。
対象に選んだのは、まゆという30歳の方。T161で126のJカップという数字が出ていて、これが実測なのか盛りなのかも同時に見るつもりだった。
僕のぽっちゃり伝説の待ち合わせで確かめたこと
到着から案内までにかかった時間
鶯谷はJRの駅を降りて北口側に出ると、坂を下ったところにホテルがまとまっている。徒歩で五分もかからない。電車を降りてから部屋に入るまで、実測で十二分だった。この動線の短さは、待ち合わせ型で遊ぶときの評価項目としてもっと重く見ていいと思っている。
部屋に入ってから到着まではおよそ二十分。18時台という比較的動きやすい時間を選んだのも効いていたはずだ。待っている間にやることがなくて、備え付けの冷蔵庫を意味もなく開けたり閉めたりしていた。
スタッフの受け答えは淡々としていて、余計な売り込みが一切なかった。「お時間になりましたらこちらからご連絡しますね」とだけ言われて終わり。この手の店は外れが少ない、というのが今までの傾向である。
指名まわりで把握できたこと
写真を見て選ぶ形が基本で、任せる枠もある。コースは短めの枠から用意されていて、今回は一番短いものを取った。刻み方が細かいので、平日の夕方に一時間だけ空いた、みたいな使い方と相性がいい。細かい内訳は限定エリアに回す。
店の話はこのくらいでいい。ここからが本題だった。
まゆの観察記録
写メ日記との差分
ドアを開けた瞬間に出た言葉が「まじで写真のままだ」だった。
パネルと実物の乖離は、この業界でいちばん再現性がある問題だと思っている。特にぽっちゃり系は角度と照明でどうにでも作れてしまうジャンルなので、事前の期待値はかなり低めに置いていた。結果としてその備えは不要だった。写メ日記に上がっている姿とほぼ同じ体型で、腕も脚もむちむちしている。抱き寄せたときの感触がもちもちしていて、これは静止画では絶対に伝わらない情報だった。差分はほぼゼロ、体感的にはむしろ事前情報のほうが控えめだったくらいである。
顔立ちは大人寄り。三十歳という年齢がそのまま出ていて、無理に若く作っていないところが好みだった。
六項目の採点
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
胸だけは満点を付けざるを得ない。Jという表記を半分疑っていたが、服を脱ぐ前の段階でもう判定が終わっていた。性格の点数が高いのは、次に書く理由による。
前半の流れだけ書いておく
60分という短い枠を取ったので、正直、事務的に進むだろうと予想していた。ここは仮説が外れた。
部屋に入ってすぐ「こんなに早く会いに来てくれるなんて嬉しい」と言われて、そこから五分ほど雑談になった。予定を切り上げてきた話をしたら、それだけで場の空気が緩んだ。短い枠の最初の五分を会話に使うのは効率が悪いように見えて、実際には残り時間の密度を確実に上げていた。数字に出ないぶん見落とされやすいが、ここは効いている。
シャワーまでの導線も自然で、こちらが立ち上がる前に先に動いてくれた。
そこから先、どこまでこちらの好きなように進められたのかは限定エリアに置く。
暫定の答えと、次に検証したいこと
看板どおりの体型が来るか、という当初の仮説については、少なくとも今回のサンプルでは成立した。
店ではなく箱のほうに不満が残った。取った部屋がやたら狭くて、ベッドの横をすり抜けるのに毎回気を使った。次は一つ上のグレードにする。
帰りに駅前でラーメンを食べたが、汗が引かないうちに食べたせいで味の記憶が曖昧である。そういえば店を出たときにまだ十九時台で、一日がまだ残っているのが妙に得した気分だった。
指名するときのコツと、当日どこまで進んだのかは限定エリアに書いておく。