23時40分、難波で足が止まった
木曜の残業明け。御堂筋線に乗ってそのまま帰るつもりだった。
なんばの改札を出たら雨で、傘は会社の机の下に置いてきていた。コンビニでビニール傘を買う踏ん切りもつかず、地下街をぐるぐる歩いているうちに、気づいたら店に連絡を入れていた。仕事で溜まったものを家まで持ち帰りたくない日というのが、たまにある。この日がそれだった。
普段は30分で十分な人間だ。それがこの日に限って80分を押していた。理由は今も自分で説明できない。
先に結論を書く。80分で22,500円、室料込み。この値段なら文句なしだった。
愛晃ビル3階、受付から部屋まで
エレベーターの前で5分
スピード難波店は浪速区難波中の雑居ビルの3階にある。看板が控えめで、入口を2回通り過ぎた。道に迷ったというより、探す気力が残っていなかっただけかもしれない。
ビルにエレベーターが1基しかなく、これがとにかく遅い。深夜に一人でボタンの前に立つ時間は、実際の分数より長く感じる。ここは正直、微妙だった。
受付は降りてすぐ。待合は椅子が数脚並んでいるだけで狭いが、ホテヘルなので座っている時間そのものが短い。スタッフは事務的すぎず、初めて来た客にも順を追って説明してくれた。写真を見て指名するか、その場でフリーにするか。この日は写真指名で入れた。
案内はスタッフが横についてくる形ではなく、部屋の場所を渡されて先に入る流れ。ホテルが店から歩いてすぐで、傘なしでも濡れずに着ける距離だった。人目を気にせずに済むのは、深夜でも地味に効く。
小柄すぎる19歳
ドアが開いて最初の一言が「……こんばんは」。それだけで終了だった。
ツンとしているというより人見知りなんだと思う。目も合わない。正直、この時点では外したかと焦った。
荷物を置く場所を聞かれて、その声がさっきの挨拶よりだいぶ高かった。緊張が抜けかけている合図だったのだと、あとから分かる。
T150。数字で見るより実物のほうが小さい。後ろをついて歩くと頭がこちらの肩より低い位置にあって、歩幅を合わせるのに気を使った。細いのに胸だけ完全に別枠で、抱き寄せるともちもちしていて、力を入れると指の第一関節まで沈む。Eという表記に嘘はなかった。体格とのちぐはぐさが、写真で見たときの印象を上回っていた部分だ。ここだけは指名して正解だったと部屋に入って30秒で分かった。
シャワーの前に少しだけ喋った。ここで印象が丸ごとひっくり返る。
よく笑う。しかも自分から話を振ってくる。「お仕事、何時までだったんですか」と聞かれて、つい溜まっていた愚痴をこぼした。今抱えている面倒ごとの話まで全部。それを茶化さずに聞いて、真面目に返してくる。19歳に人生相談している構図になっていて、途中で自分で笑った。まじで妙な時間だと思う。
「それ、たぶん向こうも困ってるだけだと思いますよ」と言われて、思わず黙った。適当に相槌を打って流す子ではない。ここで一気に距離が縮まって、シャワーに立つ頃には初対面の空気が完全に抜けていた。人見知りは最初の3分だけ、と覚えておけばいい。
入って最初の3分
段取りが想定と逆だった。
こちらが手順を確認しようとしたタイミングで、もう向こうが動き出していた。想定より2手ぶんくらい早い。初めてここに来る客なら、たぶん同じところで一度つまずく。
前半はこちらが攻める側に回った。反応にごまかしがない。後半で攻守が入れ替わり、希望を口に出して伝えると、その場所を狙って手が動く。この切り替えが早い。
途中で一度、こちらが止めをかける場面があった。段取りの話ではなく、単純に持たなかっただけだ。止めても不機嫌にならず、そのまま雑談に戻れるのが助かった。深夜に来る客の体力をよく分かっている。
軽く文句をつけるなら、途中の力加減が一定で、こちらの反応を見て変えてくる感じではなかった。19歳で入店したばかりならこんなものだとは思う。
深夜の難波でこの子を選ぶ理由
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
結局のところ、また来る。
段取りに無駄がない。受付から部屋まで滞りがなく、時間対効果が全てという基準で見ると、この店はかなり上に来る。19歳という数字だけで選んだわけではなくなった、というのが80分後の感想。
そういえば帰りに立ち食いのそば屋へ寄った。温まってから終電に飛び乗る。傘は結局コンビニで買った。
部屋の中で実際にどこまで進んだのか、そして指名するときに押さえておくことは、限定エリアのほうにまとめて置いておく。