オキニトークで一か月粘った話
俺は遊ぶエリアがだいたい大阪市の南側に固まってる。ミナミの熟女系は一通り回ったつもりやったのに、熟女家 ミナミエリア店 だけはなぜか今まで縁がなかった。
ちはやさんのページに行き着いたんは初夏や。顔写真より先にアピール文を読んで、旦那とご無沙汰やとか、家族が寝てからこっそりやってるとか、そういう文章の生々しさに引っかかってしまった。うちの嫁が同じことを書いてたら泣くけどな。そこからオキニトークでちょこちょこ言葉を交わして、実際に部屋で会えるまで一か月かかったわ。出勤が夕方から夜に寄っていて、俺の仕事終わりとどうにも時間が合わへん。「昼も出てくれませんか」と何回送ったか分からん。
店の場所は大阪市中央区。日本橋からなんばにかけてのホテル街が守備範囲のデリヘルで、自宅にも呼べるらしい。箱を持たへんぶん、部屋はこっちで先に押さえておく。地下鉄を降りて徒歩五分ちょいの、飲み屋と看板がごちゃっと並んだ通りを一本入ったあたりや。夕方でも人通りが多いから、ホテルの入口に吸い込まれるところを誰かに見られてる気はする。
案内の流れそのものはあっさりしてる。時間になったら本人だけがエレベーターで上がってきて、部屋の前で一回ノック。店の人間が付いてくるタイプやない。無料で付けられるオプションの幅がやたら広い店で、ローターも電マも言葉責めも、追加なしで頼める。3Pだけはコース料金が二倍、みたいな線引きになってる。
俺が入れたのは90分で13,000円。これに室料は別で、ホテル代が4,000円ほど乗った。ロングコース一択やろ、と普段は言うてる俺が90分で妥協したんは、この日は23時までしか出勤枠がなかったからや。
十八時のドアが開いた
八重歯で笑う人やった
八月の土曜。外はまだ明るくて、汗が引かへんくらい暑い日やった。18時ちょうどにノックが鳴る。テレビを消して、俺は玄関まで三歩で行った。
ドアを開けて最初に思ったのは「あ、写真と同じ人やけど、ちょっと違うな」やった。悪い意味やなくて、画面で見てた印象より一回り大きい。156cmの身長に対して上も下もしっかり肉付きがあって、むちむちという言葉がそのまま服の上から分かる。腹まわりも隠す気がない。写真の印象そのままの人が来ると思ってる人は、たぶん一瞬面食らう。俺はこの体型が好きなほうやから、玄関で普通にテンションが上がったわ。
笑うと八重歯が見える。本人が自分のチャームポイントやと書いてるやつで、実物のほうが可愛かった。現役で介護の仕事をしてると聞いていたからか、手の触り方が妙に落ち着いてる。35歳という年齢に対して、声だけやたら幼い。
ルックス ★★★☆☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★☆
シャワーまでの十五分
部屋は駅近のわりに狭い。ベッドと机で終わりみたいな間取りで、二人でうろうろすると肩がぶつかる。エアコンを一番下まで下げて、冷蔵庫に入れといた缶コーヒーを渡したら、両手で持って飲んでた。
座って少し喋った。趣味が読書やと聞いてたから、伊坂幸太郎の話を振ってみたら、そこから五分くらい止まらへんかった。ミステリーの犯人がどうのという話を、これから服を脱ぐ相手と真顔でやってる状況がまじで面白い。俺は高校から大学までラグビーばっかりやってて、本なんか年に一冊読むかどうかや。相槌だけ打ってたのがバレて笑われた。
「そろそろ流しに行きましょか」と手を引かれて、そこからは早かった。狭い洗い場で背中を流し合って、鏡の前でキスして、体を拭く前にもうベッドに転がってた。年齢差があるからどうかと思ってたけど、その心配はこの時点で消えてる。
ここから先は、正直そのまま書いたら健全に収まらへん。プレイの中身と、俺が受け取った言葉については限定エリアのほうに全部置いてある。
なんばの高架下を歩いて帰った
終わってから二人でもう一回シャワーを浴びて、着替えて、部屋を出るまで妙にのんびりしてた。エレベーターで下まで送って、外に出たらまだ蒸してる。
そういえば飯を食ってなかったなと気づいて、高架下でラーメンを一杯すすってから電車に乗った。汗をかいたあとに熱いもんを食う体力なら負けへん。
次に会うなら絶対にロングや。90分では足りひんかった、というのがこの日いちばんの反省点やったわ。ただし出勤の枠が読みにくいから、また一か月待つ覚悟はいる。