接待の下見で堺東に降りた日
金曜の午後、堺の得意先を回り終えたら手帳が丸ごと空いた。来期の接待で使える店を一軒ずつ確かめて回っているところで、その日の順番が堺東でしたね。
難波から南海で三十分弱。駅を出て商店街を抜けると、翁橋町のあたりは居酒屋と雑居ビルが交ざった、拍子抜けするほど普通の並びになる。夜は人が流れるが、昼間は静かで、スーツのまま歩いていても誰もこちらを見ない。取引先の事務所から歩いて十分という距離なのが、正直いちばん怖いところではありました。
選んだのは激安商事の課長命令 堺東店。名前だけ見ると完全にふざけているんですが、こういう看板を掲げている店ほど中の運用が固いことがある。
受付はビルの六階。エレベーターを降りた正面が扉で、廊下から中は見えない。待合はソファが二脚だけの部屋で、これは正直に書くと狭い。先客と鉢合わせたら気まずいだろうなと思いながら座っていました。ただしスタッフの対応がとにかく丁寧で、初めてだと伝えると、コースの紙を一枚ずつ指で追いながら説明してくれる。この手の説明を省かれると後で必ず揉めるので、ここは大きな加点。
案内は写真指名が基本で、出勤表から自分で選ぶ形。決めきれなければ店側に任せることもできます。総額は八千円から二万円のあいだに収まる設計で、短いコースなら本当に軽い。会計はカードも通りました。
接待向きか? で言えば、受付の速さと廊下の静けさは合格ですわ。待合の狭さだけは相手を選ぶ。
エレベーターの前で待っていたうる
顔を上げた瞬間
名前を呼ばれてエレベーターホールに出ると、女の子が先に立っていた。うる、と名乗った二十歳。
パネルだけ見て決めたので、期待値はかなり低めに置いていたんです。写真の写りがそこまで良くない。ところが実物は肌の白さがはっきり違っていて、149cmという背丈のせいで、こちらの胸のあたりから見上げてくる。栗色の髪を肩で切りそろえて、「はじめまして」と小さい声で言われた瞬間、こちらが先に緊張しました。パネルで損をしている典型でしょうね。
完全に予想が外れましたね。
加工が強めの写真を出す店だと思う。実物のほうが上、という順番に当たったのは久しぶりでした。
ホテルまでの十五分
この移動が毎回いちばんの関門で、無言で歩くと空気が固まって、部屋に入ってからも戻らない。
ところがうるの方から先に振ってきた。「お兄さん、今日はお仕事帰りですか」と聞かれて、営業ですと答えたら、そこから信号二つぶん喋りっぱなし。こちらが黙る間を作らせない。そういえば途中でコンビニに寄って飲み物を買ったんですが、レジで自分のぶんを出そうとするので止めました。二十歳でこの気の回し方は、教えられてできるものではないと思う。営業で人の間を取る訓練を十年以上やってきたつもりだったのに、この日は最初から最後まで、間の取り方でこちらが後手に回っていました。年下の女の子相手にそれをやられると、悔しいというより単純に感心する。
信号待ちで一度だけ会話が切れたとき、こちらの腕に指を絡めてきた。人通りのある道でそれをやられると、営業の顔が一枚剥がれますわ。
八月の午後で、外はとにかく暑い。部屋に着いた時点でシャツが背中に貼りついていて、先にシャワーを借りました。
ルックス ★★★★☆ パネルより実物が二段上
スタイル ★★★★★ 149cmに全部乗っている
おっぱい ★★★★★ 谷間が服の上からでも分かる
アソコ ★★★★☆ 手入れはその日次第らしい
感度 ★★★★☆ 反応が早い
性格 ★★★★★ ここが最大の武器ですわ
部屋に入ってから、書けるところまで
戻るとベッドの端に座って待っていて、こちらが横になった途端、間を置かずに体を寄せてくる。この密着までの速さがこの子の商品なんでしょうね。腕が触れているところの肌がもちもちしていて、そこで一回、思考が止まりました。
ただ、ホテルに入った直後にひとつ不意打ちを食らっていて、その時点でこちらのペースは完全に持っていかれていた。何があったかは、さすがにこの欄には書けない。
時間の使い方も上手かった。急いでいる素振りは一切ないのに、こちらが待たされている感覚がまったく来ない。七十分が体感では半分くらいでしたね。
書ける範囲でひとつ書いておくと、この子は始めから終わりまでこちらの目を見ている。手を動かしている間も視線を外さない。それだけで時計の進み方が変わりますわ。
帰りは駅前でラーメンを食べて、電車で戻りました。接待で使うかどうかで言えば、待合の狭さがあるので連れて行く相手は選ぶ。ただ、自分ひとりで行く分にはもう一度この子で押さえる。
部屋の中で何が起きたのか、支払った実額と、次に指名を入れるときの段取りは投稿者限定エリアに全部書きました。