尼から出て兎我野町まで歩いた金曜
俺は普段、梅田まで出んでも尼で足りてる人間や。阪神で20分かからんとこに住んどるのに、わざわざ北まで出る理由が正直あんまりない。それが8月あたまの金曜、仕事が早めに片付いてしもて、気づいたら阪神梅田の地下から地上に上がっとった。きっかけは休憩中にスマホで見た「I」の一文字だけやわ。そんな軽い理由で電車に乗る三十代を許してくれ。
兎我野町は梅田の真ん中から徒歩10分ちょい。曽根崎の交差点を越えたあたりから看板の色が濃なって、ホテルと雑居ビルが交互に並ぶ通りになる。夜9時でもまだ空気が生ぬるうて、自販機の前でいっぺん立ち止まって汗が引くのを待った。この日はほんまに暑い一日で、Tシャツの背中が完全に貼りついとった。エアコンの効いた店に入るまでが一番しんどい季節や。
店が入っとるんは新大同ビルの2階。
エレベーターの扉が開いた先は思てたより静かで、拍子抜けしたくらいや。
合流するまでの三十分
受付はカウンターがひとつだけ。番号で呼ばれる方式で、待合は椅子が数脚と冷たいお茶があるくらいの簡素なつくりやった。派手さはゼロやけど、待っとる客同士の目線が合わん椅子の置き方になってるんは、こういう店では地味にでかいと思う。写真を見て決めるパネル指名と、店員に任せるフリーがあって、俺は完全に写真で決めた口や。ホテヘルやから合流してから外のホテルへ移動する形で、部屋代は自分持ちになる。この日は90分19,900円(室料別)やった。
待っとる間、スタッフの兄ちゃんが「今日は蒸すんで、部屋入ったら先に水分とってくださいね」と真顔で言うてきて笑てしもた。心配されるくらい汗かいとったらしい。こういう一言が出る店は、だいたい他のところも雑やない。ちなみに兎我野町は東通りの飲み屋街とほぼ地続きで、この日も待つ前に立ち食いそばを一杯やってから向かった。腹ごしらえの選択肢が多いのは、待ち時間が読めん商売やとけっこう助かる。尼の駅前にはこの密度はないわ。
で、番号を呼ばれた。
廊下に出たら、落ち着いた色のミニのワンピースを着た人が立っとった。りょうさん、33歳。写真は散々見たはずやのに、実物のシルエットで一回止まってしまう。上半身の主張が服の上からでも全然隠れてへん。ほんで挨拶の声が思てたより高うて可愛くて、そのギャップでもう一回止まった。
刺さったところ
ホテルまで歩く数分、ずっと喋ってくれるから、こっちが黙る隙がない。地元の話をしたら「尼にも美味しいお店ありますよね」って返ってきて、それがお愛想やとしても機嫌はようなる。歩き方がゆっくりなんも良かった。急かされんし、信号待ちのたびに顔を覗き込んで話しかけてくるから、緊張がだんだん抜けていく。ホテル着く頃には十年来の知り合いみたいなテンションになっとった。
エレベーターで階数のボタンを押すときに、腕にやわらかいのがぶつかってきた。「今のわざとちゃうん」て聞いたら「大きいから当たっただけです」って真顔で返された。やばい、この時点でもう完全に持っていかれとる。
むちむちという言葉が服の上から分かる人は久しぶりやったわ。
ここは人を選ぶかもしれん
ええことばっかり書いてもしゃあないんで正直に言うと、待合はほんまに必要最低限や。長いこと座る前提の造りやないし、椅子と椅子の間も狭い。時間ぴったりに行くほうがええと思う。俺は15分早う着いてしもて、ただスマホ見とっただけやった。あと道中の会話量が多いんで、無言でしっとり始めたいタイプの人には序盤がにぎやかに感じるかもしれん。俺は喋ってくれるほうがありがたい派やから、そこは完全に好みの問題やけどな。
部屋に入ってからのさわり
着替える前に、道中のコンビニで買うた缶ビールをふたりで開けた。プレイ前に飲むのが決まりの店やないけど、この日はそういう流れになった。缶を持ったまま横に並んで座って、他愛ない話をしながら少しずつ距離が詰まっていく感じや。
ニコニコ笑てた顔が、シャワーに立つ直前にすっと変わる瞬間がある。ほんでな、俺が書きたいのはここから先やねん。
で、地元民としてどう見たか
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
点だけ見たらほぼ満点やけど、友達に勧めるときの言い方はもうちょっと具体的にしたい。この人の強みは胸の一点突破やなくて、笑顔と声と甘えさせ方が全部セットで来るところや。だから胸だけを目当てにして行くと、たぶん想定してたのと違うとこを殴られることになる。ひとつだけ言うと、序盤の手の力加減はちょっと遠慮がちで、こっちから「もうちょい強めで」と言うまでは様子見されとった感はある。まあ初回やしな。帰りは高架下の立ち飲みで一杯やって終電で帰った。交通費と部屋代を足して考えても、この日の内容やったら俺は文句なしや。地元やし普段は北まで出んけど、この人のためなら年に何回か出てもええと思た。
肝心の中身は限定エリアに全部置いとく。