【鶯谷デリヘル・NN】約150cmの小柄な彼女に抱きつかれた夜の記録
木曜の夜、鶯谷へ
五月の終わりだった。仕事が押して、時計を見たら19時を回っていた。このまま帰っても冷蔵庫にはビールしかない。少し迷って、鶯谷行きの電車に乗り込んだ。改札を出ると、じっとりした空気が首筋に張り付く。なぜかこの湿気が嫌いじゃない。風俗街特有の、あの湿度。ホテルに着いてお店に電話を入れる。10分も待たなかっただろう。インターホンが鳴る。こんなに早いのか。
玄関先のこと
ドアを開けた瞬間、彼女が飛び込んできた。文字通り。150cmに満たない小さな体で、こちらの胸元にぶつかるように。腕を回して、ぎゅっと。
「早く会いたかったの」
照れてるのかと思ったら、見上げる目がまっすぐだった。何度会っても、この瞬間に面食らう。今日はショートパンツにキャミソール。白い脚がまぶしい。セクシーな雰囲気をまとえる子なのに、こういうカジュアルな恰好も似合う。不思議なバランスだなと、いつも思う。
見たもの
ソファに並んで座ると、すぐ肩にもたれかかってくる。華奢。びっくりするくらい細い。なのに脚を出したショートパンツの、太ももの丸みにはちゃんと肉がついている。色白で、すねの産毛すらない。顔は卵型で、笑うとえくぼができる。化粧は薄め。まつげが長い。前に会った時よりほんの少しだけ大人びて見えた。
触れたもの
腕の感触がやわらかかった。華奢なのに、肌にしっとり吸い付くような質感がある。髪を触ると、ふわっとシャンプーの匂い。急に暑くなったから何着ていいかわからないと、彼女がぼやく。「何着ても似合うよ」と返すと、嬉しそうにチュッチュしてきた。こういう恋人っぽいやり取りがたまらない。何年も通っているのに、毎回新鮮な気分になる。体を寄せ合ってたわいない話をしているうちに、彼女の指がこちらのシャツの裾を掴んでいた。
ふたりの時間
シャワーを浴びて戻る。お互いに体を拭きあった。丸みのある尻を擦りつけてくるので、あっという間に臨戦態勢になる。ベッドに移動した。
先に動いたのは彼女のほうだった。こちらをベッドに押し倒すと、上から覆いかぶさるように体を這わせてくる。首筋から胸元、腹の上、太ももの内側。唇と舌が丁寧に全身をなぞっていく。ぬるぬると。150cmの小さな体に、どこにそんなエネルギーがあるんだと思うくらい、余さない。高級ソープでもここまでやらないんじゃないかと思うくらい丹念だった。
いつまでも受けているわけにいかない。体を入れ替えて、今度はこちらが彼女を仰向けにする。丸みのある尻を持ち上げて、そこに唇を寄せた。すぐに反応が返ってきた。びくっ、と背中が反る。半目になった顔。それでも目が合う。
「んっ……そこ……」
声が甘い。指先を加えると、腰がぐっと浮いた。背中の汗が光っている。しばらくそのまま攻め続けると、彼女の体がぶるぶると震えて、ホテル中に聞こえそうな声で達した。肩で息をしている。
我慢できなくなった。そのまま重なる。最初はゆっくり。華奢な体が背中にしがみついてくる。爪が肌に食い込むのが心地よかった。
体位を変えた。後ろから。彼女の細い腰を掴むと、こちらの動きに合わせるように腰を押し返してくる。受け身じゃない。ここが、この子のいいところだと思う。SにもMにもなれる。その切り替えが自然で。
上に跨られた。小さな体が揺れる。こちらの顔を覗き込むように、前髪が頬にかかる。汗の匂い。最後は向かい合ったまま、座位で彼女の表情を見ながら終わった。
「今日もすごいね。何回もいっちゃった」。肩で息をしながら笑っていた。こっちも笑ってしまう。
少し休んだ。二人ともテレビの光をぼんやり見ていた。だけど手は止まらなかった。触れ合ってると、お互いすぐに戻ってしまう。
「次は、最初からあなたが攻めて」。にっこり笑って言う。
2回戦。今度は最初からこちらのペースで。彼女を仰向けにして、首筋から胸元へ唇を滑らせた。小さな胸だけど形がきれいで、先端を舌でつつくとぴくっと反応する。丁寧にやりすぎたのか、「もう我慢できない」と脚を絡めてきた。途中、彼女の爪がちょっと深く刺さって「いたっ」と声が出た。夢中になると加減を忘れるらしい。まあ、それだけ本気だったということだろう。正直、2回目のほうが余裕があって長く楽しめた。時間の感覚がなくなっていた。タイマーが鳴るまで、二人とも全力だった。いつもこの子といると時間が溶ける。
終わったあと、ちょっと心配になった。この子、毎回こんなに全力で大丈夫なのか。聞いてみたら、「いつも大丈夫だよー」と笑っていた。本当かな。でもその顔を見ると、余計なお世話かなと思い直す。
帰り道
玄関で靴を履いていると、後ろから腕を回されて、背中にキスされた。
「黙っていなくなったりしないからね」
電車の窓に映る自分の顔が、まだ少しにやけていた。帰りの車内は空いていて、窓の外を流れるオレンジ色の街灯をぼんやり眺めた。次はいつ会えるだろう。そんなことを考えている自分に気づいて、苦笑した。何年も通っているのに、毎回こうだ。
会える時に、会っておいたほうがいい。鶯谷の夜で学んだ、たったひとつのこと。
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