春の夜、鶯谷にて
鶯谷の駅を降りると、春の空気がぬるかった。金曜の仕事帰り、スーツのネクタイを少し緩めて歩く。桜はもう散っていたけれど、街路樹の新緑が夜の街灯に照らされていた。このエリアに来るのは久しぶりだった。予約の電話をしたとき「今日からの新人がいます」と言われた。新人。期待と不安が半々だった。狭いホテルの微妙に暗い部屋で待つ時間、テレビのリモコンをいじりながらぼんやりしていた。飲み会帰りのサラリーマンの笑い声が壁越しに聞こえた。
ドアが開いた瞬間、空気が変わった。スラッとした長身の女の子が微笑んで立っている。整った鼻筋、透き通るような肌。思わず固まってしまった。「はじめまして」と柔らかい声。足がすくんで招き入れるのに一瞬かかった。もともと100分で予約していたが、気がついたら口が勝手に「120分でお願いします」と言っていた。あの顔を見たら、短い時間で帰す気になれなかった。
ふたりの時間
彼女が部屋に入ると、ほのかに甘い香りがした。サルートの下着にTバック。スレンダーなのに出るところは出ている。166の長い脚がまっすぐに伸びていた。本人は「おなかがちょっと」と気にしていたが、こっちから見ればどこにも余計なものはない。ナチュラルなヘアが色っぽかった。
シャワーは軽めだった。お湯の温度がちょうどよくて、体の力が抜けていく。湯船に浸かりながら、彼女はたわいもない話をしてくれた。渋谷に行くのが楽しみだとか、駅の近くにドンキがあるなんてすごいとか。出稼ぎで初めて来た街が新鮮に映っているらしい。その明るさが心地よかった。バスタオルは客に使ってもらうために、自分は小さいタオルで拭こうとしていた。そういうところに、この子の人柄が出ている気がした。
ベッドに移ると、DKから始まった。唇が柔らかい。舌の動きが丁寧で、こっちの反応を見ながら角度を変えてくる。息遣いが近い。唇の端から先端まで、ゆっくりと往復する。焦らすように間を置いてから、また深く。下へ降りていって、ナチュラルなヘアをかき分けながらじっくり舐めてくれた。あの整った顔が自分の下半身に埋まっている光景は、たまらんものがあった。
攻守が入れ替わる。乳首を舐めると「好き」と小さく声が漏れた。吸うとビクンと体が跳ねる。敏感なんだなと思いながら指で転がすと、目をぎゅっと閉じて息が漏れた。クリに触れると腰が浮く。「もっと」と囁かれて、こっちも力が入る。電マが好きだと言っていたが、指でもこれだけ反応するなら十分だろう。何度も「気持ちいい」と繰り返す声が部屋に響いた。演技じゃないのは、声の震え方でわかった。彼女の白い肌がうっすらと上気していた。
サービスの印象
口でサポートしてもらいながら体勢を整える。ねっとりと絡みつくような舌使いで、萎えかけていたものが一気に復活した。あの美しい顔でこの行為をされると、視覚と触覚のダブルパンチでやべぇことになる。正常位で入ると、中の反応が良くて締まりが変わるのがわかった。彼女の手が背中を掴む力が強くなる。鼻筋の通った横顔がシーツに押し付けられるたびに、小さな声が漏れる。目が合うと恥ずかしそうに横を向く。
バックに切り替えると、ぐちゅぐちゅと音が部屋に響いた。腰の動きに合わせて彼女も自分から動いてくれる。リズムが合う瞬間、つながっている感覚が強くなる。お互いの呼吸だけが聞こえる静寂の中で、こっちの限界が近づいてくる。フィニッシュは深くまで入れた状態で。彼女が「あっ」と声を上げたのと、ほぼ同時だった。こんなシンクロは久しぶりだった。
ただ一つ、残念だったのは最初にちょっと萎えてしまったこと。彼女の美しさに圧倒されたのか、力加減を考えすぎたのか。手と口で丁寧に復活させてもらったが、あの空白の数分がなければもう少し長く楽しめたかもしれない。まあ、あの顔に見つめられたら誰だって焦るだろう。この子は待機なしのフル稼働だったらしい。そりゃ人気出る。あの整った顔でこのサービスなら、まぁそうなるわな。
夜が明ける前に
アフターの時間、彼女は飲み会の話をしてくれた。お酒が好きで、ビール腹だと笑っていた。全くそんなことはない。話してて楽しいタイプで、プレイ後の時間も苦にならなかった。むしろ帰りたくなかった。着替えてドアまで送ってくれるとき「また来てくれたらうれしいです」と言われた。ドアが閉まった後、しばらく部屋に彼女の残り香が漂っていた。
駅まで一緒に歩いた。すれ違う男たちが振り返っていくのがわかった。そりゃそうだ。コンビニで缶ビールを買って、そういえばラーメン食べそこねたなと思いながら電車のホームに立った。まだ彼女の香りが残っている気がした。春の夜の鶯谷で、忘れられない出会いだった。
この子の名前とお店の情報は有料エリアに記しておく。あの深夜の余韻と共に。