帰り道ずっと余韻。【吉原ソープ・NS】セグレターリオのMami、もち肌Dカップと濃密な夜
あなたへ
Mami。あの九月の夜のことを、ここに記しておきたくなった。
理由は自分でもよくわからない。ただ、帰りの送迎車の窓から見た吉原の街灯が、いまだに瞼の裏でちらついている。だから書く。
土曜の夕方だった。昼飯に入った上野のカレー屋がやたら混んでいて、席に着くまでに二十分も立って待った。辛口のチキンカレーを急いで食べて、送迎車のピックアップ場所へ。もうあの時点で汗だくだった。九月の頭とはいえ、東京の残暑は容赦がない。
車内のエアコンが効きすぎていて、今度は逆に腕に鳥肌が立った。たまらん。緊張もあったかもしれない。初めてのセグレターリオ。高級店のドアを開けるときの、あの独特の心臓の跳ね方。
あの日 — セグレターリオにて
受付のスタッフが落ち着いた声で名前を呼んだ。清潔感のあるロビー。壁に掛かった照明がやわらかくて、少しだけ肩の力が抜けた。
時間ぴったりだった。それだけで、ああこの店はちゃんとしているなと感じた。雑な店は時間にルーズだから。ただ、ロビーのソファがちょっと硬くて、座り心地は正直いまいちだった。高級店なのだからもう少しクッション性があってもいいのにと思った。
そして、Mamiが現れた。
笑顔。それがまず最初に目に入った。緊張を見透かしたみたいに、ふわっと微笑んでくれた。ストレートの長い髪。お姉様系と言えばそうなのだけど、どこか親しみやすい空気をまとっていて、硬さがない。声も穏やかで、すっとこちらの懐に入ってくるような距離感だった。
会話が自然に始まった。こちらのペースに合わせてくれているのがわかる。気を遣われている感じじゃなく、ただ一緒にいることが心地いい。そういう類の優しさ。キレイ系と可愛い系のあいだ、というのが正直な印象だった。どちらかに寄りすぎない絶妙なバランス。肌が白くて、もち肌という表現がぴったりの質感。触れたわけじゃないのに、見ているだけで柔らかさが伝わってくる。
触れる前に
部屋に通されて、シャワーまでの時間がある。その短い空白が、妙に濃い。
Mamiと二人きりの部屋で、まだお互いの体に触れていない。けれど空気はもう変わりはじめていた。
彼女の指先が髪を耳にかける仕草。腕時計の細いチェーンが照明を反射して、ちいさく光る。こういう何でもない瞬間が、あとから一番思い出す。あのときの部屋の温度と、石鹸のにおいと、カーテン越しの薄い光。
「初めてなんですね」と彼女が言った。セグレターリオのことだ。少し照れくさそうに頷いたら、「じゃあ、ゆっくりしましょう」と返された。
その声のトーンが良かった。マニュアルじゃなくて、本当にそう思っている声。
シャワーを浴びて戻ったとき、部屋のライティングが少しだけ落とされていた。彼女なりの配慮だったのかもしれない。あるいは、ただの習慣か。どちらでもいい。やわらかい光の中で、Mamiの横顔を見ていると、時間が少しだけ緩やかになった気がした。
唇が触れた瞬間のことを、書こうとして筆が止まる。
優しくて、でも奥にあるものが熱い。そんなキスだった。こちらの呼吸に合わせるように深くなっていくリズム。体温が混ざりはじめる感覚。やばい、と思った。まだ何も始まっていないのに。
ここから先の物語は、限定公開に記すことにする。あの夜の核心に触れるには、もう少し近い場所が必要だから。
まだ書けないこと
帰りの送迎車で、窓の外を見ていた。吉原の通りに並ぶネオンが雨上がりのアスファルトに反射していた。
頭の中がまだぼんやりしていた。心地いい疲労感。体の芯にまだ残っている、あの温もり。
車内ラジオから流れるJ-POPが、妙に胸に刺さった。曲名は覚えていない。でもあのメロディだけが、Mamiの笑顔と一緒に記憶に残っている。最初の笑顔と、最後の笑顔。同じようで、少しだけ違う。
ちゃんと書き残しておきたいのに、うまく言葉にならない。だからこの手紙は、ここで一度筆を置く。続きは、もう少しだけ近い場所で。