湯けむりを抜けて、そのまま
八月の別府は、駅を出たところからもう湯気のにおいがした。
土曜の朝に着いて、竹瓦のあたりの共同湯を二軒はしごした。ぬるめの湯に長く入っているのが好きなので、二軒目で完全にのぼせた。外に出たら風までぬるくて、暑い日の午後というのは温泉上がりの体にはきつい。コンビニで炭酸を買って、日陰で十分ほど座り込んでいた。そういえば去年もこの街で同じことをやっている。学習しないほうだ。
それでも、体がゆるんだ状態で遊びに行くのがいちばん効くと思っている。温泉入ってから、というのがずっとの流儀で、この日もその流れで元町まで歩いた。
別府はソープが駅の徒歩圏にまとまっていて、湯冷めする前に着いてしまうのがいい。今回入ったのは別府 プラチナムという店。名前だけは前から知っていたが、扉をくぐるのは初めてだった。
元町の坂と、プラチナムの入口
元町は、大分県別府市の中でも駅から近いわりに落ち着いた一角だった。表通りから一本入ると人通りが減って、昼でも静かだ。看板は派手ではなく、一度通り過ぎてしまって少し焦った。
入ってすぐが受付で、スタッフの動きが早い。予定の時間より前に着いてしまったのに、待たされる感じがまったくない。こちらが名乗り終わる前に「お待ちしておりました」と返ってきた。丁寧というより、単純に慣れている店だと思う。
選び方は、写真を見て決める指名と、その場でお任せにするフリーの二本立て。事前に決めておいてもいいし、待合で写真をめくりながら決めてもいい。この日は先に心を決めていたので、受付でそのまま名前を伝えただけで済んだ。かかる額は公式で確認してもらうのがいい。
待合で座っていた十分
待合は広くない。ただ冷房がしっかり効いていて、火照ったままの体をちょうど冷ましてくれる温度だった。
先客が二人いたが、順番が前後することもなく淡々と回っていた。ソファに座って置いてあった雑誌をめくっているうちに、十分ほどで名前を呼ばれた。
そこから階段の方へ案内される。スタッフはその手前で姿を消して、階段の途中で相手と顔を合わせる流れになっていた。この受け渡しがやたらとスムーズで、変な間が一秒もなかったのは書いておきたい。初めての店だと、この数十秒がいちばん落ち着かないので。
ちはるは、温泉の続きみたいな人だった
選んだのはちはる。26歳、身長は150くらいで、Eカップという表記だった。写真では清楚な方に寄せて写っているが、実物はもう少し線が柔らかい。有村某に似ていると自分で書いているのは、まあ、言われてみればそうかもしれない、という程度だった。
階段で目が合った瞬間に「暑かったでしょう、上がったらすぐ冷やしますね」と言われて、そこで空気が決まった。とにかく物腰が柔らかい。年下のはずなのに、こちらが世話を焼かれている側になっている。
部屋に入ってからの十数分は、ほとんど雑談で終わった。どこから来たのか、この街は何回目か。仕事の話を振ったら、思っていたより熱心に聞いてくる。そのうち話が食べ物の方へ流れて、地元の食事処をいくつか教えてくれた。観光客が並ぶ店ではなく、地元の人が昼に入る方の店。翌日そこへ行ってみたら本当に当たりで、この情報だけでも来た価値があったと思っている。
やばい、と思ったのはそのあとだった。
シャワーを出す前に「熱いのと、ぬるいのどっちが好きですか」と聞かれた。エアコンも同じで、途中で一度確認が入る。温泉で火照っている体にはぬるい方がありがたい。こういう細かいところを自分で決めずに聞いてくるのは、慣れていないとできない。ペースをこちらに合わせにくるタイプだった。
泉質が体に残っているうちに次へ、というのが自分の理想の流れで、この日はそれがそのまま叶った。
洗い場に入るまでのこと
洗い場は、この店のいちばんの見せ場だと思う。ここに時間を使う店とそうでない店とで、満足度は全然違ってくる。ちはるは間違いなく前者だった。
90分の枠にしていたので、時間の使い方は最初に相談した。こちらの希望を伝えたら、少し考えてから段取りを組み直してくれた。その組み直しが的確で、結果として想定していたより先まで行けた。
ここから先は限定エリアに書いた。90分の中身がどう転がったのか、指名するときに押さえておくといい点も含めて、そちらにまとめてある。
ルックス ★★★★☆ 写真の印象より線が柔らかい
スタイル ★★★☆☆ 小柄で、思っていたより肉付きがある
おっぱい ★★★★☆ Eの表記は嘘じゃなかった
アソコ ★★★★☆ こちらの様子を見ながら動いてくる
感度 ★★★★☆ 反応が素直で、隠さないほうだった
性格 ★★★★★ この日のいちばんの当たりはここ
湯冷めしないうちに入って、また火照ったまま外へ出た土曜だった。泉質のいい街は嬢の肌もいい、というのは自分の勝手な思い込みなのだけれど、この日はその思い込みが少しだけ補強された。