【川崎ソープ】東京妻 ソープ 川崎の朝6時、鍛えられた28歳と過ごした2時間のこと
朝が始まりだった
夜ではなく朝だった。六時から開いている店がある、と知ったのは最近のことだ。
始発に乗った。八月の朝はもう明るくて、車内には夜勤明けらしい人と、これから働きに出る人が半々くらいで座っていた。自分がどちらでもないことが、少しおかしかった。
駅を出ると空気がぬるい。この時間ですでに蒸していて、店に着く頃には背中が汗で貼りついていた。
受付は最近きれいにしたばかりらしく、カウンターの上が広く取ってある。財布とスマホを置ける。こういう小さな配慮が、朝の頭にはありがたかった。料金の説明も丁寧で、迷う場面がひとつもなかった。
建物そのものは古い。それは正直に書いておく。ただ掃除は行き届いていて、不快な感じはまったくなかった。
出会い
カーテンが開いて、彼女が立っていた。
背が高い。それが最初の印象だった。細いのだが、細さの質が普通と違う。運動をしている人の身体だとすぐに分かる。腕にも脚にも、筋肉のうえに柔らかさが乗っている。
そして笑う。よく笑う人だった。関西の出だと後で聞いて、なるほどと思った。イントネーションが時々ふっと崩れる。
話し方はおっとりしている。急かさない。こちらが黙っても、その沈黙ごと引き受けてくれるような間の取り方をする。鍛えられた身体と、この空気の柔らかさの落差が、たぶんこの人の一番の武器だ。
ふたりの時間
汗をかいていたので、まず湯を浴びた。狭い洗い場で、泡と湯気と、彼女の笑い声だけがあった。窓のない部屋なのに、朝の時間だという感覚が不思議と消えなかった。
部屋に移ってからは、ずっとくっついていた。キスとハグの分量が多い。恋人のようにという言葉は使い古されているけれど、この人の場合はそれが演技に見えなかった。
抱きしめたときの体温が高い。運動している人はそうなのだろうか。腕の中で少し身じろぎして、そのたびに髪が首筋に触れた。
触れると、反応が正直に返ってくる。声を作らない人だ。小さく息を詰めて、それから漏れる。その繰り返しだった。
攻めるとよく応える。逆にこちらが受けに回ると、丁寧に、しかし控えめに動く。主導権を取りに来るタイプではない。強く引っ張ってほしい人には物足りないだろうと思う。
正直に書けば、技巧そのものは飛び抜けていない。口を使う場面も丁寧だが淡白で、そこだけを目当てに来た人は肩透かしを食うはずだ。この人が渡してくるのは技術ではなく、空気のほうだった。
ひとつだけ心残りがある。部屋に冷蔵庫がなくて、汗をかいたあとに飲むものがなかった。細かいことだが、朝の枠だとこれが地味に効く。
終わったあとも、しばらく並んで座って話していた。大会が近いという話をしていた。何の競技かは聞きそびれた。
時計を見たら、二時間がとうに過ぎていた。
別れ際
外に出ると、通りはもう完全に朝で、通勤の人の流れができていた。その中に混ざって駅まで歩いた。
不思議な気分だった。これから一日が始まる人たちと、一日を終えたような顔をしている自分。
朝に行くというのは、こういうことなのだと思った。夜の余韻とは違う。もっと軽くて、もっと明るい。
彼女の名前と、彼女に会える場所は、投稿者限定エリアに記しておく。朝の枠がどれだけ安くなるか、そして出勤がどれほど限られているかも、そこに書いた。