川崎まで桃尻を見に行くことにした
俺は基本、東京から出ない。理由は単純で、面倒なんだよ。それでも今回わざわざ京急に乗って川崎まで行ったのは、川崎人妻城の藤森さんのパネルを一枚見てしまったからだ。
斜め後ろから撮った写真があってな。黒いサテンのドレスがめくれて、腰から下のラインだけが写ってる。俺はそこで五分くらい固まってた。
ぶっちゃけ、35歳という表記で一瞬ためらった。年齢にこだわりはないつもりだったのに、無意識に若い子のパネルばかり開いていたのは事実で、そこは自分でも反省した。
でも尻は嘘つかない。パネルの角度で盛れる部分と盛れない部分があって、腰から尻にかけての落ち方だけはどうやっても誤魔化せない。あの写真は誤魔化していなかった。
川崎という街自体、俺には縁がなかった。乗り換えで通るだけの駅で、改札を出たのは今回が初めてくらいだ。駅前のロータリーがやたら広くて、待ち合わせ場所を伝えられた時点で少し不安になった。
初めての店で、初めての子。予約ボタンを押す指が微妙に迷った。
西日と日傘、合流までの二十分
土曜の夕方。八月の川崎はまだ暑い。駅前で待っている間に背中がぺたぺたになって、俺は「これシャワー先にしてもらお」と本気で考えていた。
頭の中で回っていたこと
(写真と別人だったらどうする)
(いや、それ以前に俺の話し方、キモくないか)
(尻の話ばっかりして引かれたらどうしよう)
この三つがぐるぐる回っていた。何回遊んでも初回はこうなんだよ。慣れるとか嘘だと思ってる。
口から出てきた言葉
実際に合流して、俺が最初に言えたのは「あ、こんにちは、暑いっすね」だけだった。何が暑いっすねだ。
藤森さんは日傘を差していて、「入りますか?」と傘をこっちに傾けてくれた。相合傘なんて人生で何回目だろうと考えている間に、この人はもう俺の歩幅に合わせて歩いている。それが自然すぎて、逆にちょっと焦った。
ホテルは土曜のせいでどこも満杯で、二軒目でようやく空きが出た。狭い部屋だったけど、その分ソファとベッドが近くて、俺としては悪くなかったな。
エレベーターの中は無言だった。無言なのに気まずくないのは、藤森さんが鏡越しに一回だけこっちを見て小さく笑ったからだ。あれで肩の力が抜けた。
ソファに並んだ最初の十五分
部屋に入っていきなり脱ぐタイプじゃなかった。ソファに並んで座って、まずは近況の話から。俺が「川崎はほとんど来ないんですよ」と言ったら、「じゃあ帰りにラーメン食べてってくださいよ」と笑っていた。そういえばあの店、結局どこだったんだろう。
話しながら、藤森さんの手が俺の腕をずっと撫でている。こっちも自然に腰へ手を回して、そこで気づいた。
ドレスの上からでも分かる。この丸みよ。
パネルで見たラインより、実物のほうが厚みがあった。押すと沈んで、ぷるぷると戻ってくる。しかも冷たくない。人の体温がある尻はこんなに違うのかと、わりと真剣に思った。
俺がずっと尻ばかり触っているのに気づいて、藤森さんは「そこ好きなんですね」とだけ言って、座る位置をちょっとずらしてくれた。触りやすい角度に、である。こっちは何も説明していない。
藤森さんは煙草を吸う人で、俺は吸わない。それでも一本つき合うか聞かれて、断ったら「じゃあ我慢します」と言って結局吸わなかった。こういう細かいところが本指名の理由なんだろうな。
キス多めがいいと伝えたら、そこからは唇が離れなくなった。ここから先はさすがに限定エリアのほうに書く。
六項目の採点
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
おっぱいはCカップで、正直そこは俺の管轄外だ。それでもスタイルの★5は尻だけで押し切った。小柄な体に対して腰の位置と張り出しのバランスがやばい。狙い撃ちにされた気分だったな。
感度は、こっちが触っている時の反応がビクビクと素直で、演技っぽさがない。ただ一箇所だけ、序盤の力加減がやや強めで「お、おお」となった場面があった。すぐ調整はしてくれたけど、そこは書いておく。
京急の窓に映った顔
帰り道、コンビニで水を買って電車に乗った。窓に映る自分の顔がにやけていて、まじで気持ち悪かった。
年齢の数字で一回ためらった自分を、二時間前に殴りに行きたい。年齢で絞るのは尻フェチとして怠慢だったな。
名前も店ももう出しているから隠さない。ただ、部屋の中で何がどうなったかは限定エリアのほうに全部置いてある。