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2026.07.16 05:57
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概要

八月の終わり、まだ路面に昼の熱が残る夜。吉原のエグゼで会ったメアリーへ、手紙のかたちで書き残しておく。迎えに来た彼女と並んで上がった階段、部屋の床に正座して告げられた挨拶、そして距離が消えていくまでの数分間。人形めいた造作の奥にあった体温と、別れ際に残ったやわらかい重さについての記録。

投稿者名 ナイトウォーカー
風俗カテゴリー ソープランド
お店の名前 エグゼ
女の子の名前 メアリー
年齢層 若い(20代前半)
身長 165 cm
スタイル スタンダード(10%~30%)
おっぱい Fカップ
締り きつめ
ルックス評価
プレイ評価
女の子性格評価
スタッフの対応
アソコの毛 整えている
女の子の感度 100%
M度 60%
S度 40%
総合得点 92 (平均得点 85.8点)
プレイタイム 90分
かかったお金 総額:55000円 (内 ホテル代: 0円, 含む)

公開ブログ

きみへ

八月の終わりの夜は、まだ昼の熱を路面に残していた。

あの日きみに会ってから、ずいぶん経ったような気がしている。実際にはまだ数日しか過ぎていない。それでも、あの部屋の照明の色と、きみの声の高さだけがやけに遠くにある。だからこうして、きみに宛てるかたちで書き残しておくことにした。読まれることのない手紙だ。


あの日のこと、エグゼにて

あの夜、乗った電車が途中で止まった。

ホームで十分ほど足止めをくらって、結局は別の路線に回り、そこから路線バスをつないだ。窓の外を流れる看板の灯りが、湿った空気のせいで滲んで見えた。停留所から歩く途中、通りの向こうに昔の同僚によく似た人影があって、一瞬だけ足が止まった。別人だった。こういう夜は、無関係なものまで意味ありげに見える。

通りには、営業前の店の看板がひとつずつ灯りはじめていた。歩いている人はまばらで、この時間の吉原は思っているより静かだ。

受付を済ませてから十五分ほど待った。グラスの氷がからんと崩れる音を二度聞いた。

待合の壁には、この店で会ってきた何人かの面影が重なって見える。ここは造作の整った人が集まる場所で、そういう店では期待の置き所が難しい。整いすぎた顔は、往々にして体温を持たない。過去に何度かそれで静かに落胆したことがある。だからあの夜も、期待というより確認に近い気持ちで座っていた。

階段の途中で

きみが迎えに来たとき、正直なところ、息が止まった。

造作が整いすぎていて、一瞬なにを見ているのか分からなくなる種類の顔だった。腰に手を回して引き寄せると、思っていたよりずっと細い。指が骨のかたちを拾ってしまう。並んで階段を上がる短い時間、きみは歩幅をこちらに合わせていた。段を一段上がるたびに髪がふわりと揺れて、その動きのほうを覚えている。

手すりはひんやりしていた。段差が急で、上りきったところで小さく息を吐いたのはこちらのほうだった。


部屋に入ってから

部屋に入って腰を下ろすと、きみは床に正座して、あらためて名乗った。

「よろしくお願いします」

その一言の姿勢の良さで、この時間の質が決まったと思う。こっちへおいで、と手招きすると、きみはためらいなく隣に来て、体半分を預けてきた。愛嬌という言葉は使い古されているけれど、あの寄り方を他にどう呼べばいいのか分からない。

「なんだか、合いそうだ」と言ったら、きみは笑って「私もそう思いました」と返した。社交辞令の返し方ではなかった。ああ、と声が漏れたのを覚えている。

顔が近づいて、太腿に置いた手が動いて、それから唇が重なった。会話の続きは、そこで途切れている。

ドレスの背中に指をかけたところで

この先のことは、ここには書かない。

ドレスの背中に指をかけたところまでで、筆を置いておく。あのあときみがどんな声を出したか、肌がどんな触り心地だったか、どこで力が抜けたか。全部覚えているけれど、それは限定の側に記した。あの夜の温度をそのままの順番で残してある。

ひとつだけ書いておきたいのは、きみがやたらとキスを求める人だったということだ。何かが終わるたびに「キスして」と言う。こちらもそれが好きなたちだから、結果としてあの部屋にいた時間の半分近くは、ただ唇を合わせていただけかもしれない。効率の悪い遊び方だと自分でも思う。それでも、あれが一番よかった。時間を分けて使うという発想が、あの部屋では最後まで出てこなかった。

階段を下りるとき、きみは先に立って、途中で一度振り返った。上りのときと同じ歩幅だった。踊り場の窓から見えた外は、来たときよりも暗かった。

帰り道、来たときと同じ通りを歩いた。熱はいくらか引いていた。

また会えるだろうか。会えるとして、あの階段をもう一度並んで上がる日が来るだろうか。そんなことを考えながら駅まで歩いた夜のことを、忘れないうちに書いておきたかった。それだけの手紙だ。

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