昼から吉原まで歩いてみた
その週の水曜は午前中で用事が片付いて、夕方まで丸ごと空いてしまった。予定を立てて動くタイプじゃないので、こういう日はだいたい思いつきで決めてしまう。
とにかく暑い日だった。
八月の終わりでまだ普通に暑い。日暮里で降りてコンビニで水を買って、そのまま土手通りのほうへ歩いてみた。徒歩で十分ちょっと。
昼の吉原って、夜のイメージほどギラギラしていない。看板は出ているのに人通りは少なくて、自販機の低い音のほうが耳に残るくらい。信号待ちで汗が引くのを待っていた時間のほうが長かったかな。
たまたま空いてたから、というだけの理由でカサノヴァに入ってみた。事前に何かを調べたわけでもなく、看板を見て階段を上がっただけ。
カサノヴァの受付から部屋に上がるまで
入口は千束の交差点から少し入ったところにある。日暮里や三ノ輪から車で迎えに来てもらう手もあるらしいけど、今回は歩いた。
受付は階段を上がってすぐ。待合が思ったより広くて、ソファに腰を下ろすと冷たいおしぼりとドリンクが出てきた。ここで先に会計まで済ませる形になっている。内装とエアコンをまとめて入れ替えた直後だそうで、確かに壁も床も新しい。この手の店にありがちな古びた匂いがまったくしないのは素直に気持ちよかった。
システム自体はかなり単純で、パネルを見て指名するか、フリーで任せるかを選ぶだけ。総額は38,000円から43,000円のあいだで、選んだコースの長さで動く。今回は130分にしてみた。
待ち時間はほとんどなかった。座って五分もしないうちに名前を呼ばれている。気になった点をひとつ挙げるなら、待合が静かすぎることかな。ひとりで座っていると自分の呼吸の音まで気になってきて、そわそわして焦った。有線でもテレビでも、何かしら流れていたほうが落ち着くと思う。
浴衣で降りてきた
階段の上から降りてきたのは浴衣姿だった。衣装をリクエストできる仕組みがあるらしいのだけど、こっちは何も言っていない。その日たまたまその格好だったのか、店の側が気を回してくれたのかは最後まで分からずじまい。
第一声が「お待たせしてすみません、外あつかったですよね」で、こちらが返事をする前に手を引かれて階段を上がっていた。
パネルの写真より実物のほうが小さく見える。157cmと書いてあったけれど、浴衣を着ているとよけいにそう感じた。胸のあたりだけ布が明らかに諦めていて、そこは写真のとおり。腕に触れたら肌がもちもちしていて、思わず「まじで、これは」と声が出てしまった。
かなでと過ごした130分の入口
部屋に入ってすぐ、出前の話になった。長めのコースだと途中でご飯を頼めるらしく、彼女のおすすめで近所の中華に決めた。餃子が届くのを待つあいだ、なぜか競馬の話でひたすら盛り上がった。
趣味の欄にアニメとゲームと書いてあったのでそっち方面の話題になると思っていたら、開口一番で先週の重賞をどう見たか聞かれて、完全に押された。しかも本気で予想を組み立てているタイプで、こちらが本命に推していた馬をやんわり否定されたうえに、その理由が的確で言い返せなかった。夏のレースは荒れるから当たらないという愚痴を延々と聞いてもらってしまい、料金を払って何をやっているんだという気持ちにもなったけれど、結局こういう時間のほうが記憶に残ったりする。
これは反則だと思う。
食べ終わったあとのハグがやたら長かった。甘い匂いがして、香水なのかボディソープなのか結局分からなかったのだけど、その匂いのせいで部屋の空気が一段変わったのは確かだった。
そこから先は流れに乗るだけ。こちらから動く必要がほとんどなくて、気づけばずっと攻められている側にいた。受け身でいたい人には相当に合うと思う。中身のところは限定エリアにまとめて置いておく。
6つの項目でつけるなら
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★★
性格 ★★★★★
アソコを星四つにしたのは、比べられるほど回数を重ねていないからで、悪かったという意味ではない。
次も指名するかどうか
帰りは三ノ輪まで歩いて、駅前でラーメンを食べてから電車に乗った。さっきまで中華を腹一杯食べていた人間の行動ではないのだけど、なんとなく余韻を長く引き延ばしたかった。
まあ悪くなかった、で片付けるには少し違う手応えがあって、帰りの電車のなかで次はいつ空いているかを考えていた。
プレイの中身と、次に取るならどの時間帯が良さそうかは限定エリアに書いた。名前と店はここに出したので、あとは読んでもらえれば足りると思う。