中洲の交差点で足が止まった夜
金曜の夜、天神で会社の飲み会があってな。二次会に流れる前に抜け出して、屋台でラーメンでも食って帰るつもりやったとに、気づいたら那珂川を渡っとった。中洲の交差点で信号待ちしとるとき、目の前のビルの看板が目に入って、そのまま足が止まったったい。
まじで、たまげた。
その日は枠が全部埋まっとって門前払い。悔しかったけん、次の週の木曜、昼の12時からの枠を仕事の合間にねじ込んだ。俺が会いに行ったのは、おねだり萌えっ娘というソープに18歳で入ったばかりの、すあという子ばい。
場所は博多区中洲の一丁目。地下鉄の中洲川端から歩いて数分で、那珂川沿いの雑居ビルが縦に積み上がっとる一角にある。飲み屋の看板がぎっしり並ぶ通りやけん、初めてでも建物は分かりやすい。俺は駐車場を探すのが面倒でタクシーを途中で降りて、そこから歩いた。受付は入口を上がってすぐで、スタッフに名前を伝えたらそのまま待合のソファに通される。照明を落とした小さい部屋で、先客が二人おって、みんな黙ってスマホを見とった。夏場のあの部屋はちょっと暑い。冷たい麦茶が出てくるとが唯一の救いやった。
指名の仕組みは写真から選ぶ形で、在籍の子がクラス分けされとる。萌えっ娘クラスと乙女っ娘クラスの二段で、すあは上の乙女っ娘クラス。本指名料が2,000円だけ乗る。荷物は部屋の備え付けの箱に全部入れる決まりで、スマホも時計もそこ。これは徹底しとった。
ほんで、この子はとにかく出勤が少ない。枠が出た日は完全に争奪戦で、俺も三回くらい空振りしとる。ようやく取れたときは、正直「よっしゃ」て声が出た。
カーテンの向こうに立っとった子
待合から呼ばれて部屋の前まで行って、あのカーテンが開く瞬間が一番心臓に悪い。開いた瞬間、俺は声が出んかった。
「はじめまして、すあです」て言うたその子は、写真の三割増しで可愛かった。18歳で業界未経験て聞いとったけん、正直そこまで期待しとらんかったとに、これはやばい。目がくりくりで、笑うと目尻が下がる。小柄で華奢で、腕を触ったら肌がもちもちしとった。
テンションが一気に上がって、俺は自分が四十手前のおっさんやということを一瞬忘れとった。アイドルのイベントに当選した人みたいな顔しとったと思う。
よかったと思ったとこ
一番は会話ばい。この年頃の子は間が持たんことがようある。バイトの面接みたいな受け答えになって、こっちが話題を探す羽目になるやつ。この子は違うた。俺が黙っても向こうから振ってくる。学校の話、好きな食べ物の話、博多のどこに遊びに行くかの話。部屋を出るまで一度も会話が途切れんかった。声が高くて、聞いとるだけで力が抜ける。地元の店は接客の温度が高いところが多かばってん、この子のは営業の温度やなくて素の温度に近い感じがした。人見知りせん子なんやろうな、と勝手に納得しながら相槌を打っとった。
正直きつかったとこ
部屋が狭い。ソープの部屋としては標準やろうけど、二人で動くと肘がどっかに当たる。
あとは俺の問題で、シラフで行ったせいか変に緊張してしもうた。序盤は自分から何も言えんで、向こうにリードしてもらう形になった。情けない。それと手の力加減が一箇所だけ強かった場面があって、そこはまだ経験の浅さが出とるなと思った。ただ「そこもうちょっとだけ優しく」て言うたら、その場ですぐ直った。素直さは技術より価値がある、というのが俺の持論ばい。
俺の採点
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
異論は認めん。
ルックスは満点以外つけようがない。街で見かけたら二度見どころか三度見するレベル。155cmの小柄な体に、胸だけはしっかりあるアンバランスさが効いとる。
部屋の扉が閉まってから、帰りのバスまで
シャワーは向こうが先に手を伸ばしてくれる。緊張しとった俺の手を取って、湯加減を聞きながら流してくれた。マットに移る前の段取りが妙に丁寧で、こっちは何もせんでよか。ここから先の話は限定エリアに書くばってん、ひとつだけ言うと、部屋の中で緊張しとったのは終始、俺の方やった。
完敗ばい。
終わってからも五分くらい二人で喋っとって、出るとき「また来てくださいね」て言われた。営業やと分かっとっても、こういうのは効く。
帰りは天神まで歩いて、コンビニでコーヒー買うてバスに乗った。バスの窓から那珂川の水面が見えて、なんか変にしみじみしたばい。中洲で飲んだ後に寄る店はいくらでもあるばってん、こういう気分で帰る日はそうそう無い。
コスパの話をすると、この店のこのクラスは決して安くない。ばってん、出勤が少ない子を運よく取れたときの満足度は値段では測れんところがある。俺はまた枠を狙うつもり。
実際に何をしてもろたか、どの時間帯が取りやすいか、二回目をどう押さえたかは、投稿者限定エリアの方に全部書いとる。名前と店はもう出しとるけん、続きは限定側で読んでほしか。