夜勤明けの浜松で、はいからさんに行き着いた
木曜の朝六時半、工場の門を出た。三交代の最後の週で、体は鉛みたいに重いのに頭だけ妙に冴えている。こういう朝がいちばん質が悪い。
そのまま帰っても、カーテンを閉めた部屋で天井を見ているだけになるのは分かっていた。だから前の週からずっと気になっていた店に足を向けた。浜松は駅前を外れると急に住宅街の顔になる街で、はいからさんはその静かなほうのエリアで長くやっている。工場の近くに住んでいると、この距離感はちょうどいい。車で二十分、渋滞に引っかかっても三十分あれば着く。
この歳になると、新規の店は面倒くさい。
それでも重い腰が上がったのは、熟女コースという枠が別に用意されていると知ったからだった。二十代を並べて売る店じゃない、という意思表示に見えたからだ。
部屋に着いてから、はるかが来るまで
待合はない。自分の部屋で待つ形だ
ここは女の子がこちらの部屋まで来る形なので、店の待合に座って順番を待つ時間はない。ホテルの駐車場に車を突っ込んで、部屋に上がって、荷物を置いて水を一杯飲んだくらいだった。案内は驚くほど早くて、腰を下ろして五分もしないうちにドアが鳴った。気が短くなっている朝には、この速さがありがたい。
指名は写真から選ぶ形で、指名料が別に乗る。コースは時間で区切られていて、部屋代は自分持ちだ。仕組みとしては分かりやすいほうで、初めてでも迷う場面はなかった。ただ、部屋を先に押さえてから動く形なので、ホテル探しに手間取ると自分の時間が削れていく。そこだけは慣れがいる。
ドアを開けた瞬間のはるか
第一印象は、とにかく静かな人だ。
はるかは黒髪をきれいに落として立っていた。四十三と聞いていたから、正直もう少し年季の入った空気を想像していた。実物は姿勢がよくて、廊下の白い光の下でも肌がくすんでいない。むしろ、寝不足でむくんだこっちの顔のほうが気まずかった。
身長は自分の肩より下で、そのわりに胸だけが服の前をはっきり押している。座って向き合うと、Fという数字が誇張じゃないのが分かる。腕に触れたときの感触はもちもちしていて、痩せすぎでも太すぎでもない、抱いたときにちょうど手が止まる体だったな。
「夜勤明けなんですか、それはお疲れさまです」と言われて、こっちの返事を待たずに水を渡してくる。距離の詰め方が押しつけがましくない。多くを喋る人ではないのに、黙っている時間が気まずくならない。接客の型というより、素の性格に近いものだと思う。
点数をつけるとこうなる
ルックス:★★★★☆
スタイル:★★★★☆
おっぱい:★★★★★
アソコ:★★★☆☆
感度:★★★★☆
性格:★★★★★
おっぱいだけは満点でいい。垂れ方が自然で、仰向けにさせても横に流れきらない。手のひらで持ち上げるとぷるぷると戻ってくる。ここは写真より実物のほうが強い。
入口のところだけ書いておく
シャワーを浴びる前に、こちらの都合を先に聞かれた。順番を自分で決めていいと言われたのは初めてで、そこで一気に眠気が飛んだ。実際、その最初の五分で今日は当たりだと思ったくらいだ。まじで、朝の判断力が戻ってくる感覚があった。
キスの数がとにかく多い。唇の当て方がねっとりしていて、こっちが息を継ぐタイミングを見てから離す。反応も素直で、耳の後ろに触れただけで肩が跳ねた。
この先は限定エリアに置いておく。どういう順番で何をして、途中で自分が何に驚いたのか。そこまで無料のほうに全部書いてしまうと、この人に会う楽しみを削ることになる。
車に戻るまでに考えていたこと
全部が満点だったかというと、そうでもない。前半は、こちらが動かないと展開が止まる場面があった。力加減もこちらの反応を見ながら探っている感じで、受け身寄りだと受け取る人はいると思う。ぶっちゃけ、序盤だけ切り取れば物足りないと言われても否定はできない。ただ、それは前半だけの話だった。こちらが一言だけ希望を口にした瞬間から、まるきり別の人になった。
それでも、疲労の抜け方は明らかに違う。
部屋が思ったより狭かったのと、暑い日のわりにホテルの空調が効かなかったのは店のせいじゃない。
帰りにコンビニでアイスコーヒーを買って、駐車場で十分ぼんやりしていた。そういえば、あの通りのラーメン屋はまだ開いていなかった。夜勤明けで腹だけは減っているのに、この日は食欲より先に眠気が来た。いい意味で、体から力が抜けていたんだと思う。
癒し度でいえば、浜松は選択肢がそれなりにあるほうだが、ここ最近で一番だったのは間違いない。次に夜勤が明けたら、また同じ枠を取る。仕事の疲れを抜くという一点で、これ以上の使い方を今のところ思いつかない。
名前と店は上に書いたとおりだ。あの時間の中身と、指名するときに押さえておきたい細かい話、それから金の話は限定エリアに全部置いた。夜勤明けの朝に何が起きたのかを順番どおりに書いてあるので、同じように三交代で働いていて、明けの数時間の使い道に困っている人には役に立つと思う。少なくとも自分は、次の明けの日をこれのために待つようになった。三交代のシフト表を見る目つきが変わったと言えば、少しは伝わるだろうか。