先に言うとくが、みくさんは指名して正解やった
水曜の朝、和歌山からくろしおに揺られて大阪市まで出て、そこから乗り換えて十三。ミセス大阪 十三店のみくさんを100分で押さえた日やった。
長いことこの遊びを続けとるが、帰りの電車で自分の顔がにやけとるのに気づいて、慌てて窓の外を見た。そんな回は年に何度もない。
参った。
39歳という数字だけ見て身構える人はおるやろ。ワシも予約を入れる前は同じことを考えとった。実際に隣に立たれると、その数字が一番どうでもええ情報やったと分かる。予約の枠が公開と同時に埋まっていく理由も、会うてから腹に落ちた。
十三という街と、ミセス大阪 十三店の受付まわり
場所の話から。
十三は阪急が三方向に分かれる乗り換えの街で、東口を出た一帯は昼の十時台からもう灯りのついとる飲み屋が並んどる。淀川を渡っただけで梅田とはまるで違う顔になるのが面白いところや。ワシは出口をひとつ間違えて、駅前をぐるっと回る羽目になった。八分ほどの無駄やったが、あれは完全に自分の落ち度やのう。
ここからは店の話を少しだけ。
受付から出発までの流れは淡々としとって、待たされた感覚はほとんどない。スタッフの応対も事務的すぎず馴れ馴れしすぎず、ちょうどええ距離やった。
ここはホテヘルなので、店頭で受付をしてから女の子と合流し、そのままホテル街まで歩く形になる。待合は座って一服できる程度の広さで、長居させる設計にはなっとらん。ワシが座っとる間にも電話が二本鳴っとった。
指名は写真を見て選ぶ方式で、特別指名料が上に乗る子がおる。みくさんはその上乗せがある側や。イベント枠の百分で一万六千五百円という値付けを見て、和歌山からの交通費を足しても腹は立たん、と判断して枠を取った。
みくさんの見た目と、隣におるときの空気
細い。
T161のスレンダーで、腕も脚も細いのに骨っぽさが出とらんのが良かった。肌は白くて、指を置いたときにひやっとするくらいや。髪は肩に触れる長さで、ゆるく内に入っとる。
待ち合わせで最初に飛んできた言葉が「和歌山から? 遠かったやろ、えらいわ」やった。労われた瞬間に、こっちの気負いが半分抜けた。
よう笑う子や。
笑うときに肩が上下する。上品に整えた笑い方ではなくて、素で出とる笑い方や。店の紹介文にある清楚だの上質だのという言葉より、この自然体のほうがよっぽど強い武器やと思う。年の差の話が一度も頭をよぎらんかったのは、この空気の作り方が上手いからやろう。
歩きながらの雑談も詰まらん。テニスを続けとる話と、焼肉の店の好みで五分は保った。ワシが和歌山の肉の話を持ち出したら、行ってみたいと前のめりで食いついてくる。この食いつき方が営業やったら大したもんやが、目の動きを見る限りは素やった。
粗探しは不発やった。
ベテランぶって粗を探そうとしたが、見つかったのは「テンポが速すぎて最初の十分は完全に後手やった」くらいのもんや。
六つの観点に点を振ると
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
辛めに見てこれや。
おっぱいだけ三つやが、これは大きさの話であって形の話やない。Cで収まる範囲やのに、脱いだときの見え方は数字より上等やった。
ホテルに着く前の数分が長かった
店を出てホテルまでは歩いて数分や。
その数分で、こっちの心臓のほうが先に仕上げられてしもうた。腕を組んできたと思うたら、指先が服の上をゆっくり探ってくる。往来の真ん中で、こっちだけが挙動不審になっていく。長いことやっとるが、店を出た直後にこれをやられたのは初めてやった。
「往来やから、それはあかん」と小声で言うたら、肩を揺らして笑うだけで手は止まらん。向かいから来たおっちゃんが目を丸くしとったのが視界の端に見えた。
エレベーターの中でも同じ調子で、鏡に映った自分の情けない顔を見ながら、こら勝てんわと思うた。押していくつもりで来たのに、こっちが受けに回されとる。
部屋の鍵を開けた時点で、こっちはもう息が上がっとった。その先で何が起きたかは、投稿者限定エリアにまとめて置いてある。百分をどう配分したか、値段の内訳、枠の取り方も向こうに書いた。
また大阪まで出るかどうか
出る。
もう次の休みの予定を数えとる。
和歌山も捨てたもんやないのう、と普段は言うとるほうやが、こういう子に当たると話は別や。片道の時間を差し引いても釣りが来た。
枠が公開と同時に消える争奪戦なので、勝てるかどうかは別の話やが、あの高揚感を一度知ってしもうたら降りられん。帰りに十三の高架下で串カツを二本つまんで、電車の時間が迫っとったのでビールは我慢して特急に乗った。残暑がまだ抜けきらん日で、ホームに立っとるだけで背中が湿ってくる。車内で冷房に当たりながら、次はもっと長い枠を取ろうと算段しとった。年季だけは積んできたつもりやが、こういう相手の前ではまだ勉強させられることがあるのう。