二年越しの宿題を片づけに
私が日本橋 大阪最安値記念 激安ダービーの出勤表を眺めるようになったのは、たしか二年ほど前ですな。気になる子がひとりいて、行こうと決めるたびに埋まっている。写メ日記だけは律儀に読んで、実物には一度も会えないまま季節が何周かしましたよ。
今年のお盆、真夏の暑い日に、朝から予定がぽっかり空いた日がありましてね。出勤表を開いたら早い時間に彼女の名前が載っている。年の功で言わせてもらうと、こういう巡り合わせは逃すと次が二年後になります。仕事の予定を昼にずらして、午前のうちに堺筋へ出ました。
店は堺筋から一本入ったビルの三階。近鉄の駅からでも地下鉄からでも徒歩五分ほどで、電気街の看板がまだ眠っている午前の日本橋は、私は嫌いじゃない。ビルの入口がそっけないので初めてだと通り過ぎます。実際、私は一度通り過ぎて、コンビニの角まで行ってから戻りました。
受付はカウンターひとつぶんの小さな部屋で、待合は椅子が三脚だけ。正直、狭いです。先客がひとりいたので立ったまま待ちましたが、そのぶん回転は速い。名前を告げて座って、五分ほどで案内という流れでしたよ。写真を見てその場で決める形と、あらかじめ指名しておく形の両方があって、私は後者。人気の子には特別指名料が乗る仕組みで、彼女は三千円の上乗せでした。
料金は八十五分で一万九千円、室料込み。大阪の安い店を三十年見てきた身からすると、この値付けは正直やりすぎですな。昔はね、この手の価格帯というのは、部屋も接客も価格なりというのが暗黙の了解でした。ここは受付の兄さんの応対からして、そこを崩しにきている感じがします。長く通っている人が多いのも分かる。
結論から言うと、二年待った甲斐はありました。
れむさんという19歳
案内された部屋の扉が開いて、最初に届いたのは声でした。明るく、ニコニコと、まるで待ち合わせに来た子みたいに出迎えてくれましてね。152センチ、私の胸のあたりに頭のてっぺんがある。天使という言葉を店の宣伝文句としてしか見ていなかった私が、うっかり納得させられました。
19歳です。昔はね、この年齢の子はどこか身構えていて、こちらが場を作ってやらないと会話が転がらなかったものです。最近の子は違いますな。彼女はこちらの間を読んで、笑いどころを自分で作ってくる。
ルックス ★★★★★ 笑うと目が三日月になります
スタイル ★★★★☆ 服の上からは、ただ細い子にしか見えません
おっぱい ★★★★★ Fの数字は伊達ではなかった、とだけ
アソコ ★★★★☆ ここから先は限定エリアに書きます
感度 ★★★★☆ 反応が素直で、こちらが照れました
性格 ★★★★★ 会話の間合いがうまい
エレベーターが開いた瞬間
「はじめまして、れむです」と先に名乗られて、こちらが一拍遅れる。私くらいの年になると、若い子に気を遣わせるのが一番かっこ悪いと思っているので、こういう出だしは少し焦ります。
あどけない顔をしているのに、目が合った時だけ、ふっと大人の目つきに切り替わる瞬間があるんですわ。このギャップが、二年待った理由の答えでした。
これは反則ですわ。
髪が長くて、すれ違うといい匂いがする。若い子の匂いというのは、こちらの記憶をずいぶん昔まで連れて行きます。
歩きながらの十分間
ホテルまでは歩きです。並んで歩きながら、彼女は日記に書いていた話の続きを勝手にしゃべってくれましてね。私が「日記、二年読んでるよ」と言ったら、足が止まって、そこから急に距離が縮まりました。
部屋に入ってからも、すぐに事を進めない。しばらくトークで盛り上がって、笑い疲れたころにシャワーへ、という順番でしたよ。服を脱いだところで私の想像が全部外れるのですが、その話はここでは書きません。
年の功で先に言っておくと、この店のこの価格で、この段取りは合いません。安い店の八十五分は、たいてい流れ作業になるものです。
堺筋を戻りながら
終わって外に出たら、昼前の日本橋は人が増えていて、さっきまでの静けさが嘘みたいでした。角のラーメン屋がちょうど暖簾を出したところで、汗をかいたまま一杯すすって帰りましたよ。
そういえば、帰りの電車で財布を見て笑ってしまいました。この内容でこの額なら、月に一度は通える。
五十を過ぎると、若い子と過ごした後にやってくるのは高揚ではなく、静かな安堵のほうですな。二年ぶんの宿題を片づけた午前でしたよ。
不満がないわけではない。待合の狭さと、ビルの入口の分かりにくさは、初めての人にはきついと思いますな。看板らしい看板が出ていないので、雨の日に傘をさして番地を探すのは骨が折れるはずです。それと、彼女はレア出勤です。次に会おうと思ったら、また出勤表とにらめっこの日々が始まります。
部屋で何があったか、彼女がどこまで受けてくれる子なのか、そして何時ごろに取るのが一番いいか。そのあたりは投稿者限定のほうに、年の功で見たまま書いておきます。