金曜の夜、山手線が新大久保で吐き出す人の量にちょっと引いた。
この日は湿気がひどくて、駅から歩いただけでシャツが背中に貼りついた。八月の東京の、いちばん機嫌が悪い時間帯だと思う。大久保通りはまだチーズハットグの列が残っていて、その脇を抜けながら、ここで風俗の話をしている自分は場違いっぽいなと思ったりした。目的地は歌舞伎町寄り。オープン直後の店ばかり追いかけるのが半分趣味みたいになっているんだけど、この週はチェック待ちのリストが尽きていた。
新店リストが尽きた週の、未訪問だった一軒
そこで拾ったのがギンギラ東京だった。名前だけは何度も見ていて、なぜか一度も入っていなかった店になる。新規オープンばかり追いかけていると、こういう「開いてから時間が経った箱」がまるごと抜け落ちる。当たり外れのデカさなら新規のほうが上だけど、自分にとって未訪問という一点では扱いは同じでいいと思っている。
指名はEVE。写メ日記と動画の本数が多くて、店が推しているのが外から見ても分かる子だった。出勤が22時から朝5時までの完全な深夜シフトで、そこも開拓向き。仕事帰りにそのまま流れられる。
群馬出身、前職はキャバクラ。
プロフィールに書いてあったこの二行が、あとで効いてくることになる。予約は電話ではなくネットのフォームから入れた。女の子とコースを選ぶとそのまま仮確定まで進む作りで、開店から年数が経っている店にしては手入れが行き届いているほうだと思う。受付から折り返しが来るまで四分。この速さは加点していい。
EVEを五つの軸に分解する
先に、いつもの項目だけ並べておく。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★☆☆
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★☆☆☆
性格 ★★★☆☆
ルックス 9/10
写真、日記、動画。三つ全部を頭に入れてから会って、実物とのズレがほとんどなかった。色白で、髪は明るいロング。脚の長さは店の売り文句が誇張じゃなかったやつで、部屋に入ってきた瞬間の情報量が多い。ここは減点する場所が見つからなかった。
テクニック 5/10
丁寧ではある。ただ手数が少ない。攻めの起点がずっとこちら側にあって、待っている時間が長かった。技術がないというより、動く気配が薄いという言い方が近い。ぎこちないのとも違って、ただ静か。
接客 6/10
入室の第一声は明るかった。「こんにちはー、お兄さん初めてー?」というテンションで入ってきて、この掴みは良い。問題はそのあとで、会話が三往復くらいで途切れる。こちらが振る、返ってくる、終わる。前職を聞いて少し納得したところがあって、たぶん客側が押していく前提で組み立てられた接客なんだと思う。
コスパ 6/10
深夜帯、部屋は職安通りから一本入った普通のラブホ。金額に対して損をした感覚はない。ただ時間がだいぶ余った。余った時間に何も起きないというのは、値段そのものより効く。
リピート度 4/10
もう一回この子で、とはならなかった。ただ相性の要素がデカいのも分かっていて、強引に引っ張れるタイプの人なら評価が丸ごと反転する可能性はあると思う。自分のときは噛み合わなかった、という話。
ローション風呂までの記録と、今回の合計点
入室してシャワー、それからローション風呂。ここまでの移行は速かった。ぬるぬるの中で密着はするんだけど、あちらから手が伸びてこない。キスをしにいくと顔を横に向けられる。
攻める、反応が薄い、また攻める。その繰り返し。
内ももに触れたときだけビクビクっと分かりやすい反応が返ってきて、「そこ弱いんだ」と聞いたら「ちょっとね」とだけ返ってきた。この日いちばん会話が続いたのが、たぶんこの一往復。壁が薄いのか隣の部屋のテレビの音が抜けてきて、集中を削がれたのも地味に効いた。
まあこれは店のせいではない。
先行きが読めたので、予定より早くベッドへ移した。フェラを一通りしてもらって、そこから先どうしたか——という話は限定エリアに回す。
合計30/50。ルックスだけで9点を稼いで、残りが軒並み平均以下という歪な配点になった。ランキングには入らない。ただ「外れ」で片付けるのも違う気がしていて、条件が揃えば化ける枠だとは思っている。物足りなかったのは事実だけど、それは女の子の質というより噛み合わせの問題で、店の受付もドライバーも対応は普通に良かった。運用への不満はゼロ。
正直、こっちの押しが足りなかったのは認める。まじで、キャバ嬢を口説きにいくくらいの気構えで臨むべき店だった。次にチェック待ちのリストが尽きたら、そのつもりでもう一度この店の別の子を見にいくと思う。
ひとつ書いておくと、この店のシステム自体は分かりやすい。コース時間の刻みが細かくて、延長の単価も入る前に提示される。深夜の上乗せもフォームの時点で計算されて出てくるので、部屋で財布を開けてから焦ることがない。受付の折り返しでは「初めてなら送迎の場所だけ確認させてください」と丁寧に聞かれた。この手の確認を省く店はけっこうあるので、新規で入る側からするとありがたい。ドライバーも道を間違えずに着いている。嬢の当たり外れとは別に、箱としての運用は素直に評価していいと思う。
ちなみにこの日、部屋を出たのは朝方だった。エレベーターで一緒になった別の客がやたら機嫌よさそうで、同じ店から出てきたのかどうかは分からないけど、なんとなく負けた気分になったのは覚えている。
帰りは大久保通りでラーメンを食べた。深夜3時の店内が同業っぽい男ばかりで、それはそれで面白かった。
ベッドに移ってから何があったか、どこまでいったか、それと予約で押さえるべき時間帯は限定エリアに書いた。