金曜の夜、歌舞伎町まで出てきた理由
その週はずっと残業続きで、金曜になってようやく解放された。せっかく早く上がれたのに真っ直ぐ帰るのももったいない気がして、前から気になっていた歌舞伎町のデリヘルに電話を入れてみた。
新規開拓派を自称している手前、同じ店ばかり通うのもつまらない。とはいえこのあたりは「ギャル系」を看板にしている店が多くて、行ってみたら看板倒れ、というのを何度か踏んでいる。だから正直そこまで期待していなかった。むしろ期待値を下げておいたほうが楽しめるタイプなので、これはこれでいい。
指名したのは元ダンサーという触れ込みの子。ダンサー上がりって体が柔らかいだけでサービス自体は普通、というパターンを個人的にわりと踏んでいる。今回もどうせそんなもんでしょ、と思いながら受話器を置いた。
西武新宿の改札を出たところで小雨が降ってきて、傘を持っていないことに気づいた。ビニール傘を買うのも癪だったので庇づたいに走ったら、ホテルに着く頃には髪が湿っていた。フロントでカードキーを受け取って、シャワーだけ先に浴びて待つ。
で、ドアが開いた瞬間に予想が崩れた。
写真で見たときはいかにも作り込んだギャルという印象だったんだけど、実物は思っていたよりずっと綺麗系だった。肌は日焼けサロン特有の均一な褐色で、髪は毛先まできっちり手入れされている。ボディコンの上からでも胸の重さが分かるくらいには育っていて、その割にウエストはきれいに絞れていた。「はじめまして、寒くなかったですか?」と最初に聞かれて、こっちの湿った髪を見て言ってるんだなと分かった。
ローション風呂からベッドまで
泡まみれの序盤
この店、ローション風呂というのがウリになっている。恥ずかしながらこれまで経験がなくて、正直どういうものかも分かっていなかった。湯を張ってそこにローションを溶かす、というだけの話なんだけど、実際に足を入れてみると想像していた感触とまるで違う。
一緒に浸かって、後ろから抱きつかれる形で始まった。ぬるぬるした状態で肌が擦れ合うと、単純に気持ちいい。手のひらが胸から腹、そこから下へ滑っていくんだけど、摩擦がないぶん動きが速くて、どこを触られているのか一瞬分からなくなる。
「これ、初めてでしょ」
見抜かれていた。というか、たぶん反応で丸わかりだったんだと思う。そこから完全に主導権を渡してしまった。
浴槽の縁に座らされて、そのまま口でされた。これが想像していたより丁寧で、根本から先まで舌をちゃんと使ってくる。前職が関係あるのかないのか分からないけど、リズムの取り方に妙な安定感があった。焦らすところは焦らして、こっちが腰を浮かせた瞬間に一段強くしてくる。堪えて次のステップへ、と自分に言い聞かせるのがなかなか大変だった。
途中で一度上がって、体を流してもらう。この流れが雑じゃないのがよかった。泡を落としながら世間話をして、バスローブも羽織らないままベッドへ移動した。
濡れた体のままベッドへ
そこから先は、ほぼ向こうのペースだった。乳首を舐められながら手を使われて、こっちが声を出すと嬉しそうに笑う。責めるのが好きなタイプなんだと思う。実際、痴女っぽい攻め方をされている時間のほうが長かった。
こっちからも触らせてもらったんだけど、確かに濡れやすい。というより最初から準備ができていて、指を入れると内側がすぐに締まってくる。狭さのわりに硬さがなくて、動かすとぐちゅぐちゅと音が立つ。ビクビクと腰が跳ねる反応も、演技にしては連動しすぎている。
ただ、声だけはちょっと引っかかった。体の反応そのものは本物っぽいのに、声の出し方が少しだけ作りものっぽく聞こえる瞬間がある。ここが噛み合っていれば完璧だったので、そこだけ物足りなかった。まあ、好みの問題かもしれない。
騎乗位に移ったところで、元ダンサーという触れ込みの意味がようやく分かった。腰の動かし方が前後と上下で使い分けられていて、しかも途中で切り替えてくる。正直、やばいと思った。
そしてその流れのまま、ゴムなしで入った。え、いいのか、と一瞬思ったけど向こうは当たり前みたいな顔をしていて、確認する隙もないまま生のまま最後までいった。中で出したあともしばらく繋がったままでいてくれて、そのあいだ二人とも何も喋らなかった。
帰りの山手線で考えていたこと
終わってからは普通に雑談だった。前職の話とか、最近ハマっている買い物の話とか。テンションは高いのにお酒は一切飲めないらしくて、その組み合わせがちょっと面白かった。
ひとつだけ文句をつけるとすれば、部屋のほうだ。歌舞伎町のこのクラスのホテルにしては浴室が狭くて、二人でローション風呂に入ると身動きが取りづらい。もう少し広い部屋を取っておけばよかったと後悔した。次があるなら部屋代はケチらない。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★★★
感度 ★★★★★
性格 ★★★★★
帰りに東口のラーメン屋で腹を満たしてから山手線に乗った。窓に映った自分の顔がだらしなくて、それを見てようやく我に返った感じがある。期待していなかったぶん、落差が大きかった。
新規開拓は空振りのほうが多い。だからこそ、たまにこういう当たりを引くとやめられなくなる。
この子の名前とお店は有料エリアで公開します。