山口市まで下道一時間、多恋人倶楽部という店
下関は雨だった。八月の終わりの、湿っぽいやつ。前の日に洗車したばかりだったので出るのが少し惜しかったが、予定は動かせん。国道二号をひたすら東へ走って、山口市に入ったのは昼前だった。
関門海峡越えたら福岡、というのが自分の中の基本ルートになっていて、正直このところ北へ上がる機会はめっきり減っている。今回はそれを崩してみた。多恋人倶楽部。地元では名前だけは前から耳に入っていた店だ。
結論から書くと、崩して正解だった。
新山口から車で向かう場合
新幹線なら新山口で降りることになる。ただ新山口という駅は、規模のわりに周りが静かで、夜になると本当に何もない。飲む場所を探して二十分歩いた経験があるので、これは実感として書いている。
車のほうが動きやすいのは間違いない。デリヘルなので合流はホテルになるが、山口市内で泊まる場所は湯田温泉のあたりにまとまっている。湯田温泉なら足湯もあるし飲み屋も残っているので、時間調整で困ることがない。ここは覚えておいて損がないと思う。
ひとつだけ言っておくと、駐車場は先に確認したほうがいい。自分は満車で一度出され、近くのコインパーキングまで戻る羽目になった。土曜の夕方だったのが悪かったんじゃろう。
自分は湯田温泉の端のほうに部屋を取って、そこから連絡を入れた。
受付から部屋に入るまでの流れ
流れそのものに変わったところはなかった。部屋番号を伝えて待つ。待っている間に先にシャワーを済ませておくと後が楽じゃのう。
指名はサイトの写真から選ぶ形で、フリーにする理由が特にない店だと思う。在籍の数が極端に多いわけではないぶん、写真と本人がズレていないかを気にしなくていい。少なくとも今回はズレなかった。むしろ実物のほうが良かった。
電話の対応もきっちりしていた。予定より三分早く着いたという連絡が入って、それからノックの音。この三分の連絡があるだけで、こちらの気持ちの準備が違う。地方の店でここまでやるところは、実はそう多くない。
金額のことと、どうやって枠を押さえたかは限定側に回す。無料で書くのはここまでにしておく。
みやび、42歳。写真より背が高かった
ドアを開けて、まず目線の高さに面食らった。
171。数字自体はサイトで見て知っていた。ただ実際に目の前に立たれると印象がまるで違う。しかもヒールを脱いだ状態でこれだ。玄関先で「思ったより大きいでしょう」と先に言われて、こっちが笑ってしまった。先手を打たれた形じゃのう。
黒髪で、顔立ちは落ち着いている。前が看護の仕事と事務だったと聞いて、なるほどと思った。喋りに変な媚びがない。声も低めで、聞いていて疲れない声だった。
そして胸。
写真で分かっているつもりだったが、実物は別物だった。片手には収まらん。42という年齢でこの形が残っているのが不思議なくらいで、下がっていない。もちもちしていて、指を置くと沈んで戻ってくる。うわ、やばい、と声が出た。胸で店を選ぶ人間には、ここは相当強い。ブラを外す前と外した後で輪郭がほとんど変わらんかったのが一番驚いたところで、こういうのは写真では絶対に伝わらん。自分は元々そこまで胸に執着があるほうではないと思っていたが、この日は考えを改めた。
背の高い人は好きだ。
肌も白い。本人が一番自信のある部分として肌質を挙げているのは、たぶん本当だと思う。触った感触からしても嘘ではない。腕の内側とか、太ももの内側とか、普段あまり日に当たらんところの手触りがとにかく良かった。四十二という年齢を聞いてから触ると、余計にそう感じる。
正直、参った。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★★
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
一言で言えば、当たりだった。
背中に触れたところで空気が変わった
シャワーを出てから、しばらくは普通に喋っていた。山口市の話、下関の話、この夏の暑さの話。会話が上手い人で、間の取り方に無駄がない。
変わったのは、背中に手を回したときだ。
肩甲骨のあたりを指でなぞったら、それまでの落ち着いた喋りが途中で切れた。「そこ、ずるい」と言われて、身体がぷるぷる震えた。性感帯が背中だというのは本人も隠していなくて、実際そのとおりだった。ここを起点にすると、あとは早い。
清楚な見た目のまま中身だけが切り替わっていく感じで、想像していたより遥かにスケベだった。百分という枠が、体感で半分くらいしかなかった。時間の消え方が普通じゃない。
不満を挙げるなら、部屋のエアコンが効きすぎていたことくらいだ。これは店のせいではなく完全に自分のホテル選びの失敗で、途中で一度リモコンを探しに立った。あの間だけは間抜けだった。
山口で遊ぶなら、という話
プレイの組み立て自体は、正直に言えば手数で押すタイプではない。ひとつひとつを丁寧にやる人で、そこが物足りないと感じる人はいるかもしれん。ただ自分にはそのほうが合っていた。
帰りは湯田温泉の足湯に寄って、それから遅い時間までやっているラーメン屋で腹を満たしてから車に戻った。夜になっても蒸し暑くて、結局エアコンを全開にして下関まで走った。二時間弱。悪くない距離だった。
山口市まで足を延ばす価値があるかと聞かれたら、この人に関してはあると答える。関門海峡越えたら福岡、と決めつけていた自分の癖を、久しぶりに疑った。
ここから先、どこまでどうだったのかと、いくら掛かったのかは投稿者限定のほうに書いておく。