難波の裏通りを歩いていた夜
土曜の夜、仕事が延びて三宮を出たのが21時過ぎだった。電車を乗り継いで大阪市まで来ると、それだけでちょっとした遠征をした気分になる。8月末なのに地下から地上に上がった瞬間の風がまだ暑い日で、シャツの背中が張り付いていたのを覚えている。
なんば駅から歩いて数分。
飲み屋の看板が途切れたあたりの、細い通りだった。
奴隷志願!変態調教飼育クラブ 梅田店は、名前だけ見るとかなり身構える店だ。ところが受付までの動線はごく普通で、ビルのエントランスこそ狭いけれど掃除は行き届いていた。待合は椅子が数脚と雑誌、それだけ。凝った内装ではないが、床も壁も清潔感ある仕上げで、この手の店にありがちな籠もった匂いがまったくしないのが良かったな。
受付は、その日の在籍を見せてもらって写真から選ぶか、フリーで任せるかを決めるだけのシンプルな形。段取りの分からない客に慣れているらしく、こちらが黙っていてもスタッフが順番に説明してくれた。料金は70分15000円、室料込みのキャンペーン価格。この日はその枠で入っている。
「初めてですか」と聞かれて、はい、と答えた。
それだけで説明の粒度が一段細かくなったのが分かる。案内までの待ち時間も短く、ここで気を揉むことはなかった。この店の接客はたぶん、聞かれる前に説明するのではなく、聞かれたぶんだけ丁寧に返すという設計になっている。
そういえば、来る途中でコンビニに寄って冷たい水を買った。汗を引かせておかないと第一印象で損をする気がして、これは完全に自分の癖だな。
待合の空気と、じゅなの立ち姿
見た瞬間に思ったこと
じゅなは、写メ日記で見ていた印象がそのまま歩いてきたって感じだった。加工で盛った顔が実物で崩れる、みたいな落差が一切ない。19歳で157cm、線は細いのに肩から腕にかけての形がきれいで、そこは写真より実物のほうが良かったな。
店の看板から想像していた空気とは、正直まるで違う。
白っぽい服を選んでくるあたりも含めて、写真で見たときの「おしゃれな子」という印象そのままだった。爪も髪も雑なところがなくて、身支度に時間をかけてから出てきているのが分かる。こういうところで手を抜かない子は、だいたいそのあとも外さない。
声と手のひらの温度
調教だの飼育だのという看板の店に自分から来ておいて言うことではないが、案内されるまでこっちがガチガチに固まっていた。焦っていた、というほうが近い。ところが本人が驚くほど落ち着いていて、「そんなに固くならなくて大丈夫ですよ」と笑われた時点で、こっちの肩の力が抜けた。
差し出された手のひらが思ったより温かくて、そこから先は流れを全部任せることにした。会話から次の動きまで、間が空くところが一つもない。時間の使い方が上手いんだと思う。19歳と聞いていたので気を遣う場面が多いかと構えていたが、むしろ場を回していたのは向こうだったな。
六項目、いつもの形で残しておく
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★☆☆
性格 ★★★★★
Dカップという数字そのものより、細さとのバランスで見せるタイプ。性格の満点は接客に圧がまったくないところに対してで、こっちが気の利いたことを言わなくても時間が勝手に進んでいく。
アソコと感度を三つで止めたのは、辛くつけたというより、そこを売りにする子ではないという意味だ。この子の値打ちは別のところにある。
この続きを書けないところまで来た
ここから先は無料側には書かない。
部屋で何がどう進んだのかを全部書いてしまうと、この店とこの子をこれから調べる人の楽しみを丸ごと潰すことになるからで、そこは残しておきたい。自分がこの日そうしてもらったように、何も知らないまま部屋に入るほうが面白い種類の時間だと思う。
言えるのは、こちらの要望を先に確認する時間がきちんとあって、そのあとは一度も主導権を返されなかったということくらいだな。淀みなくスムーズに進む70分というのは、こういう時間のことを言うんだろう。
ひとつ書いておくと、店名から想像する内容をそのまま期待して行くと、方向が少しずれるかもしれない。責め立てられたい人より、丁寧に扱われたい人のほうが合うタイプだと思う。
雰囲気が良い店だった、の一行で終わらせたくない一日だった。
ドアが閉まったあとの難波
店を出たのは日付が変わる少し前。まっすぐ帰る気になれず、駅前のラーメン屋で一杯食べてから電車に乗った。まじで疲れていたはずなのに、頭のなかだけ妙にはっきりしていて眠くならない。窓の外の景色を見ながら、次にここへ来るときのことを考えていた。三宮からわざわざ大阪市まで出てくるだけの理由があった夜というのは、そう何度もあるものではない。
名前も店も上に書いたとおりで、隠すつもりはない。ただ、指名するときに効いたコツと、あの部屋の70分の中身は限定エリアのほうに置いておく。