流川の裏通りから始まる夜
金曜の夜、仕事帰りに電車で八丁堀まで出た。流川は相変わらず呼び込みが多くて、居酒屋の前を抜けるだけで肩がぶつかる。九月に入っても暑い日が続いとるけん、ホテルに着く頃には背中に汗が張り付いとった。
広島じゃ、デリヘルは中区のホテルに呼ぶのが一番効率がええ。店が流川から半径数百メートルに固まっとるおかげで、到着までの時間が読める。少し外れた場所を指定すると移動の分だけ待たされるし、タクシーで往復する金も乗ってくる。
その日は飯を先に済ませてから部屋を取った。腹が減ったまま遊んでもろくなことにならん、というのがこの街で十年遊んできた俺の結論じゃ。
薬研堀の交差点から一本入ると、急に人の密度が落ちて看板の明かりだけになる。あの切り替わりが流川の面白いところで、初めて来た人間はだいたいここで一回立ち止まる。俺も最初の頃は、その静かさに気圧されて引き返しかけたことがある。今は逆で、あの明かりが見えると勝手にスイッチが入るようになってしもうた。
広島の夜は、だいたいここから転がり出す。
煌き KIRAMEKI という選択肢
煌き KIRAMEKI は広島市中区に構えるデリヘルで、派遣先は流川周辺のホテルが中心になる。この辺の店は看板の作りも売り文句も似とって初見じゃ区別がつきにくいんじゃが、ここは指名まわりの扱いがはっきりしとる。
受付から部屋に着くまでの段取り
流れは単純で、先に部屋を押さえて、在籍を見て、時間と相手を伝えるだけ。俺のときはやり取りが数分で片付いて、確認の折り返しも一度きりだった。無駄な聞き返しが無いのは地味じゃが効く。
コースは100分にした。案内された到着の目安とほぼ同じタイミングで部屋のチャイムが鳴ったけん、シャワーを浴びる余裕まで計算できた。時間が読める店は、それだけで一段上じゃ。
広島市内で同じ帯の店と並べたとき
安さで選ぶなら、広島にはもっと下の帯がいくらでもある。ここは中の上あたりで、際立って財布に優しいわけじゃない。ただ、載っとる写真と実物の落差が小さい店はこの街でもそう多くない。そこに金を払う価値があるかどうか、という話じゃと思う。
写真を見て決め打ちする遊び方が通るのも大きい。フリーで当てにいくのが好きな人間には向かんかもしれん。
ユウヒ、19歳の中身
ユウヒは19歳。T165で、上は相当ある。部屋に入ってきたときの第一声が「遅くなってないですか」で、時計を見たら約束の時刻ちょうどだった。
驚いたのは、こっちのことを覚えとったことじゃ。前に一度会っとるんじゃが、そのとき俺がこぼした仕事の愚痴を向こうから振ってきた。営業の作り笑いとは種類の違う覚え方で、これは素直に嬉しかった。
髪はショートになっとった。前に会ったときはロングで、正直そっちの印象が強かったけん最初は面食らったんじゃが、短いほうが目のキツさが立つ。どっちも化ける顔じゃ。
脱いだあとのほうが驚く。165という身長で線は細いのに、上だけが完全に別枠で、座った姿勢だと自重で形が変わるのが分かるくらいある。腹まわりに余分が無いぶん、余計に落差が出る。ここは写真が何も盛っとらん。
実物のほうが上、というのは久しぶりじゃった。
六項目に点を付けるなら
ルックス ★★★★☆ 写真より実物のほうが目に力がある。
スタイル ★★★★☆ 165という数字ほど大柄には見えん。
おっぱい ★★★★★ ここだけは文句のつけようがなかった。
アソコ ★★★☆☆ 締まりは標準。可もなく不可もなく。
感度 ★★★★☆ 乳首を触ると反応の出方が変わる。
性格 ★★★★☆ 押しは強めじゃが、嫌な押しではない。
100分の入り口だけ
シャワーを出た時点で、もう主導権の取り合いになった。俺は攻めるのが好きなほうじゃけん、そう伝えたら「じゃあ好きにしてください」と返ってきて、そこから先はこっちのペースで進んだ。焦らして引っ張るタイプではなく、注文に対して素直に形を変えてくる。
ただ、100分では物足りなかった。終わって時計を見たとき、次はもっと長いコースにするかと本気で考えたくらいじゃ。
ここから先、どこまで通ってどこで線が引かれるかは限定エリアに書いた。途中で思わず「まじで?」と口に出した場面と、金の話、指名を取りにいく時間帯の話も向こうに置いてある。
広島で遊ぶ人間へのメモ
流川で遊ぶなら、部屋を先に取ってから店に当たったほうが早い。週末の夜はホテルの空きから先に消えていくけん、順番を逆にすると詰む。
あと、この辺のホテルは部屋によって浴室が驚くほど狭い。二人で入るつもりなら、素直に広めの部屋を選んだほうがええ。俺はそこをケチって、洗い合いの途中で肘を壁にぶつけて焦った。
浴室の広さは、地味に当日の満足度を決める。
名前も店も上に書いたとおりじゃけん、あとは指名するときのコツと、あの日の残り全部を限定エリアに置いておく。