山陰から広島まで出た日のこと
八月の水曜、松江を昼前に出る高速バスに乗った。広島まで三時間ちょっと。ぶっちゃけ日帰りでやることでもないんだが、山陰じゃけん選択肢が少なくて、こういう日はどうしても県外に出ることになる。
目当ては広島市ちゃんこという店に入ったばかりの、めるという子だった。二十歳でT168、写真だと顔は隠れとるのに脚だけがやたら主張してくる。バスの中で何回も同じページを開き直しとった自覚はある。
バスセンターに着いたら外が暑い。松江もそこそこ蒸すけど、広島の八月は熱がアスファルトから返ってくる感じがあって、降りて十分で背中がじっとりした。時間まで一時間あったので駅の方まで歩いてラーメンを食った。汁が濃くて余計に汗が出た。判断を誤ったと思う。
汗だくで店に電話するのは、何回やっても慣れん。
そういえば、この日は朝まで出勤が出るか分からんかった。めるはたまにしか出ん子で、前の週に見たときは休みが七日並んどった。だから出勤が出た時点で、行くかどうかはもう決まっとった。
めるがドアを開けたところ
頭の中で考えとったこと
ホテルの部屋で待つ十五分がいちばん落ち着かん。エアコンを二回いじって、テレビを付けて消して、コンビニで買った水を半分飲んだ。
T168というのは自分とほとんど変わらん。並んで立ったときにどんな絵になるんか、靴を脱いだらどうなんか、そんなどうでもいいことばっかり考えとった。あとは単純にドキドキしとった。二十歳の子と会うのも久しぶりだった。
実際に口から出た言葉
ノックがして開けたら、黒髪ロングの子が立っとった。「こんにちはー、めるです」。思っとったより低くて落ち着いた声だった。
こっちは「あ、どうも」しか出んかった。まじで語彙が消える。荷物どうぞとか、水いりますかとか、そのへんを噛みながら言ったはずだが順番は覚えとらん。
向こうは気にする様子もなく、部屋を一周見てから「ここ、意外と広いですね」ってベッドの端に座った。この一言で空気がだいぶ軽くなった。愛想がいいというより、間の取り方が上手い子だと思う。
上着を畳みながら、今日は朝から出勤で珍しいんです、と言われた。こっちが松江から来たことを話したら場所が分かっとらんかったので、地図を出して説明した。出雲大社のあたり、でようやく通じた。二十歳だとそんなもんかもしれん。
最初の十五分だけ
シャワーから出たら、めるはもう先にベッドに座って待っとった。タオル一枚で脚を崩して座る形が妙に様になっとる。
「まず横になってください」と言われて、背中を撫でられるところから始まった。指の力加減が最初はやや強くて、これマッサージ寄りかなと思っとったら途中で急に軽くなる。この落差でこっちがビクビクしてしまって、普通に笑われた。
手だけ動かしながら会話が止まらんのも良かった。焼肉が好きだとか、トマトとキノコは無理だとか、そういう話をしとるうちに緊張が抜けた。構えとったのは最初の五分だけだった。
ここから先はさすがに無料で書ける範囲を超える。この日の八十分がどっちに転がったかは、限定エリアのほうに全部置いた。
六項目で付けた点
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★☆☆
性格 ★★★★☆
顔は写真と一致しとった。目が大きいというより、輪郭と髪でまとまっとるタイプ。脚の長さは実物のほうが分かりやすい。
胸はDで、この身長だと控えめに見える。谷間を期待して行くと肩透かしを食うかもしれん。ただ形はきれいだった。
アソコは締まりのほうで点を付けた。感度は素直だが跳ね方が大げさということもなくて、そのぶん反応が読みやすい。性格は明るいというより、黙る時間を怖がらん子だと思う。会話が途切れても平気で、こっちの間に合わせてくれる。
部屋を出てから思ったこと
終わって外に出たら、まだ空が明るくて驚いた。日中の枠はこういう感じか、と。
広島まで出りゃあるけど、往復七時間かけて正解だったかと聞かれたら、これは正解だったと答える。山陰でこの身長とこの接客を同時に探すのはしんどい。
ひとつ不満を言うなら、部屋を自分で取る必要があることくらい。デリヘルなんだから当たり前なんだが、遠征だとこのぶんのコストが地味に効いてくる。次は駅寄りの安いところにしようと思う。
帰りのバスまで一時間半余っとって、地下のコーヒー屋で座っとった。バスの時間を三十分勘違いしとって一回焦った。乗ってからは瞬殺で寝た。松江に着いたのは夜の九時過ぎ。
名前も店もここに書いたとおりなので、隠しとるのは中身のほうだけ。八十分に何があったかは限定エリアで。