下関から走った結論
この日は当たりじゃった。先に判定だけ置いとく。
下関から下道で一時間ちょい、小雨のなかを走った甲斐はあった。生で入れて、そのまま中に出させてもらった。こっちが遠慮したのに、向こうから「そのままでええですよ」と来た。
金曜の夜。翌日が休みじゃったけん、多少無理してでも出た。山口市まで足を延ばすと決めたのは、その週の下関の出勤表が薄かったけんじゃ。他意はない。
山口市の夜と、この店
下関は店の数だけはある。ただ当たりの子に行き着くまでが長い。関門海峡越えたら福岡じゃけん、めぼしい子がおらん週はそのまま小倉か中洲まで出る。それが下関の人間の普通の感覚じゃのう。
ただこの日は逆方向に振った。山口市は湯田温泉のあたりにビジホもラブホもまとまっとるけん、待ち合わせが楽なんじゃ。宿は湯田の安いビジホをとった。素泊まりで五千円台。国道を走っとる途中で雨が強うなって、途中のコンビニで一本タバコを吸うて時間を潰した。
電話の受付はそっけなかった。「はい、六十分ですね。はい」で終わり。愛想はゼロ。まあ地方の店はだいたいこんなもんじゃ。余計な会話が要らんぶん、こっちも気は楽じゃった。
嬢の印象
写真は顔をスタンプで隠しとるタイプで、正直あんまり参考にならん。こういうのは半分覚悟して呼ぶことにしとる。外れても文句を言わん、というのが賭けの作法じゃ。
ドアを開けたら、ショートボブの色白な子じゃった。細い。百六十二くらいか。胸はEはある。細身のわりに胸だけちゃんと残っとる、あの体型じゃ。写真より実物のほうがずっとええ。
「こんばんは、外すごい雨でしたよね」と先に声をかけられた。すれ違いざまに匂いがようてな。柔軟剤か香水か知らんが、きつくない甘いやつじゃった。おお、と思った。
とにかくよう笑う。こっちが黙っとっても勝手にしゃべってくれる。寡黙な人間には正直ありがたい。年は二十代前半、顔の作りは清楚寄りで、しゃべりだけが妙に砕けとるのが可愛い。
部屋でのこと
シャワーは二人で入った。背中を流してもらいながら湯田温泉の話をした。「温泉、入ってこられたんですか」と聞かれて、いや今日は入っとらん、と答えた。それだけの会話じゃが、こういうのが下手な子はプレイも硬い。この子は間の取り方が上手いほうじゃった。
歯磨きもそこそこにベッドへ移った。エアコンが効きすぎとって部屋が寒い。布団を引っ張り上げて、その中で抱き合う形になった。狭いぶん、密着はする。
キスが長い。舌を入れると、ちゅ、と鳴らして自分から絡めてくる。途中で目を開けたら向こうも見とって、恥ずかしがって手で顔を隠された。この仕草はずるいと思う。
耳を舐めたら、「そこ、だめです」と言いながら首をすくめた。だめですと言うわりに逃げんのじゃけん、たぶん弱い。しばらくそこで遊ばせてもろうた。
首から鎖骨、そのまま胸へ降りていく。乳首は小さくて色が薄い。舐めると腰がびくっと跳ねた。感度はかなりあるほうじゃ。声を我慢するタイプで、口を手で押さえて「んっ」と漏らす。押さえとる手をどけると、素直にどけてくれるのがまたええ。
下着は薄い色のやつじゃった。指を入れる前からぬるっとしとって、二本入れて中を擦ると太ももが締まってきた。ローターも電マも無料で使えるらしいが、この日は一度も出番がなかった。道具を持ち出す必要がないくらいには濡れとった。
フェラは丁寧じゃが、一度だけ歯が当たった。そこだけは正直に書いとく。ただ本人もすぐ気づいて、「ごめんなさい」と小さい声で言うてから舌の使い方を変えてきた。以降は当たらん。上目遣いでこっちを見ながら根元まで咥えるあたりで、こらいかん、と一回止めてもろうた。
ゴムを取ろうとしたら、手で止められた。「そのままでええですよ」と言われて、一瞬固まった。聞き返したら、もう一回同じことを言われた。素股のつもりで当てたら、そのまま腰を引き寄せられて、ぬるっと入っていった。
正常位から始めて、途中で上に乗ってもらった。細いのに腰の動きはしっかりしとる。汗で前髪が額に貼りついとって、それを自分でかき上げるのがまた色っぽかった。最後は正常位に戻して、中に出させてもらった。抜いたあともしばらく抱きついたまま離れん。
後処理は向こうが全部やってくれた。こっちがティッシュに手を伸ばす前に、もう動いとる。手際がええ。
そのあと十分ほど、ただ喋っとった。山口市までは下関からどのくらいかかるんですか、と聞かれて、下道で一時間ちょいじゃと答えたら、遠いですねえと笑われた。この日いちばんよかったのは、実はこの時間かもしれん。
帰りに国道沿いのコンビニで缶コーヒーを買うて、車の中でしばらく余韻に浸っとった。雨は上がっとった。下関に着いたのは深夜二時前じゃった。
当たりじゃった。名前と店は下で教える。