新橋の雑居ビル三階、紺のハイソックスに呼ばれて
木曜、19時。仕事をなんとか片付けて電車に飛び乗り、新橋の改札を出た。雨が降りそうで降らない、湿気だけが残った夜であった。ホームからずっと蒸し暑い。
私がこの街の箱ヘルを選ぶのは、脚線美とは何かを確かめたい夜に打率が高いからだ。移動の手間がないぶん、部屋に入ってからの最初の三十秒を、まるごと脚の観察に使える。ホテルへ歩く十分間は、私にとってただの空白なのである。
店は駅から徒歩で数分、飲み屋の看板が並ぶ通りの雑居ビルの三階にある。エレベーターを降りると受付があり、待合は正直かなり狭い。ソファに二人も座れば肩が触れる。そこに黒いカーテンで仕切られた区画があって、案内までの数分をそこで過ごす形だ。指名は写真から選ぶ形と、前に会った子を名前で指す形の二本立て。私は後者で、名前を告げてから五分ほどで階段の上に呼ばれた。
結論から書くと、膝から下だけで元が取れた。
制服がコンセプトの店なので、案内された部屋も学校っぽい小物が転がっている。そういうのは正直どうでもよくて、私が見ているのは扉が開いた瞬間の膝から下だけだ。
膝上五センチの境界線
紺ソックスに包まれた膝下
りおは、紺のハイソックスを膝下まできっちり上げた状態で座っていた。この太ももからふくらはぎのラインが、正座を崩した姿勢だと最も分かりやすい。ふくらはぎは張っていない。細いのに骨っぽくもない、リブ編みが軽く食い込む程度の肉付きであった。
足首の細さがポイントで、ここが太いと膝下全体が寸胴に見える。彼女は靴下のゴムを下げると、くるぶしの形がはっきり出るタイプだった。…素晴らしい。
身長は152センチと小柄で、脚そのものは長くない。だが脚線美とは長さの競技ではないというのが私の持論である。膝の皿の小ささ、そこからアキレス腱に落ちていく曲線、その比率がすべてだ。
素肌に戻った太もも
ソックスを片方だけ膝までずらしてもらったとき、リブの跡が横縞になって残っていた。あの跡が薄桃色から白に戻っていく数分間が、私にとっては一番の見どころなのだ。締め付けが解けて血が戻る過程で、ふくらはぎの皮膚がわずかに浮き上がり、それまで布に押さえつけられていた丸みが本来の形に膨らんでいく。指の腹で撫でると、太ももはもちもちと押し返してくる。膝の裏の窪みだけは温度が高く、そこに触れたときだけ彼女が身をよじった。19歳の肌はこういうところで嘘をつかない。左右で跡の消え方に差があったのも面白くて、私は両膝を並べて座らせたまま、しばらく無言で見比べていた。
スカートの中はEカップの胸のわりに脂肪が薄く、腰から太ももへの落差が素直だった。パンスト越しの質感が好きな私からすると、生脚一本勝負の店は物足りないことも多い。この日は紺ソックスと素肌の境界が代わりを務めてくれた。
ついでに書いておくと、彼女は煙草を吸わない。密着したときに髪から酒でも煙でもない匂いしかしないのは、この業種では地味に効く長所だ。人柄の話ではなく、脚を顔に近づける趣味を持つ人間としての実利である。
心の中で、やばい、と品のない声が出た。
上品を装っている自覚はある。
触れた最初の十分と、私が付けた点数
はじめの十分
驚いたのは、部屋に入るなり前に来たときの話をされたことだ。一ヶ月近く空いていたのに、私が何を話したかまで覚えていてくれた。「また来てくれたんだ」と笑われて、こちらが少し焦った。営業の定型文ではない覚え方をされると、脚の話をしに来たはずの人間でも姿勢が崩れる。
そこから先は密着型で、体重を預けながら膝を私の脚に絡めてくる。ふくらはぎが私の脛をなぞる、あの感触だけで十分元は取れたと言えるだろう。「先に脚、触っていい?」と聞くと、きょとんとしてから笑って足を伸ばしてくれた。変わった客に慣れているのだと思う。
性感帯を聞いたら胸の先だと即答され、実際そこを軽く触っただけで膝から力が抜けていた。反応を隠さないので、こちらも遠慮がなくなる。私のように一点集中の趣味を持っている客とは、たぶん相性がいい。
ここから先、彼女がどう動いたかは投稿者限定の側に置いた。同好の士だけに読んでほしい部分がある。
六項目の採点
ルックス ★★★★★ 元アイドルという触れ込みは伊達ではなかった
スタイル ★★★★☆ 細いのに硬くない、脚フェチ向きの付き方
おっぱい ★★★★☆ Eカップ。私の専門外だが形は良い
アソコ ★★★★☆ 手入れが行き届いていて綺麗だった
感度 ★★★★☆ 胸の先が弱い。反応が分かりやすい
性格 ★★★★★ 笑顔と人懐こさで場の空気を作れる
総評として、脚だけを見に行った男が脚以外でも満足して帰った、という結果になった。私の鑑定基準は膝から下に偏っているので、そこが崩れると点は伸びない。今回は伸びた。
帰りは新橋のガード下でラーメンを食べた。そういえば、汗だくで麺をすすりながら考えていたのは次に何色のソックスを頼むかという話だけであった。我ながら重症である。