福山から高速に乗った日曜の午後
福山からじゃと広島市内まで車で一時間半はかかる。休みの日曜、朝から何の予定も無いことに気づいて、午後になってから山陽道へ乗った。八月の広島はとにかく暑い日が続いとって、エアコンを最強にしても背中がシャツに貼り付く。前から気になっとった中区弥生町のスタイリッシュ ヘルス ブレイク、あそこにひよりという子が入っとるのを知ったのが六月ごろじゃったか。出勤の日と自分の休みがどうにも噛み合わんで、二か月ほど寝かせたままになっとった。
期待を膨らませすぎて空回りするのが、いちばん怖い。
弥生町のあたりは一方通行が多うて、初めて走るとちいと戸惑う。近くの駐車場に車を突っ込んで、そこから歩いて三分ほど。たったそれだけの距離で、シャツが一枚ぶん湿った。仕事の日よりよっぽど汗をかいとる。
弥生町の店で待っとったひより
一階で名前を告げると、スタッフが手際よう案内してくれた。愛想もええし、こっちがもたついとっても急かさん。待機室には漫画やら雑誌やらがぎっしり並んどって、数分の待ち時間を持て余すことはなかった。携帯の電波もよう通るけえ、暇の潰し方には困らん。ただ、部屋そのものはちいと狭い。人が重なる時間帯に当たったら、少ししんどいかもしれんのう。
そしてカーテンが開いた。
階段の上からひょっこり顔を覗かせたのが、ひよりじゃった。十九歳、160センチ、Dカップ。数字だけ並べたら細身の普通の子なんじゃが、実物は肩から腕にかけての線が細うて、そのぶん胸がきちんと丸い。淡いピンクのカーディガンに、チェックのスカートと赤いリボン。まじで現役に見える。写真より実物のほうがええというのは滅多に当たらん賭けじゃが、この日は当たった。
「今日はよろしくお願いします」と、まっすぐ目を見て言う。声は高いのに喋り方が落ち着いとって、こっちが黙り込んでも間が気まずうならん。おっとりしとるのに話題は豊富で、こういう子が広島で上のほうに名前を並べとるのかと、妙に納得してしもうた。
制服みたいな格好は本人の趣味なんじゃろうかと思うて聞いてみたら、こういうのが好きなお兄さんが多いんです、と肩をすくめて笑うとった。茨城の出じゃそうで、広島に来てからまだそんなに経っとらんらしい。訛りが一つも無いのはそのせいか。こっちの広島弁を面白がって、真似しようとして失敗しとるのがなんとも可愛らしかった。
六項目に点を付けてみたら
ルックス ★★★★★ 写真より実物
スタイル ★★★★☆ 細いのに胸は丸い
おっぱい ★★★★☆ サイズ以上の存在感
アソコ ★★★★☆ 締まりはええほう
感度 ★★★★☆ 耳と乳首が弱点
性格 ★★★★★ 話が途切れん
点にしたらこうなるが、点に出んところがこの子の本体じゃと思う。
湯を張った浴室に入るまでの話
部屋に通されて、まずは向かい合うて座り、世間話から。仕事のこと、この夏の広島の湿気のこと。そういえば来る途中でラーメンを一杯食うてきた、と言うたら、食べ歩きが趣味じゃと食いついてきた。アニメも観るらしゅうて、そこからコナンの話でひとしきり盛り上がる。十九の子と話が合うとは思うとらんかったけえ、この時点でもう機嫌がようなっとった。
部屋そのものは思うたより明るうて、清潔感がある。水回りもきちんと手入れがしてあった。待機室が狭いことを差し引いても、建物全体の管理は行き届いとると思う。
「福山から来たん?遠いのに嬉しい」と笑う。
それから二人で服を脱いで浴室へ。体を洗うてもらう時の手つきが、明らかに素人のそれじゃなかった、とだけ書いておく。男の力が抜ける場所を、最初から知っとる手じゃった。無料で読めるところに書くのは、このあたりまでにしとこう。
湯気の中で一回、頭が空になった。
洗い場で何をされたかも、部屋に戻ってからのことも、指名するときに知っとくと得な段取りも、まとめて限定エリアのほうへ回した。名前と店は上に書いたとおりじゃけえ、隠すのはそっちだけにしとく。
帰りの山陽道で思うたこと
帰り道、サービスエリアで缶コーヒーを買うて、駐車場の隅でぼんやり考えとった。ほいでもまぁ、こういう子はそのうち予約が取れんようになる。取れるうちに何回か通っておきたい、というのが素直な気持ちじゃ。短いコースにしてしもうたのが唯一の後悔で、時間の経つのが本当に早うて、終わってみたら半分くらいの感覚しか残っとらんかった。
次に来るときは、朝いちの枠を押さえて、終わってから駅前で飯でも食うて帰る段取りにしたい。日帰りで往復するだけの日にしてしまうのは、この子に対してちいと勿体ない気がしとる。
福山からじゃと片道一時間半。それでも、また行く。