あなたに会うのは、今日で四回目だった。
新宿から山手線に乗って、窓に映った自分の顔がまだ緩んでいるのに気づいた。忘れないうちに、手紙みたいに書き残しておこうと思う。
四回目の帰りの電車で、あなたに宛てて
宛名は伏せておく。読んだ誰かが、あなたを探し当てないように。
それでも、完熟ばなな 新宿で指名を続けている四十代半ばの奥さま、とだけは書いておく。背は159cmくらいで、胸はBカップ。手のひらにちょうど収まる柔らかさだった。
指名は裏切らない、と前から思っている。あなたはそれを四回とも証明してくれる。
三回目までのあなたを、順番に思い出す
初回は正直こわかった
最初に予約を入れたとき、あなたには写メ日記がひとつもなかった。プロフィールの写真もぼかしてあって、人柄が伝わる材料がほとんどない。何も分からない相手に140分を預けるのは、けっこう勇気がいる。
待ち合わせは新宿東口。人が多すぎて、電話を握ったまま五分くらいうろうろした。
「こっちですよー」と後ろから声がして、振り向いたらあなたが笑っていた。ぼかしの下にこんな可憐な笑顔があったのかと、拍子抜けした。
そのまま自然に腕を組まれた。ホテルまでの七、八分、あなたはずっとこちらの腕に体をぴったり寄せて歩く。信号待ちで肩に頭を預けてきたとき、もう始まっているんだなと思った。
二回目と三回目で変わったこと
二回目は、前回の緊張がうそみたいに会話が続いた。ただ、ベッドではまだお互いに探り合いだった気がする。
3回目でようやく本領発揮。前回は受け身だったあなたが、今回は上から攻めてきた。こちらの反応をじっと見ながら、気持ちいい場所をひとつずつ探していく。乳首を舐めながら目だけこちらに向けて、声が漏れたところで止まる。あの目つきには参った。
その三回目、最後の最後で左のふくらはぎがつった。情けない。
あなたは嫌な顔ひとつせず、休むはずの時間をまるごと使ってマッサージしてくれた。「力抜いてね」と言いながら、ふくらはぎを両手でゆっくり押してくれる。指名を続けると決めたのは、たぶんあのときだった。
缶ビール二本ぶんの寄り道から始まった140分
火曜日の夕方、小雨。前回は駅で待ち合わせたけど、今回は先にホテルへ入って待つことにした。途中のコンビニで缶ビールを二本買う。あなたが仕事帰りに来ると聞いていたから。
ドアを開けたあなたは、前髪が少し濡れていた。ビールを渡すと「え、うれしい」と目を丸くする。前回より明らかに距離が近い。
ソファに並んで乾杯して、最近観た映画の話をした。このまま話だけで終わるんじゃないかと少し焦り始めたころ、あなたの手が話の途中で股間に伸びてきた。会話は止めないまま、ズボンの上からゆっくり撫でる。顔は普通に笑っているのに、手だけが別の生き物みたいに動いていた。マジか、と声が出かけた。
シャワーは一緒に浴びた。泡を手に取って胸から背中まで洗ってくれて、ハグしたままキスが続く。湯船にお湯がたまるまでの間も、あなたはずっと抱きついたままだった。甘えん坊なところは前回から見えていたけど、今回は遠慮がない。
ベッドに移ってからは、まずフェラが長かった。こっちはもともとイキにくい体質で、前回はそれで少し申し訳ない空気になった。今回のあなたは最初から覚悟を決めていたみたいで、じゅぷじゅぷと音を立てながら根元から先まで休まずに続けてくれる。ときどき上目遣いでこちらの顔を確かめて、反応が弱いと角度を変える。
お返しに指で触れると、あなたの体がビクンと跳ねた。全身が感じやすい人で、太ももの内側を撫でただけで息が変わる。そこから先はもうトロトロだった。
挿入はゴムなしの生だった。あなたが自分から上に乗ってきて、何も言わずに腰を沈める。こちらが確認する間もなく、当たり前のように始まった。
ねっとり腰を回しながら「今日は長いね」とあなたが笑う。正常位に変えてしばらく動いて、最後は抜いてお腹の上に出した。中には出していない。生で入れて外に出す、それが四回とも同じ流れだった。
終わったあとは腕枕で少し話した。ベッド脇のエアコンがやたらうるさくて、あなたの話を半分くらい聞き逃したのが今でも悔しい。
雨のあがった靖国通りで
ホテルを出ると雨はやんでいた。あなたは駅と反対の方へ歩いていって、一度だけ振り返って手を振ってくれる。
ひとりで靖国通りを歩いて、思い出横丁でラーメンを食べた。スープがやけにしょっぱく感じたのは、汗をかきすぎたせいだと思う。
次の予約はまだ取れていない。土日は相変わらず埋まっていて、平日の夕方に数時間だけ出る日を狙うしかない。それでも、取れた瞬間からまた待つのが楽しみになる。
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★☆
おっぱい:★★★☆☆
アソコ:★★★★☆
感度:★★★★☆
性格:★★★★★
あなたの名前と、指名を取るときのコツは有料エリアに書いておく。