新大久保の改札を出ると、相変わらず韓国コスメの店と屋台の行列で歩道が埋まっていた。土曜の昼過ぎで、朝まで降っていた秋の雨がようやく上がったところだった。
一年越しの指名がやっと通った日
このあたりは若い子を回す派遣型が多いけれど、四十代五十代の奥さまだけで揃えた店も根強く残っている。ホテル街が駅から歩いてすぐなので、呼ぶ側にとっては段取りの楽な街だと思う。
離婚して三年になる。独りの夜は長い、と本気で思い始めたのがちょうど去年の今ごろで、そのころから同じ人を指名しようとしては外され続けていた。
出勤は週に二日か三日。電話を入れると決まって「本日はもう埋まっておりまして」と返ってくる。三回振られて、四回目のこの日にやっと通った。
一年かかった。
電話一本で済む段取り
完熟ばなな 新宿は都内どこへでも出張するデリヘルで、新宿と新大久保なら交通費がかからない。コースは税込表示で、入会金も追加料金もない。後から何か足される心配がないのは、熟女店を何軒か回ってきた身には地味に大きかった。
受付の男性は毎回物腰が柔らかく、こっちの好みを聞いてから空いている人を勧めてくる。今回は名前を出して、出勤の時間に合わせてホテルを先に押さえた。
池袋や鶯谷の熟女店と比べると
池袋や鶯谷の人妻店でも何度か遊んだけれど、パネルと実物の差でがっかりした回数のほうが多かった。この店はその差が小さい、というか今回は逆だった。写真より実物のほうがきれいだったのは、正直これが初めてかもしれない。
ホテルは大久保通り沿いで、外観のわりに部屋は狭く、ベッドと壁の間を横向きで歩くような作りだった。濡れた靴を脱ぐ場所にも困ったので、そこだけは次は別のホテルにしようと思った。
背筋の一本通った五十歳前後の人
ドアを開けて、まず姿勢に目がいった。背は155くらいなのに、首から背中にかけてすっと一本通っていて、実際より高く見える。脚がまっすぐで細く、膝から下が長い。年齢は五十歳前後のはずだが、四十を少し出たくらいにしか見えなかった。
「やっと会えたね。何回も断っちゃってごめんね」と、向こうから先に言われた。
話し方がサバサバしていて、生まれは下町だと笑っていた。気取ったところがまるでなく、路地裏の小洒落た飲み屋で、カウンターの向こうのママと話しているような気安さがあった。元嫁には内緒だけど、ああいう明るさに昔から弱い。
服を脱ぐとくびれがはっきりあって、Eカップの胸は形が崩れていない。下はきれいに処理されていた。
喉の奥で締めてくる口と、自分から向けてきた尻
シャワーを一緒に浴びてベッドに移ると、彼女のほうが先に乳首を舐めてきた。舌先でゆっくり転がされて、ビクンと腰が浮いたところでキスに移る。唇が柔らかく、舌の入れ方がねっとりしていた。
フェラは、これまでの中でもかなり上のほうだった。最初は浅く咥えて、「まだこれからだよ」と言ってから、じゅぷっと喉の手前まで一気に呑み込み、喉の奥でぎゅっと締めてくる。手コキも添えるけれど、ガシガシしごくのではなく、ちょうどいい速さで上下させるだけだった。
ただ途中で一度、手の動きが同じリズムのまま長く続いて、少し単調に感じた時間はあった。口に戻ればすぐ忘れる程度だったけれど。
69は彼女のほうから跨がって、小さなお尻をこっちの顔に向けてきた。舐めているうちに濡れてきて、「指、入れていいよ」と手を取って導かれた。中指を入れると、きゅっと強く締め付けてくる。この年齢でこの締まりかと、思わず声が出た。
そのあと彼女は起き上がって上に乗り、騎乗位で素股をはじめた。腰の使い方がうまくて、主導権は完全に向こうにあった。何度か擦られているうちに先が入口に引っかかり、彼女はそのまま腰を落とした。ゴムは着けていない。生で入った。
「このままでいいから」と言われて、止める理由はなかった。ゆっくり上下されて、最後は下から抱き寄せたまま中に出した。彼女は笑って、しばらく上に乗ったまま動かなかった。
少し休んで「もう一回する?」と誘われたが、時計を見ると残りは十五分しかなく、二回戦は諦めた。
悔しかった。
時間切れのあとの弁当
シャワーを浴びたあと、彼女は鞄から自分の弁当箱を出して「お昼まだなの、食べていい?」と聞いてきた。卵焼きをひとつ分けてもらうと、甘い味付けだった。さっきまでのことが嘘みたいに普通の昼休みで、それがかえってよかったのかもしれない。
六つの項目でつけるなら
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★★
おっぱい:★★★★☆
アソコ:★★★★★
感度:★★★★☆
性格:★★★★★
東新宿まで歩きながら考えたこと
帰りは駅に戻らず、大久保通りを東新宿まで歩いて副都心線に乗った。雨上がりの歩道はまだ水たまりだらけで、スニーカーのつま先がまた濡れた。
この人を捕まえたいなら、出勤が少ないことを前提に動くしかないと思う。当日の朝に出勤表を見て、昼の枠をすぐ電話で押さえる。待っていても空きは出てこない。一年かけて分かったのはそれだけだった。
二回戦を逃したぶん、次はもう少し長いコースにするかもしれない。
この奥さまの名前と、一年待たずに指名を通すための段取りは有料エリアで。