先に判定を書いておく
木曜の仕事帰りに池袋の西口で会ってきた芹沢みくについて、判定だけ先に置いておく。西池袋のホテヘルで、次もこの子に予約を入れるかと聞かれたら、たぶん入れる。ただ、会えるまでにかかった手間を思い出すと、誰にでも手放しで勧められるかというと、少し迷うかもしれない。
予約は二回流れた。一回目はこちらの残業で、二回目は当日の昼になって、彼女の体調が崩れたので欠勤になると店から電話が来た。会議室の前で着信を受けて、柄にもなく焦った。三回目でやっと会えた。独りの夜は長い、などと言いながら同じ子の枠を三週間も追いかけていたわけで、我ながら少し気持ちが悪い。
それでも、会ってみて損をしたとは一度も思わなかった。
駅の西側、ホテル街に入る手前
池袋の西口は、東口ほどの騒がしさがないぶん、歩いていて気が散らない。店の受付は西池袋一丁目の雑居ビルの三階にあって、駅からは徒歩で五分もかからなかった。受付で支払いを済ませてから指定のホテルへ移る、受付型のホテヘルになる。
この日は駅を出たところで雨が降り出して、傘を持っていなかったので、ビルの軒先を伝うようにして歩いた。四十を過ぎた男が雨の中を小走りでホテル街へ向かう姿は、あまり人に見せたいものではない。九月も終わりに近く、濡れたシャツの背中が少し寒い。ホテルに着く頃には前髪から雫が落ちていて、フロントの前で慌ててハンカチを探したが、こういう日に限って鞄の底に入っていない。
雑居ビルの三階で済ませること
スタッフの応対は丁寧で、ホテルの場所と今の混み具合を先に教えてくれた。60分コースで総額は1万8千円台、ホテル代は別。池袋・大塚のホテヘルとしては、高くも安くもない真ん中あたりの値段だと思う。
引っかかったのは、予約の段階で開始時刻が何度か動いたこと。店側の説明は誠実だったけれど、その日の予定を詰めている人には向かないかもしれない。それと、彼女は75分のコースだけ受けていないので、組むなら60分か、もっと長い枠になる。
金髪と細い脚と、止まらないおしゃべり
ドアを開けた瞬間、「遅くなっちゃってごめんなさい」と頭を下げられた。遅れかけていたのはむしろこちらのほうだったのに。明るい金髪で、見た目はどう見てもギャルの側なのに、言葉遣いがやけにきちんとしている。そのちぐはぐさに、最初の一分で肩の力が抜けた。
悪い気はしなかった。
小柄で、身長は154cm。細身なのに、本人がいちばん自信があると言う脚は本当にまっすぐで、膝から下の線が綺麗だった。写真はぼかしが入っているけれど、実物のほうが表情が柔らかく、笑うと目尻がくしゃっと下がる。
口数はとにかく多い。猫を保護したいという話、韓国料理と海鮮に目がないという話、麻雀を覚えたけれど点数計算がまだできないという話。こちらは相槌を打つだけで、部屋の空気がどんどん軽くなっていく。元嫁には内緒だけど、結婚していた最後の二年より、この十分間のほうがよほど会話をしていた気がする。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★★
性格 ★★★★★
感度に満点を付けたのは、ここまで反応の早い相手はたぶん初めてだったから。その中身は限定エリアに回す。
服を脱がせ合うところから始まった
シャワーの前から、もう始まっていた。お互いのシャツのボタンを外し合うような流れになって、彼女のほうが先に吹き出し、つられてこちらも笑った。浴室ではタオルの扱いが丁寧で、泡を流す手つきもゆっくりしている。「痛くなりやすいから、触るときは優しくね」と先に言われたのが、妙に耳に残った。
ベッドに移ってからのことは、ここには書かない。ひとつだけ言っておくと、この日のシーツは、ホテルの人に申し訳なくなるような状態になった。そこから先の具体的な流れと、彼女が「苦手」とはっきり言っていたところは、限定エリアにまとめてある。
西口で遊ぶときの自分なりの手順
出勤が少ない子なので、週の出勤予定が出た時点で押さえるしかない。当日の空きを狙っても、まず取れないと思っておいたほうがいい。
雨の日は、駅からの道が思ったより滑る。西口のロータリーを抜けたら、大通りを渡らずにビル沿いを歩くほうが濡れずに済む。
終わったあとは、西口の路地にあるラーメン屋で醤油を一杯すすった。湯気の向こうで、さっきまでの会話を一つずつ思い出していた。独りの夜は長いけれど、この夜だけはそうでもなかったのかもしれない。
何が良くて、次に何を試すつもりなのかは、限定エリアで。