土曜の朝、7時過ぎの京浜東北線はがらがらだった。独りの夜は長いが、独りの土曜の朝も似たようなもので、目が覚めてしまうと部屋にいる理由が見つからない。離婚して三年、こういう朝に向かう先がソープだというのは、我ながらどうかと思う。
それでも電車に乗った。行き先は川口市の西川口寄り、栄町のあたりだった。
川口の南側、駅前に残る朝の遊び場
埼玉で遊ぶなら大宮か西川口か、という二択は昔から変わっていない。大宮は店の数も客の数も多いぶん、週末は予約が取りにくい。西川口は一時期ずいぶん寂しくなったと聞いていたが、ソープに限れば今も数軒がまとまって営業していて、東京から一本で来られる距離のわりに人が少ない。
駅を出ると雨が上がったばかりで、路面がまだ黒く光っていた。朝の西川口は静かだ。
店までは徒歩で数分。コンビニで缶コーヒーを一本買って、飲み切る前に着いてしまった。
やまとなでしこ桜組を選んだ理由と中身
入浴時間と支払いの感覚
この店は朝7時から女の子が出てくる。平日の夜しか空かない勤め人にはあまり関係のない話かもしれないが、土日の朝に動ける人間には大きい。総額の目安は1万6千円から1万7千円のレンジで、ソープとしては手の届く側に入る。
受付は丁寧で、待合室で少し待たされたあと、廊下で顔を合わせる形だった。ネット予約を入れておくと、前日に確認の電話が一本入る。こういう段取りがきちんとしている店は、たいてい中身も崩れていない。
周りの同業と並べてみて
西川口の他の店と比べると、在籍の年齢層がはっきり若い。そのぶん当たり外れの振れ幅が大きいだろうと身構えていたが、少なくとも今回は構える必要がなかった。
もう一つ、ここは女の子同士の空気が悪くないらしい。みみ本人が、名前は出さずに「この店の子、みんないい子だよ」と他の子の宣伝までしていた。自分を売り込む子は多いが、同僚を褒める子にはあまり会ったことがない。店の中の雰囲気がそのまま接客ににじむのだと思う。
待合室は正直狭い。ソファに三人座ると膝が触れそうで、朝から知らない男と肩を並べるのは少し気まずかった。
みみという十九歳の話
写真で選んだ。黒髪で、顔が小さくて、胸元の写真が一枚目から攻めていた。十九歳と書いてあって、四十を過ぎた人間が指名していいものか一瞬迷ったのも本当だ。
廊下で会った瞬間、マジで写真より可愛いと思った。157cmの小柄な体に、服の上からでも分かる胸の張りがある。脱いでからのお椀型の形は、正直しばらく目が離せなかった。
「朝早いのに来てくれたんだ、えらいね」
そう言って笑う。えらいのはそっちだろう、と思ったが口には出さなかった。人見知りをしない子で、こちらの口数が少ないのを察して、話を振っては相槌を拾ってくれる。聞き上手で、話し上手でもある。料理が好きだというので、最近作ったものを聞いたら肉じゃがだと言っていた。元嫁には内緒だけど、あの人の肉じゃがより美味そうに聞こえた。
これまで西川口で入った二十代前半の子たちは、若さでそのまま押し切るタイプが多かった。みみは違って、こちらの顔色を見ながら温度を合わせてくる。十九歳でこの気の回し方は、正直ちょっと怖いくらいだった。
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★★(くびれが細い)
おっぱい:★★★★★
アソコ:★★★★☆(詳しくは限定で)
感度:★★★★★
性格:★★★★★
洗い場までの入り口だけ
湯船に浸かっている間も、みみはずっと隣で喋っていた。洗い場に移ると、泡をたっぷり立てて体を洗ってくれる。ボディソープのぬるっとした感触のなかで、ずっと体を寄せてくるので、距離の詰め方がうまい子なのだと分かった。
ちょっと惜しかったのは、洗い場の時間が短めだったことだ。こちらが60分で入ったせいで、話し込んだぶんが後ろにしわ寄せされた。次は90分にすると決めた。
そこから先、ベッドで何があったかは限定エリアに書いておく。
西川口で遊ぶ前に決めておくこと
一つ目は時間。この子は会話が楽しいぶん、短い枠だと物足りなく終わる。二つ目は予約で、人気のある子なので当日ふらっと行っても空いていないことのほうが多いはずだ。三つ目は朝の使い方。7時台の枠は競争が緩い。
帰りは駅前でラーメンを食べた。醤油の湯気の向こうで、次はいつ来られるかをぼんやり数えていた。独り身の週末はこういう予定で埋まっていくのかもしれない。