本厚木の夜は、思ったより静かだった
本厚木で降りたのは何年ぶりだっただろう。新宿から小田急の急行で一時間弱、駅前のロータリーはそれなりに人がいるのに、一本裏の通りに入った途端に音が減る。八月の日曜、まだ夕方六時なのに暑い。歩いているだけでシャツが背中に張りついてきて、コンビニで買った水を半分立ったまま飲んだ。
厚木は横浜や川崎ほど店の数がない。そのかわり待機所とホテルの距離が近くて、電話を入れてから会うまでが早い。都内の感覚で二時間前に動き出すと、逆に手持ち無沙汰になるくらいだった。そのぶん選択肢は多くないので、店を決めるまでより、どの子にするかで悩む時間のほうが長くなる。
離婚して三年、こういう街に一人で降りることにも慣れてしまった。独りの夜は長い。
熟女の風俗最終章 厚木店に電話をかけるまで
熟女の風俗最終章 厚木店を選んだのは、出勤表を眺めていて手が止まった、それだけの理由だった。厚木で三十代以上を看板にしている店はいくつかあるが、ここは在籍の年齢層が上に振り切れていない。三十代前半から四十手前あたりに厚みがあって、写真の加工も控えめに見えた。熟女という看板の店は、実際に行くと写真と実物の差で萎えることが多い。ここはその怖さが少ないほうだと感じた。
80分11,995円という値付け
即プレイ寄りの枠で80分11,995円。これに交通費と部屋代が別で乗るので、実際に財布から出たのは室料込みで一万五千円ほどだった。都内の同じ時間帯なら二万は超える。体験談を投稿すると引かれる枠もあって、そちらだと130分で三万に収まる計算になる。安いというより、時間の単価が素直な店だと思う。
厚木で同じ枠の店と並べてみると
値段のわりに雑、という印象は受けなかった。ただ受付の段取りはお世辞にも良くない。ネットから予約を入れて一時間待っても連絡が来ず、結局こちらから電話をかけた。「あ、届いてますね」と言われたときは、ぶっちゃけ少し萎えた。電話の応対そのものは丁寧で、待ち合わせの説明も分かりやすかった。だから余計に、あの一時間が惜しい。会えたから許しているだけで、ここは同じ価格帯の店に負けている部分だと思う。
ののかは、思っていた人と違った
指名したのはののか。33歳、T159でCカップ、ウエストは57と出ていた。数字だけ見て細身なんだろうと決めつけていたら、部屋のドアが開いてすぐに自分の想定がずれていたことが分かって焦った。ドアが開くまでの数秒、四十を超えた男が本気でドキドキしていたのも、我ながらどうかと思う。
きれい系、という言い方が一番近い。色白で、肩まわりに余分な肉がなくて、笑うと目尻が少し下がる。派手さで押してくるタイプではないのに、立っているだけで清潔感のほうが先に届いてしまう人だった。三十三という年齢を聞いていなければ、二十代後半だと言われても疑わなかったと思う。話し方はゆっくりで、こちらが緊張しているのを察したのか、最初の五分はずっと世間話につきあってくれた。
「厚木は、はじめてですか」と聞かれて、「昔、仕事で一度だけ」と答えたら、そこから駅前の話が十分くらい続いた。そういえば、女性とどうでもいい話を延々するのは何年ぶりだったかもしれない。元嫁には内緒だけど、この時間がいちばん効いた。
六項目で点をつけるなら
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★★☆
おっぱい:★★★☆☆
アソコ:★★★★☆
感度:★★★☆☆
性格:★★★★★
胸はCで、大きさで語る人ではない。形はきれいだが、そこを目当てにすると物足りないと思う。逆に脚から腰にかけての線は、写真より実物のほうが良かった。細いというより余計なところに肉がついていないという表現が近くて、抱いたときに骨が当たる細さではなかった。下は本人のページに書いてあるとおりで、その申告に嘘はなかった。
最初の十分だけ、ここに書く
シャワーから戻ると、部屋の照明を一段落としてくれていた。ベッドの端に座って、また少し話して、それから距離が近くなる。香水はほとんど付けていなくて、シャンプーの匂いだけがした。穏やかな話し方のままスイッチが入るタイプで、その落差でこちらの体温のほうが先に上がっていくのが分かった。首筋に指が触れた瞬間、こっちの肩がビクビクした。やばい、と思ったのはこの時点だった。
続きは限定エリアに置いておく。
厚木で遊ぶときに効いた段取り
本厚木は駅の南側にホテルが固まっていて、北口から歩くと道に迷う。初めてなら南口に出たほうがいい。料金は本体・交通費・室料の三階建てなので、合計をあらかじめ足しておかないと後で目算が狂う。時間帯は平日の夕方が一番動きやすい。土日の夜は指名が埋まるのが早くて、当日だと選べる子がかなり減る。
帰りは駅前のラーメン屋で遅い夕飯を食べた。カウンターで一人、汗をかきながら替え玉まで頼んで、それでも部屋の空気がまだ残っていた。こういう夜は、家に着くまでが長い。
プレイの中身と、次に呼ぶときの組み立ては限定エリアに書いた。名前も店もここに出してしまったので、残しているのは中身だけだった。