西口のグランドビルに、また上がってきた
俺は普段この辺で客を乗せてる。池袋の西口、グランドビルの前ってのは深夜になると必ず誰かが立ってる場所なんだよ。信号待ちのたびに看板を見上げてて、ファインモーションって名前だけは何年も前から頭に入ってた。乗せた客が「今そこから出てきたところ」って言うことも珍しくない。
入ったのは平日の昼。8月の池袋は暑い。冷房の効いた車から降りた瞬間に汗が噴き出して、受付に着く頃には前髪がへばりついてた。夜の商売やってると昼に街を歩く機会がほとんどないから、この時間の西口ってだけで妙に落ち着かない。すれ違うのがスーツでも酔っ払いでもなく、買い物袋を提げた主婦だったりする。
指名は桜木かれん。客から聞いた話だと「予約が全然取れない子がいる」って店で、俺も過去に二回、枠を外してる。今回はたまたま非番と空きが噛み合った。ネットから押さえて、それでも不安で電話まで入れた。慎重すぎるって自分でも思う。
この二年で、この街の客の流れは変わった
変わったのは客層だ。前はスーツの男を乗せることが多かったけど、今は明らかに若い。行き先の指定もざっくりしてて、風俗街の入口じゃなくホテル街の手前で降りたがる。
変わらないのはホテルの取りにくさだな。この日も一軒目は満室、二軒目でようやく入れた。部屋は狭い。ベッドと壁の隙間が三十センチくらいしかなくて、鞄の置き場所に焦った。
桜木かれんという子について書いておく
ドアが開いた瞬間、まず声が来た。「わー、やっと会えましたね!」って、初対面でその温度。俺はどっちかというと静かに始まるほうが好きなんだけど、この子のテンションは押しつけがましくない。こっちが乗るまで待つ間の取り方をちゃんと知ってる。
23歳、身長は160cmに届かないくらい。写真で見るよりだいぶ細かった。本人も「痩せすぎって言われるんですよ」って気にしてたけど、肌がすべすべしてて抱いたときの当たりが柔らかい。骨っぽさは全然ない。髪は真っ黒でまっすぐ、顔立ちは正統派の綺麗系。それが笑った瞬間に一気に崩れて可愛くなる。この落差がこの子の一番の武器だと思う。
会話も上手い。前職が水商売って聞いて納得した。こっちの仕事の話を先に振っておいて、深夜の酔客のクレーム話でちゃんと笑ってくれる。営業の笑い方じゃないんだよ。相槌の間が自然だから、こっちが勝手に喋りすぎる。
俺の採点
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
おっぱいだけはぶっちゃけ大きくない。そこを求めて指名すると物足りないと思う。ただ、この子はそこで勝負してないんだよ。本人が自信あるって言ってたのは尻のほうで、それは会えば分かる。
最初の十五分で、もう決まってた
荷物を置いた瞬間にハグが来る。挨拶より先だ。「はい、まず充電させてくださーい」って首に腕を回してきて、そのまま数十秒くっついたまま。この時点で距離感がもうおかしい。
とにかくキスが多い。というかキスが主食みたいな子だった。ソファに並んで座ってる間ずっと、喋っては顔を寄せてくる。舌の使い方がねっとりしてて、こっちが動く前に絡めてくる。ここだけで軽く仕上がりかけて、まじで焦った。
シャワーも一緒に入るんだが、洗ってる最中もずっと張りついてる。泡でぬるっとした背中を押しつけてきて、耳をぺろっとやられた。作業として流す子とは真逆で、ここまでで既に十五分くらい溶けてる。60分で行くと、この時間の使い方に慌てることになる。
ベッドに移ってからのことは限定エリアに書く。何をされて、どこで止まったか、順番ごと全部そっちに置いた。
終電を逃した客に、この店を勧めるかどうか
この子に関しては勧めない。理由は単純で、出勤が昼だからだ。10時から17時のシフトが多くて、遅い時間には基本いない。終電逃した時に飛び込む先としては噛み合わないんだよ。
逆に、平日に休みを取れる人間には向いてる。昼の池袋は待機に余裕があるし、こっちも急かされない。
帰りは駅前でラーメン食って、車を取りに戻った。汗が引かないまま食う醤油ラーメンはしんどかったけど、腹は減ってた。そういえば前に客待ちで寄ったのも同じ店だったな、と思い出して一人で笑った。
名前も店も出したから、限定エリアに置いたのはプレイの中身と、枠を取るコツと、実際に払った額の話だ。