真夏の岐阜は、駅を出た瞬間に空気が重い。午前で打ち合わせが終わって、木曜の午後がまるごと空いた。
こういう日は先に決めないほうが面白い。運命に身を委ねる、というやつだ。
予約なしで岐阜市に降りた午後
今日のガチャは岐阜市のホテヘル、うさぎちゃん。名前だけは前から頭にあって、この街に用事があるたび候補に入れてはそのまま流していた店だった。ホテルまで来てもらう形の店だから、フリーで突撃すると言っても店の入口に並ぶわけじゃない。その日に空いている人へお任せで入れてもらう、それだけの話になる。
下調べはほとんどしていない。コースに玩具が一つ無料で付いてくることと、子によっては特別指名料が1,000円だけ上乗せになること、その二つを頭に入れて財布の中身を昼のコースぶんに合わせてきた。あとは当日の運に投げる。指名の候補を眺めて悩む時間が、自分にはいちばん無駄に思えるからだ。
この店にはコースの名前がいくつかあって、自分が入ったのは大人の女性が対象のコースだった。名前が漢字表記のキャストが対象になる区分で、時間の長さを伸ばすほど使える玩具の数が増える仕組みになっている。電マ、ローター、目隠し。そのあたりから選べると聞いて、正直どれも使わずに終わる可能性のほうが高いと思っていた。
ハズレも記録する主義でいく。
チャイムが鳴るまでの三十分
お任せで頼んだあとの待ち時間
駐車場に車を突っ込んで、コンビニでアイスコーヒーだけ買ってホテルの部屋に上がった。駅前から車で数分の距離で、移動で汗をかかずに済むのはありがたい。
部屋のエアコンの効きが悪くて、はっきり言って暑い。シャワーで涼んでいる間に、案内までの見込み時間の連絡が入った。この店のスタッフは物腰が丁寧で、こっちが何も聞かないうちから流れを先に説明してくれる。お任せで入る客を雑に流す空気がまったくなかったのは、正直ちょっと意外だった。
この店は自宅やビジネスホテルにも来てもらえるらしく、その場合は交通費が別で乗る。自分みたいに駅前のホテルを取ってしまえば、そこは考えなくていい。部屋を取ってから連絡する順番さえ間違えなければ、待ち時間はコーヒー一杯ぶんで終わる。
ドアの向こうに立っていた人
13時をだいぶ回ったころ、チャイム。
開けた瞬間、自分が勝手に想像していたお任せ枠の顔じゃなかった。サリさん、31歳。マダムコースの人だ。癒し系という言葉を安売りする気はないけれど、この人については最初の三秒でそう思った。笑うと目尻が下がって、声が思ったより高い。まじで当たりを引いたかもしれない、とドアを閉めながら考えていた。
細いのに胸だけしっかりある、あの反則みたいなバランスの人だった。写真で見て想像していた体型より、実物のほうが柔らかい。三十代前半という年齢の出方が、いちばんいい方向に出ている人だと思う。
ソファに並んで座っていた時間
こっちは先にシャワーを済ませていたので、まず差し入れを手渡した。チョコ系が好きだと知っていたので、売店で適当に選んだやつ。「わあ、これ好きなやつ」と本当に嬉しそうな声を出してくれて、この時点でもう部屋の空気ができあがっていた。
彼女がシャワーから戻ってきてからは、しばらくソファに並んで喋っていた。仕事の話、岐阜の暑さの話、そういえば帰りにラーメンでも食うかという自分の独り言まで拾って笑ってくれる。腕が触れる距離で座っていると、肌がもちもちしていて手のひらが離れなくなる。トークが面白い人はだいたいこの先も良い、というのが自分の経験則で、今回もそれは外れなかった。
好きなプレイを聞いたら「キスが好き」と即答された。激しく攻められるより、ゆっくり優しくされるほうが好きなのだという。前は飲食の仕事をしていたと言っていて、接客の空気の作り方がうまいのはたぶんそこから来ている。こちらが黙る時間があっても気まずくならない相手というのは、探してもなかなか当たらない。
指を絡めて手を繋いでくるタイプ。急がない人だった。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
今日のガチャ、判定だけ先に出しておく
当たり。それも、お任せで引いていい当たりじゃない。
ベッドに移ってから何が起きたのか、この人がどこまで受けてくれる人なのかは、さすがに誰でも読める側には書けない。その日の流れは最初から最後まで、投稿者限定のほうに全部残してある。フリーで岐阜に降りる勇気が欲しい人は、そっちを開いてほしい。