加納の路地に、金津園の入口があった
大須帰りに寄るのが日課みたいな生活をしていると、たまに遠くへ行きたくなる。木曜の夕方、仕事帰りに名鉄で岐阜まで出た。名古屋から三十分ちょっと。通勤圏だと言われれば、まあそうだよなって感じの距離だった。
岐阜市の加納、水野町のあたり。駅の南口を出て、まだ空が明るいうちに歩き出したら、住宅とビルの境目みたいな一角で急に看板の密度が上がった。ここが金津園か。派手なネオンが立ち並ぶわけではないのに、建物だけがぎっしり詰まっている。街というより、ひとつの区画がまるごと同じ用途で埋まっている感じだった。名古屋の錦や大須みたいに他の店と混ざっていないぶん、初めて来るとちょっと身構える。信号待ちのあいだ、向かいのビルの階数を数えていたら青になっていた。
そういえば駅前のコンビニでコーヒーを買ったのに、着くまでに飲み切ってしまった。八月の夕方はまだ暑い。
汗をかいた状態で入店するのは、毎回ちょっと気まずい。
名鉄岐阜からの歩きと、車を置く場所
名鉄岐阜からは徒歩で十五分ほど。JR岐阜からでも似たようなものだった。自分は電車で行ったけど、素直に車のほうが楽だと思う。周辺にコインパーキングが点在していて、満車でも一本ずれれば空いている。
夜は人通りもそこそこある。ただ初めてだと同じ形の看板が延々と続くので、道に迷う人はいるはず。
実際、自分も一度通り過ぎた。
待合の造りと、受付で聞かれたこと
店に入ると受付は木目の落ち着いた造りで、高級店を名乗るだけのことはあった。待合のソファに座って待つ間、ボーイさんが流れを説明してくれる。写真を見て指名するか、その時間に上がれる子を付けてもらうか。自分はこの日、後者だった。
案内までは十分もかからなかった。
名前を呼ばれて立ち上がるまでの、あの手持ち無沙汰な時間が短いのはありがたい。待合には他に二人いたけど、顔を合わせない導線になっていて、そこも気が利いていた。
白咲碧に寄せた顔立ち
エレベーターの扉が開いて、女の子が立っていた。まお。二十歳。「はじめまして、まおです」から部屋まで三十秒ほど一緒に上がる。この三十秒でだいたいの空気が決まると思っていて、今回はそこがかなり良かった。
顔立ちは白咲碧をもう少し柔らかくした線。パネルの写真とほとんど差が無くて、そこでまず安心した。色白で、笑うと目が細くなるタイプ。百六十二センチでCカップ、細いけど骨っぽくはない体つきだった。
とにかく愛想がいい。黙っていると気まずくなる自分みたいな人間に、向こうからずっと話しかけてくれる。ダンス部だったとか、抹茶のアイスが好きとか、そういう他愛のない話。
まじで助かった。
部屋は広い。フィギュアの箱を積み上げた自分の部屋よりよほど広くて、そこは素直に笑った。天井も高くて、圧迫感がまったく無い。
採点。
ルックス ★★★★☆ パネル通りに出てくる安心感
スタイル ★★★★☆ 細身だけど硬さがない
おっぱい ★★★☆☆ 大きくはない、形はきれい
アソコ ★★★★☆ 手入れされている
感度 ★★★★☆ 反応がわかりやすい
性格 ★★★★★ この日いちばんの当たりはここ
脱がせてもらって、浴槽が浅かった
部屋に入るとすぐ、向こうから手を伸ばして服を脱がせてくれる。自分でやるより時間がかかるし、正直ちょっと照れくさい。ただこの店はそこから始まる作りらしく、ボタンを外す手つきがまだ少しぎこちないのも含めて悪くなかった。
シャワーを浴びて、そのまま浴槽へ。ここで一回吹き出した。広い。広いのに、ぶっちゃけ超浅い。座ると半身浴みたいになって、肩から上が完全に外気に出ている。夏だったから助かったけど、冬に来たら寒いと思う。
「浅いですよね、みんな言います」と笑われた。言われ慣れているらしい。この店の名物みたいな扱いになっているのかもしれない。湯を張るのに時間がかからないという意味では、回転を考えた設計なのかとも思ったけど、単に古い作りなだけという気もする。
体を拭いてもらってベッドへ移動。ここから先は限定エリアに置いておく。この店で自分が何をどこまでしてもらったのか、値段に対して釣り合っていたのかは、そっちに全部書いた。
名古屋から出てきた人間としての値ごろ感
錦のネオンを横目に地元で済ませることが多い自分でも、これは電車賃を払って来る価値があったと思っている。高級店という肩書きに対して、身構えるほどの敷居の高さは無かった。
気になったのは浴槽の深さだけ。接客も部屋の広さも、名古屋の同価格帯と比べて見劣りするところが見つからなかった。金津園という名前だけで身構えていたぶん、拍子抜けしたと言ってもいい。
帰りは駅前でラーメンを食って、名鉄の最終より二本前に乗った。車内でスマホの写メ日記を遡りながら、次はいつ来られるかを計算していた。悪くない木曜だった。