金曜の夕方、名古屋での打ち合わせが思ったより早く終わった。岐阜から出て名古屋に行くのはしょっちゅうで、名古屋は近いし電車で片道二十分ちょっとやね。いつもなら仕事帰りにそのまま真っ直ぐ帰って、風呂に入って寝るだけなんだけど、この日は岐阜駅の改札を出たところで足が止まったな。
まだ暑い日で、シャツの背中が張り付いていた。
名古屋からの帰り道、岐阜駅で降りた
JRの岐阜駅から橋本町のほうへ歩いていくと、雑居ビルと駐車場が交互に並んでいて、看板の灯りだけが妙に明るい。この辺は岐阜市の中でも夜の店がまとまっている一角で、平日の早い時間だと人通りはまばら。金曜とはいえ十九時前だったから、すれ違ったのはコンビニの袋を提げたおっさんが二人だけだった。
そういえば駅前でラーメンでも食ってから行こうと思っていたのに、歩きながらスマホで空き時間を眺めているうちに、そんな余裕は消えていた。空いている枠がひとつしか残っていなくて、まじで走るか迷ったくらい。
Sabbat 金津園ソープ という店のこと
岐阜駅から橋本町まで
JR岐阜駅の北口から歩いて十分ちょっと。バスに乗るほどの距離でもないし、タクシーを拾っても初乗りで着いてしまう。名鉄の岐阜駅からでも似たようなもんで、この辺は道が碁盤の目になっているから迷いようがない。
受付から部屋に上がるまで
入り口を入ってすぐが受付。名前を告げて先に支払いを済ませると、そのまま待合に通される。ソファが三つ四つ並んでいるだけの狭い部屋で、テレビが小さい音で流れているだけ。この日は先客がひとりいて、二人で黙って画面を見ていた時間が五分くらいあったな。
指名は写真から選ぶ形。プロフィールに載っている子の中から決めて伝えるだけで、面倒な手順はない。ただ、店が「SPECIALキャスト」と呼んでいる枠の子だけは通常料金に三千円が上乗せになる。さくらはその枠に入っている子だった。
準備ができるとスタッフが呼びに来て、階段の下まで一緒に上がってくれる。部屋の前で交代して、そこから先は二人。この受け渡しがもたついたことは一度もなかった。
さくらの印象と、この日のこと
ドアが開いて出てきたのは、プロフィール写真の雰囲気そのままの子だった。二十一歳。T163で、細いのに薄っぺらくはない。アナウンサーとか客室乗務員にいそうな顔立ちという店の説明は、あながち大げさでもなかったな。
顔を見て最初に思ったのは、笑い方が作り物じゃないということ。営業の笑顔って、こっちが何年も客をやっていると分かってしまうもんだけど、この子のはそうじゃなかった。胸元に小さいほくろがあって、本人はそこがチャームポイントらしい。
肌がとにかくもちもちしていて、腕に触れたときの感触が印象に残っている。
喋り方は年相応で、たまに言葉が幼くなる。ただ受け答えの間の取り方はうまくて、こっちが話し終わるのを待ってから返してくる。仕事で若い相手と話す機会がそれなりにあるけど、二十一でこれができる子はそんなに多くない。店に入ってまだ日が浅いという話も出て、風呂屋は初めてだと本人が言っていた。それを聞いて逆に納得したところがあって、慣れた人がやる型どおりの接客じゃなくて、その場その場で考えて動いている感じが最後まであった。段取りとしては粗いのかもしれないけど、こっちは退屈しなかった。
ルックス ★★★★★ 写真のままの子が出てくる
スタイル ★★★★☆ 細いが薄くはない
おっぱい ★★★★☆ Dカップ、形がきれい
アソコ ★★★☆☆ ここは限定エリアで
感度 ★★★★☆ 触れただけで反応が返る
性格 ★★★★★ この日のいちばんの収穫
洗い場と湯船で、ずっと喋っていた
前にこの子を指名したのは去年の秋で、間が十ヶ月ちかく空いていた。正直こっちの顔なんか覚えていないだろうと思っていたら、部屋に入るなり「久しぶりぃ」と言われて拍子抜けしたな。先週も会っていたみたいな距離感で、こっちが身構えていたのが馬鹿らしくなった。
洗体に入っても会話が途切れない。人見知りだと本人は言うんだけど、喋り出すと止まらないタイプ。湯船に浸かってからも話は続いて、こっちが黙ると必ず向こうから何か振ってくる。客を退屈させないように意識してやっているんだと思う。
「岐阜の人ってあんまり自分から喋らんよね」と笑われて、返す言葉がなかった。
反論できん。
そのうち話が本格的に弾んでしまって、気づいたら時間がかなり押していた。慌ててベッドに移ったんだけど、慌てた分だけ段取りが早く済んでしまって、最後は逆に時間が余るという妙なことになった。焦った自分が滑稽だった。
この先は限定エリアで
ベッドに上がってからのことは、ここには書かない。得意だと本人が言っているものが実際どうだったか、どこまでの流れになったかは、限定エリアのほうに置いておく。
穏やかに楽しめた子だったな。この辺で誰か一人と言われたら、しばらくはこの子を挙げると思う。