即アポ奥さんに予約なしで電話した木曜の夜
木曜の夕方、仕事が思ったより早く片付いた。8月も終わりかけだというのに名古屋はまだ蒸していて、地下鉄の階段を上がりきった時点でシャツが背中に張り付いていたわけよ。汗が引くまで自販機の前で3分ほど突っ立っていた。
こういう日は家に帰っても何もしない。それなら運命に身を委ねるか、と思って千種のあたりから即アポ奥さんに電話してみた。名古屋のデリヘルで130分クラスを回すと、だいたい予算は3万ちょい。王様コースというのがそのくらいの帯だったので、迷わずそれにした。
指名する子は決めていない。というより、たつやは決めない。「今から入れる方でお願いします」とだけ伝えて、あとは折り返しを待つ。パネルを眺めて悩む時間を捨てるかわりに、誰が来るか分からない15分をもらうわけだ。
フリーで突撃する日は、当たってもハズレても記録する主義でいる。というわけで、今回も改札の前で立ったまま結果を待った。
ちなみに待ち合わせは店舗ではなく駅。この形式は初めてだと少し落ち着かないが、慣れるとホテルまでの導線が短くて楽だった。
もかという引きは、当たりだったのか
改札前で合流した32歳
電話から20分ほどで、店から「もかさんでご案内します」と折り返しが入った。名前を聞いてもピンとこない。当然だ、こっちは顔も見ずに投げているんだから。
改札の前で待っていると、黒い長髪の女性がまっすぐこちらに歩いてきた。細身で、身長は158cmくらい。夏の終わりだというのに肌が白い。目が合った瞬間に「たつやさんですか」と、周りに聞こえない声量で確認された。そこで初めて顔をちゃんと見た。
正直、やばいと思った。事前に32歳と聞いていたのに、顔だけなら20代半ばで通る。重めの前髪が若く見せているのは確かだが、それを差し引いても引きとしては上のほうだった。
そのままタクシーに乗ってホテルまで7分。移動のあいだ、ずっと喋っていた。天然っぽい返しをするくせに、会話の間の取り方が妙にうまい。こっちが黙っても気まずくならないタイプで、これは技術だと思う。
話の内容は他愛もない。名古屋の夏がどれだけ狂っているかとか、朝に弱くて出勤前がつらいとか、その程度。ただ、こっちが仕事の愚痴をこぼしたら食いついてきて、運転手さんに聞こえない声で笑っていた。この時点で三割くらい持っていかれている。
ひとつ先に書いておくと、交通費は別で乗る。近場だから額としては大したことはないけれど、総額を頭の中で組み立てるときに忘れていると、精算のときに少しだけ「あ、そうか」となる。
6項目、正直に採点する
ルックス ★★★★☆
黒髪ロングに色白。写真よりも実物のほうが良かった。この業界では珍しい部類だと思う。
スタイル ★★★★☆
158cmで細い。腕も脚もすらっとしていて、太ももに手を置いたときの感触はもちもちしていた。骨っぽさがない細さ。
おっぱい ★★★☆☆
Cカップ。サイズで殴ってくるタイプではないが、形はきれいなほうだった。ここは好みが分かれる。
アソコ ★★★★☆
パイパン。急いで処理しましたという感触が一切なく、常時そうしている人の手入れだった。
感度 ★★★★☆
反応が速い。作っているかどうかは触れば分かる。ここは作っていなかった。
性格 ★★★★★
今回いちばん点が高かったのはここ。恥ずかしがるくせに、こっちの表情をよく見ている。
シャワーの湯を止めるまでの話
部屋に入って、まずは一緒にシャワーを浴びる流れになった。ここまではよくある展開で、特に書くことがない。
ところが服を脱ぎきる手前で「ちょっと待って」と止められた。そこで彼女のほうから言い出したことがあって、それが今回のガチャの判定をほぼ決めてしまった。店の名前に「即」が入っているのは伊達ではないらしい、とだけ書いておく。
言われた内容そのものはここには書けない。ただ、こちらから頼んだわけではなく、彼女のほうが先に切り出してきたという順番だけは記録しておきたい。フリーで入った客に対してそこまで前のめりに来るのか、というのが素直な感想だった。
湯を止めて、身体をろくに拭かないままベッドに転がったところから先は、限定エリアに全部書いた。
結果だけ言うと、当たり引いた。130分がまばたきの間に消えた。
ひとつだけ気になった点を挙げるなら、序盤にやや急ぐところがあったことだ。こっちが「ゆっくりでいいよ」と伝えてからのほうが、明らかに噛み合った。慣れている人ほど先へ先へ行きたがるので、そこは遠慮せず言ったほうがいい。
帰りは大須まで歩いて、味噌カツを食ってから地下鉄に乗った。夜11時を回ってもまだ暑くて、結局コンビニでアイスまで買っている。
もかとの130分の中身と、この店で当たりを引くための条件は、限定エリアで書いた。