名古屋まで出んでも、と思っていた
四日市にもあるやに、と自分でも思っとった。近場で済む店はいくつもあるし、わざわざ電車で1時間かけて出ていく理由もない。それでも巨乳専門E-BODY イーボディ 名古屋錦店のページだけは、何日も閉じられんかった。
決め手は逆バニーというコンセプトと、まりしてんの写真。Jカップという表記を見て、まじで実物もそうなんかと疑ったくらいやに。店舗型のヘルスは初めてで、数えるほどしか経験がない人間には敷居が高い気もしとった。
予約はネットから。日曜の18時の枠が空いとった。
店があるのは錦のど真ん中で、名古屋駅から地下鉄で数分。四日市を出てから1時間半もかからん。近いといえば近いが、県をまたぐぶん行く前の気持ちの準備はいる。
不安のほうが大きかったのが本音や。写真と違ったら顔に出てしまうんやないか、受付で何を聞かれるんや、待合室ってどんな空気なんや。そんなことばかり考えて、錦のコンビニで水を買って時間を潰した。栄のほうまで歩いてから引き返す、みたいな無駄な動きもしとった。車で来る人向けに駐車場の案内も出ていたが、電車で正解だったと思う。
逆バニーで入ってきた瞬間
頭の中で鳴っていた声
待合室は椅子だけの狭い部屋で、仕切りもない。8月の名古屋は暑い日が続いとって、扉が開くたびに外の熱気が入ってくる。爪切りが置いてあるのに気づいて、そういえば切ってこなかったと焦った。
先に来ていた人が案内されていくのを見送りながら、頭の中では同じことばかり回っとった。会話が続かんかったらどうするんや。指名した理由を聞かれて「胸です」としか言えん自分が情けない。
手汗がやばかった。
目のやり場に困って天気の話をした
部屋に入ってきたまりしてんは、写真のままの逆バニーだった。159cmという数字から想像しとったより小柄で、そのぶん胸の存在感が普通じゃない。目のやり場に困って、出てきた第一声が「暑かったですね」だった。天気の話しかできんかった自分に呆れる。
「エアコン効いてる? 寒くない?」と笑って返してくれて、そこでやっと肩の力が抜けた。
ソファに並んで座ると、腕が触れる。それだけで背筋が伸びた。写真から想像しとったのは、もっとキツそうな子。実際は目が合うたびに笑ってくれるもんで、こっちが構えとったぶんだけ拍子抜けする。
自分でネコっぽい性格やと書いとるだけあって、距離の詰め方が急じゃない。こっちが黙っても間が気まずくならんし、23歳とは思えんくらい受け答えが上手い。四日市から出てきたと言ったら、近鉄の急行が混む時間の話でひとしきり盛り上がった。
シャワーを出たあたりまで
服を脱ぐ前に、しばらく他愛のない話をした。帰りにラーメンでも食っていくかどうか、みたいなどうでもいい話まで拾ってくれる。
脱ぐところでベルトが外れんくてもたついた。「手伝おうか?」と笑われて、ますます焦る。この時点で主導権はもう向こうにあった。
シャワーは一緒に入る。洗ってもらっとる間、背中に当たる感触がもちもちで、そこで一回意識が飛びかけた。泡が流れていくのを眺めながら、ぶっちゃけこの時点でもう元は取れたと思っとった。
体を拭いてベッドに戻って、最初に来たのが胸で顔を包まれるやつだった。息ができん。ぬるっとした肌が頬に張り付いて、視界が全部塞がる。「苦しかったら言ってね」と言いながら、まったく加減する気がない。
そのまま何秒か動けんかった。頭では次に何をすればええか分かっとるのに、体が言うことを聞かん。初めての店で、しかもこの胸を前にして冷静でいられる人間がおるなら顔を見てみたい。
ここから先の流れは、限定エリアのほうに書く。
6項目で点をつけると
ルックス ★★★★★
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★☆☆
性格 ★★★★★
胸に全振りに見えて、実際にいちばん効いたのは性格のほうだった。感度は最初そこまで反応がないように見えて、途中から明らかに変わる。乳首を責めてくれるところだけは力加減が探り探りで、そこは少し単調に感じた。
近鉄で四日市に戻りながら
60分は短い。話しとる時間が楽しすぎて、気づいたら残り時間の話をされとった。次は75分以上にする。
電車を1本見送って、ホームのベンチで少し休んだ。60分の店でここまで持っていかれるとは思っとらんかったし、初めての店でこれなら上出来やに。
窓に映る自分の顔がにやけとって、これは通うやつやなと思った。名古屋まで出んでも、と言い訳しながら、たぶんまた同じ電車に乗る。