木曜の夜、思っとったより早う仕事が終わって、四日市に真っ直ぐ帰る気になれんかった。
そのまま名古屋まで出るつもりやったんやけど、東名阪を走っとるうちに気が変わって、春日井で降りた。
降りて正解やった、というのが先に言える結論。
名古屋まで出んでも、春日井で足りた
栄まで行くと、まず駐車場を探すだけで三十分持っていかれる。土日はもっとひどい。停めた場所からホテル街まで歩く距離もばかにならんし、路上で客待ちのタクシーに二回もクラクションを鳴らされたことがある。その点、春日井は国道19号沿いに広い駐車場がいくらでもあって、勝川のあたりまで戻ればホテルもそこそこ選べる。呼ぶ前の準備でイライラせん、というだけで気分がだいぶ違う。移動の手間対効果でいうと、仕事帰りに四日市から出てくる人間にはこっちのほうが正直ラクだった。
選んだのは隣の奥様&隣の熟女春日井店という人妻デリヘル。名前のとおり、奥様のほうと熟女のほうで在籍が分かれとる。呼ぶ側はホテルの部屋を先に押さえて、部屋番号を伝えて待っとるだけでええ。自宅に呼べる子もおるらしい。
システムはシンプルで、コースは60分から。指名料が別で2,000円かかるのと、二回目以降の本指名だとそこにもう少し乗る、というくらい。初回で写真から選ぶぶんには、指名料だけ足しておけば計算が狂わん。
そこで手が止まったのが、えいみやった。
顔は隠れとるし、派手さもない。ただ、黒いワンピースの立ち姿がやたら生活感のある色気で、なんというか、田舎のスナックにひとりだけおる若い子の空気に近かった。あれは写真で分かる。
玄関を開けたら、えいみが立っとった
待っとる間、頭ん中で考えとったこと
部屋で待っとる二十分がいちばん落ち着かん。テレビを点けても内容が入ってこん。
「写真と別人やったらどうする」「ハズレやったら60分どう過ごす」、そんなことばっかり頭を回っとった。人妻系は当たり外れがでかいと聞いとったし、こっちが慣れとるわけでもない。ぶっちゃけ、逃げ道のほうを先に考えとった。
実際に口から出たのは天気の話
扉を開けたら、写真の黒いワンピースがそのまま立っとった。
ほっとした。
「こんばんは、えいみです」と言われて、こっちが返したのは「今日、雨降りそうでしたね」。やばい、天気の話しか出てこん。
本人も口数が多いほうやない。声が小さくて二回聞き返したし、手を洗いに行く動線もどこか事務的で、最初の五分はお互い黙っとる時間のほうが長かった。この時点では「今日は静かに終わるんやろな」と半分あきらめとった。
空気が動いたのは、実家の話になってから。地元でスナックをやっとって、今でもたまに自分が店に出とるらしい。写真から受けた印象がそのまま当たっとって、思わず笑ってしもうた。そこからやっと会話が転がりだした。
シャワーの前に、部屋の空気が変わった
脱いだところを見て、印象がまた変わった。白いほうやない、しっかり日に焼けた色黒の肌。胸はDあるけど張りでいうと垂れ気味で、ここは好みが割れると思う。
本人いわく、子どもがおるシングルマザーで、産んでから体が変わったと。そういうことを自分から言える人は嫌いやない。
で、シャワーを浴びて出てきた瞬間、さっきまで声が小さかった人と同じとは思えんくらいスイッチが入った。ベッドに座った途端に距離を詰めてきて、首筋をぺろっとやられて、そのままねっとりしたキスに持っていかれる。会話のぎこちなさが嘘みたいやった。
ここから先の流れは限定エリアに置いてある。
ルックス ★★★☆☆ 派手さはないが生活感のある色気がある
スタイル ★★★☆☆ 159cmで細くはない、抱き心地は悪くない
おっぱい ★★☆☆☆ Dはあるけど張りは期待せんほうがええ
アソコ ★★★☆☆ 締まりは標準、濡れるのは早いほう
感度 ★★★★☆ 反応は素直で、演技っぽさが少ない
性格 ★★★☆☆ 入りは無口、温まってからは別人
帰りの東名で考えとったこと
終わってから、19号沿いのコンビニで缶コーヒーを買って、駐車場でしばらくぼーっとしとった。
名古屋まで走ってラーメンでも食っていこうかと思ったけど、やめた。
満点ではない。会話の入りは物足りなかったし、途中で「え、それ言う?」という場面もあった。それでもスイッチが入ってからの三十分は、払った額のわりにようやっとると思う。四日市にもこの手の人妻店はあるやに、わざわざ高速に乗った甲斐はあった。
名前と店は出したので、あとは何がどこまであったか。そのへんは限定エリアに全部書いた。