小倉からの帰り、電車で一人ニヤけとった
先にオチから言うばい。この日の俺は、帰りのJRの窓に映った自分の顔を見て「うわ、なんちゅう顔しとるんか」と声が出た。完全にニヤけとったっちゃん。
博多からわざわざ小倉まで出て、電車賃と時間を使って、それで帰りにこの顔。もう答え出とるやろ。
八月の木曜、朝いちの話たい。
船頭町まで足を伸ばした日のこと
地元の店ばっかり回っとると、どうしても飽きが来る。同じ通り、同じ看板、同じ流れ。それで今回は県内やけど行ったことのない街に出ようと決めた。小倉ばい。
博多駅から在来線で一時間ちょっと。特急使えば早いけど、朝から贅沢する気分でもなかったけん、普通に鈍行で行った。車窓から見える北九州の工場の煙突が、なんか旅っぽくてよかった。
着いた小倉は、その日ちょうど三十五度近くあって、駅を出た瞬間にシャツが背中に張りついた。歩いて十分ちょっとの距離やのに、店に着くまでに完全に汗だくたい。これは正直、俺の詰めが甘かった。日傘持っとる人を横目に見ながら反省しとった。
受付と、案内されるまでの短さ
ドルチェは紫川の近く、船頭町のエリアにある。小倉駅からは南に下って徒歩圏。周りは飲み屋やらビジネスホテルやらが混ざった落ち着いた並びで、夜の街のギラギラした感じは薄い。昼間に歩いても妙に浮かんだりせんのがありがたか。
建物自体は正直、新しくはない。外から見た第一印象は「古いな」やった。ここは隠さんで書いとく。
それでも中は違うったい。
ただ中に入ると印象が変わる。掃除が行き届いとって、床も待合のソファも綺麗にしてある。古いことと汚いことは別っちゅうのを、こういう店に来ると毎回思い出すったい。待合はそこまで広くないけん、混む時間帯やと人と鉢合わせるかもしれん。俺の日は誰もおらんかった。
受付は女性のスタッフさんやった。これが本当に丁寧で、こっちの希望を先回りせんとちゃんと聞いてくれる。初めてやと伝えたら、システムの説明もひととおりしてくれた。指名は写真から選ぶ形で、俺は前もって決めとった美奈代さんを指名。フリーで入るっちゅう手もあるけど、今回は目当てがおったけんね。
そこから待ち時間がほぼゼロ。座って水もらって、飲み終わる前に呼ばれた感覚やった。この日はたまたま空いとっただけかもしれんけど、案内までが早いのは体感としてでかい。汗が引く暇もなかったのは誤算やけど。
料金については、俺が見た範囲やと公式で確認してもらうんが早か。ここに数字を書いて後で変わっとったら意味なかけんね。
美奈代さんの話
部屋の前で待っとったら、階段を上がってくる音がして、扉が開いた。
第一印象は「顔ちいさっ」。これは会うたら誰でも思うと思う。小顔で、そこに笑顔が乗るけん余計に華がある。三十五歳と聞いとったけど、年齢を意識する場面はまったくなかったし、むしろ二十代の子と喋るより気が楽やった。落ち着きはあるんやけど、堅苦しさはゼロ。玄関で靴脱ぐくらいの自然さで部屋に入っていける、あの空気の作り方は経験の差やと思う。
「暑かったでしょう、汗すごいですよ」って笑われて、そこで一気に緊張が抜けた。俺は初対面で喋りすぎるタイプなんやけど、この人は喋らせるのが上手い。自分の話もちゃんとするのに、こっちの話に戻してくる。聞き上手っちゅうのはこういう人のことを言うっちゃろうね。
博多から来たって言うたら小倉の話をしてくれて、旦過市場で買うたら旨い惣菜のこととか、焼うどん発祥の店がどこなんかで揉めとることとか、そういう地元の話で勝手に盛り上がった。俺が博多の話を振れば博多の話に乗ってくれるし、こっちが黙ったら自分から次の話題を出してくれる。会話が途切れて気まずくなる時間が、部屋に入ってから出るまで一秒もなかったっちゃん。これ、地味やけど本当に大事なところやと思っとる。
喋りが上手い人は多い。聞くのが上手い人は少なか。
俺の採点、6項目
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★☆☆
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
性格が満点なんは、忖度なしでそう思ったけん。おっぱいは大きさを求める人やと物足りんかもしれんけど、形と柔らかさで言うたら文句なか。もちもちしとった。身長は百五十六センチで、脚が細長いのが写真で分かるとおり。あれは本人の武器やね。
で、冒頭のニヤけの正体ばい
シャワーに入るところまでは、まあ普通のソープの流れったい。服脱いで、手を引かれて、湯気の中で「熱くない?」って聞かれる。ここまではどこでも同じ。
変わったんはその先ばい。
正直に言うと、俺は途中から何回か「これ大丈夫なん?」って頭の隅で思っとった。それくらいの距離感やった。詳しいところは書けんけん、投稿者限定のほうに全部置いとく。帰りの電車で俺がニヤけとった理由も、そっちに書いた。
帰りは駅前で焼うどん食って、汗かいた分をビールで戻して帰った。博多はよかとこばい、って普段から言うとる俺やけど、この日ばかりは小倉のほうが上やった。それだけは認めるったい。