静岡まで走った理由
金曜の夜、珍しく定時で上がれた。名古屋の家に帰るつもりだったのに、気がついたら東名の下り線に乗っていた。人妻って響きだけで、ハンドルが勝手に東を向く。もう癖みたいなものだった。
静岡人妻㊙倶楽部のパネルは前から何度か眺めていて、さつきさんのところで毎回スクロールが止まっていた。写真の感じが、いかにも近所の若い奥さんだったからだと思う。作り込みすぎていない。
途中の富士川サービスエリアで静岡おでんを食べた。黒いつゆに、だし粉がざらっとかかっているやつ。正直そこまでうまくはない。それでも静岡まで来たなという実感だけはちゃんとある。
受付に電話を入れたのが二十二時前だった。
さつきさんはどんな人だったか
二十八歳のほうの顔
ドアが開いた瞬間、若いのに色気が、って思ってしまった。丸顔で、目尻がやわらかい。笑うと歯茎が少しだけ見える。パネルより実物のほうが感じがよかったのは、正直かなり久しぶりだった。
黒のショートボブ。前髪が汗で額に貼りついていて、そこだけ妙に生々しい。
体つきは、はっきり言って細くはない。抱きしめても腕が余らないタイプ。胸は服の上からでも輪郭が出ていて、そこに全部持っていかれる人はかなり多いと思う。逆にスレンダー狙いで行くと、期待とはズレる。ここは先に書いておいたほうがフェアだった。
奥さんのほうの顔
部屋に入って最初にしたのが、コンビニ袋をテーブルの端に寄せることだった。その手つきがもう完全に生活だった。
「ごはん、ちゃんと食べてきました?」
こっちが客なのに、先に気を遣われている。この順番で言葉が出てくる人は、やっぱり違う。結婚してるからこそ出る間合いというやつで、この背徳感がたまらない。
ストレートティーの差し入れが好きらしいと、帰ってから知った。次は買っていこうって思ってしまった。
ルックス ★★★☆☆
スタイル ★★☆☆☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★☆☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★☆
前立腺という未知の領域
シャワーは一緒に入った。狭いユニットバスで、ふたりだと肘がぶつかる。背中を流されながら「肩、こってますね」と言われて、そこから完全に主導権を持っていかれた。
ベッドに上がってからのキスが長い。上唇だけ吸われて、離れて、また戻ってくる。焦らしているというより、単純にキスが好きな人の動きだった。息が上がるのがこっちのほうが早くて、それがちょっと悔しい。
胸に顔を埋めると、視界が本当に塞がる。重さで首が沈む感覚は、写真では絶対に伝わらない部類のやつだった。
それから、得意技だという前立腺。正直、今まで一度もまともにやってもらったことがなかった。
ローションをたっぷり使って、ぬるぬるの指がゆっくり入ってくる。最初の一分くらいは力加減が強すぎて、思わず腰が逃げた。「痛かったですか?」と一度止めて聞いてくれたのは良かったけれど、そこは最初から探りながらでよかったんじゃないかとは思った。
ただ、そこから先は完全に別物だった。
角度が合った瞬間、下半身の力が抜けて、腹の奥がビクビクした。自分の意思と関係なく声が出る。やばい、というのが素直な感想で、そのあいだ彼女はずっとこっちの顔を見ていた。感じているところを見せてほしいというのは、アピールコメントに書いてあった通りの人だった。
「そんな顔するんですね」
笑いながら言われて、こっちは何も返せない。二十八歳に完全に転がされている。
攻めるほうも好きだけど責められるのも好き、というのは本当らしくて、こちらが手を伸ばすと素直に反応が返ってくる。感度は高いほうだと思う。演技っぽさで冷めるタイミングが一度もなかったのが大きい。
ここから先の流れは、限定エリアのほうにまとめて書いた。
次に東名を下るときは
帰りは深夜の東名で、雨がぱらついていた。清水のあたりで一度パーキングに入って、缶コーヒーを飲みながらしばらく動けなかった。
体型で敬遠する人はいると思う。それは否定しない。ただ、その線引きだけでこの人を外すのはもったいなかった、というのが二時間後の結論だった。
次はストレートティーを買って、もう少し早い時間に指名する。たぶんそうなる。
この日の後半と、指名するときの現実的なところは、限定エリアに書いています。