仙台から石巻まで足を伸ばした金曜
仙台に住んでいると、遊びに行く先はだいたい仙台の中心部で完結してしまう。国分町だとさ、仕事終わりにサクッと寄って一杯やって、そのままの流れで、というのが体に染みついている。だから電車を乗り継いで一時間以上かけて他所の街まで行くというのは、自分の中ではかなり例外的な行動だった。
それでも行った。
石巻風俗 おばさんの店 石巻店に在籍しているくるみさんという42歳の女性が、しばらく頭の隅に引っかかっていたからだ。金曜の午後に半休をもらって、仙石線に揺られながらコンビニで買ったコーヒーを飲んでいた。八月の終わりだというのにやたら暑い日で、駅に着いた時点でシャツが背中に張りついていた。
この店はデリヘルなので、遊ぶ場所はラブホテルに限られる。自宅やビジネスホテルへの派遣はやっていない。石巻の駅前からホテル街までは徒歩だとそこそこ歩くから、車で来るなら駐車場のあるところを先に押さえておいたほうがいいと思う。在籍している女性はどの人も年齢が上のほうに寄っていて、写真を見て相手を決める形式、指名料はコース代とは別に乗る。派遣エリアは石巻の市街地が中心で、あまり遠くまでは飛ばしていないらしい。
部屋を取って、時間になるまで待つ。流れとしてはそれだけだった。仙台の店だと待ち合わせや道案内でひと悶着あることも珍しくないのに、受付のスタッフの説明が早くて分かりやすかったのは意外だった。
くるみさんを三つの角度から査定してみた
先に採点だけ置いておく。普段は辛めにつける方だし、今回も期待値を下げて行ったつもりだった。それでも書き出してみたらこういう並びになってしまって、自分でも少し驚いている。年上の女性を指名したのは数えるほどしかないので、比較対象が少ないぶんの補正は入っているかもしれない。
ルックス ★★★★☆
スタイル ★★★★☆
おっぱい ★★★★★
アソコ ★★★★☆
感度 ★★★★☆
性格 ★★★★★
顔まわりの話
42歳と聞いて多少は身構えていたぶん、扉が開いた瞬間に得をした気分になった。可愛い寄りなのか綺麗寄りなのか、こっちが最後まで決めきれない顔立ちをしている。笑うと目尻が下がるところが良かった。145cmと小柄なのに胸だけがはっきり主張していて、並びとしては少し反則だと思う。サーフィンを続けているそうで、腕から肩にかけての線が年齢の平均から明らかに外れていた。
気配りが先に来るタイプ
部屋に入ってきてから三分で、こっちの緊張は抜けていた。声の出し方が柔らかくて、「そこまで来るの大変だったでしょ」と笑顔で言いながらタオルを差し出してくる。そこからは飲み屋の話とサーフィンの話で会話が転がって、途中から時計を見るのをやめていた。歳が親子ほど離れているわけでもないのに、ここまで話しやすい人は珍しい。
財布へのダメージ
コース代に指名料が乗って、そこに部屋代が別で乗る。合計してみると、いつもの街で飲んでタクシーで帰る夜と、そこまで差はつかなかった。まじで、往復の交通費のほうが痛かったくらいだ。せっかく遠くまで来たのに延長をケチったのは、いま思い返しても判断を誤ったと思う。
入り口だけ、書けるところまで
シャワーを済ませてベッドの端に腰かけたところで、くるみさんのほうから好みを先に確認された。即尺は扱っていない店なので、始まりはいつもこの形になるらしい。訊き方が事務的でなくて、雑談の続きみたいな温度で入ってくるのが上手いと思った。
手が触れた瞬間に、この人は場数が違うと分かった。
ここから先を細かく書くと限定エリアを置いている意味がなくなるので、入り口で止めておく。ひとつだけ言えるのは、六十分という枠の使い方が異常に上手いということだった。焦った感じも、間を持て余す時間も、最後まで一度もなかった。延長を頼まなかったことを、部屋を出てから後悔している。
仙台から一時間以上かけて行く価値があるかと聞かれたら、あるかな、と答える。国分町の便利さには勝てないけれど、便利さと引き換えに落としているものがあるんだな、と帰りの電車で考えていた。そういえば石巻は魚のうまい街なので、次は帰りにラーメンでも食べてから寄ろうと思っている。
その六十分で実際に何がどこまであったのか、支払った額の内訳、それと指名を入れるときに気をつけたほうがいいことは、限定エリアのほうに置いておく。