鶯谷デリヘルの穴場で引いた20歳そこそこがNN確定、俺の序列が入れ替わった
鶯谷って街は、外から来た人間には何がどこにあるのか分かりにくい。駅前の坂を挟んで店が散らばっていて、看板らしい看板もほとんど出ていない。俺は仕事終わりにこの辺りを歩き回るのが習慣になっていて、ここ数年で入った店の数はもう自分でも数えていない。
で、このエリアを歩き回った俺が言うけど、名簿に写真が一枚しか載っていない店ほど当たりが混ざる。写真で盛らない代わりに実物で勝負しているからだ。木曜、雨が降り始めた時間に電話を入れたのは、その勘が働いたからだった。
今回押さえた一軒の話
システムと財布の折り合い
コースは二種類しかなくて、延長の刻みも分かりやすい。指名だの入会だのの上乗せがない分、電話で言われた額とホテルを出るときの額がほとんどズレない。この街に慣れていない人間が一番損をするのはそこだから、初めてこのエリアで遊ぶならまずこういう店を基準にしろ。物差しが一本できると、他が高いのか安いのかが一発で分かる。
他と何が違うのか
違いは電話番の対応だ。空いている子を上から順に読み上げる店とは違って、こっちの好みを一往復拾ってから「今日動けるのはこの子」と絞ってくる。常連なら知ってる話だが、ここの絞り方は当たる。
ただし部屋はこっちで押さえることになる。俺が使うのは駅の反対側の建物で、エレベーターが狭いのと、駅から少し遠いのが難点だ。それでも待ち時間が読めるから毎回そこにしている。
ドアが開いて最初の三十秒
23時前、ノックがあってドアを開けたら、帽子を目深に被ってマスクをした子が立っていた。芸能人の変装かよ、と思った。
「遅くなってすみません」
声だけ先に届いた。実際、十五分は押していた。俺が「遅れると思ってた?」と聞いたら「たぶん押してるだろうなとは思ってました」と返してくる。ここで言い訳を並べない子は、あとの時間も楽だ。
帽子とマスクを外したところで、俺は言葉に詰まった。若い。学生だと言われて素直に頷ける若さで、目鼻立ちがはっきりしている。髪は後ろで雑にまとめてあって、それが逆に様になっていた。名簿の写真は一枚だけだったが、実物の方が上だ。
「よろしくお願いします」の挨拶が妙にきちんとしていて、声が高すぎない。この街で長くやっている子ほど挨拶を省くから、そこでも新しさが分かる。
アイコスを一本吸わせてくれと言うので灰皿を渡した。この仕事を始めたきっかけを聞いたら、友達が先に入っていたからだと言う。学校の空き時間に合わせてシフトを組んでいるらしくて、話し方に営業の匂いがしない。
そこからの六十分
シャワーは俺が先に浴びて、交代で入ってもらった。洗いは軽め。手のひらで撫でるように流していく感じで、一瞬これで終わりかと焦った。
「流し残しはないですか?」
バスタオル一枚でそれを聞いてくるのが可笑しくて、大丈夫だと返した。
タオルを取った時点で、俺の中の順位が動いた。上半身は細い。胸は手のひらに収まる大きさで、変な加工はしていない。腰から尻の線がちゃんと女で、触るともちもち跳ね返してくる。この街で細い子は珍しくないが、細いのに肉の質がいい子は少ない。
くびれは正面から見てもはっきり分かる。細い子にありがちな寸胴の線じゃなくて、胸の下で一度絞られてから腰の張りにつながっている。
ベッドに座らせてキスから入った。最初は唇を合わせるだけで、途中から向こうが舌を絡めてくる。抱きしめると腕を首に回してきて、体温の上がり方が早い。首筋を舐めながら胸に手を回したら、乳首はもう硬くなっていた。
そこを舌で転がすと声が変わる。作った高い声じゃなくて、喉の奥から漏れる方の声だ。ビクビク跳ねるのを押さえて下に手を伸ばすと、もう完全に濡れていた。指を入れると内側が動いて締めてくる。演技だけでやっている子の反応じゃない。
交代して向こうの番になった。乳首から順に舐め下ろしてきて、玉から蟻の門渡りまで舌を這わせてくる。ここを飛ばさない子は、俺の経験上そう多くない。そのまま口に含んだときのねっとり具合がたまらん。最初はゆっくり奥まで飲み込んで、そこから速さを変えてきた。一度だけ歯が当たったが、自分で気付いてすぐ角度を直していた。手の力加減が少し強いのは惜しい。
そのまま何も着けずに入れる流れになった。挿れた瞬間の締まりで、こっちが持っていかれそうになる。奥まで入れると内側がぬるっと動いて引き込んでくる。正常位で腰を合わせている間、背中に爪を立てられた。
一度抜いて後ろを向かせた。バックで奥を突くとリアクションが跳ね上がる。ここが好きなんだなと分かる程度には分かりやすい。腰を掴んで奥に当てるたびに声が高くなって、シーツを握る手に力が入っていく。
やばい、と思った。
最後は正常位に戻して、抱き合った状態で終わらせた。そのまま中で出した。抜いたあともしばらく締め付けが残っていて、その状態で舌を絡めてきたのは予想外だった。
終わってから二人で天井を見ながら少し話した。この前入った別の店の話を振ったら、そっちにも友達がいると笑っていた。帰りは雨が強くなっていて、終電まで余裕があったからコンビニで缶コーヒーを買って坂を下りた。
鶯谷で外したくないならこう動け
この街を歩き回った俺の結論を置いておく。名簿の写真が少ない店ほど、電話で今日動ける子を聞け。写真の枚数と実物の質は比例しない。
それと時間帯だ。学校や本業を持っている子は、その後ろにシフトを入れる。早い時間に電話しても出てこない層がここにいる。
この子はもう一度指名する。順番待ちが発生する前に、あと二回は行っておきたいところだ。
この子の名前と店、それと当たりを引くための順番は有料エリアに置いてある。